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人の脳は依存するようにできているのでしょうか?
ギャンブル依存、アルコール依存、薬物依存
脳は依存するように設計されているとしか思えません。
最初から依存する脳を設計され、不幸を体験するプログラム(人生)があるとおもいます。
脳のメカニズムについて詳しい方がいましたら依存と脳の関係について教えてください
*専門用語は理解しにくくなりますので、理解しやすいようにお願いします。

A 回答 (4件)

 簡単にいえば、脳はその個体の行動が生存に対して益があるかないかを判断する臓器な訳で、とてつもなく高度のように思われる思考もまたそうした判断の無数の積み重ねによってできている訳です。


 そして、その個体にとって好ましくないものは総じて不快さを感じさせ、それの原因を忌避させるように個体に行動させ、逆に快を感じさせるものはその個体をよりその原因となる刺激へと向かわせる訳です。──すごくあたりまえですね。
 しかし、脳がその快/不快を処理するときに使っている仕組みはいくつかの化学物質がそれ専用の受容器(鍵と鍵穴の関係といえばいいでしょうか)に届いたときに、快/不快などの判断が脳神経レヴェルにおいて行なわれる訳です。
 しかし、いくつかの化学物質が、たまたま自前でつくられる快感物質とそっくりであったためにそれを摂取した際に快であると判断され、──正しい行動なしに快が得られるならば薬物によって快を得てしまえばいい、とその行動に依存するうちに脳そのものが損ねられ薬物以外では快を得られなくなってしまう状態が薬物依存で、少量の使用でも強い依存を起こさせるものは禁止薬物に指定されている訳です。
 そして、アルコール依存は薬物依存に似ていてちょっと異なっています。こちらは日常の抑圧をアルコールの摂取によって感情を鈍くさせてストレスを軽減させることによって生ずる快を過剰に求め続けたが故に、脳そのものが損ねられて人格そのものが変化してしまうのが重度のアルコール依存です。これのタチの悪いところがお酒が普通の嗜好品でごくごく当たり前に手に入ってしまうところなんです。
 最後にギャンブルなどの行動に対する依存ですが、これまたそうした娯楽は日常ではまず得られない快を(ここが重要)比較的単純なルールの上で得ることができるが故に、そこにゆけば大きな快を安易に得られるという(脳は確率論的に思考するのが凄く苦手なせいで)錯誤を抱いてしまいがちなために、やたらめったら複雑でなにが正解かもよく分かんない日常でじたばたしてうんざりな思いを募らせるくらいなら…、と逃避するうちに日常を崩壊させそこにしか居場所がなくなる、というのがギャンブルなどの行為に対する依存の仕組みです。女性においてはちやほやされるという快を性行為をエサにして得ることから逃れられなくなった状態がセックス依存というものですし、考えようによっては惨めな己のありようを強くあるべき国家と己を重ね合わせブルータルにふるまう人々もある種の依存なのかもしれませんね。
 最後に、といっといてさらに共依存というものについてもちょっとばかり。一方は暴力を行使することによって状況を一時的にリセットできるような錯覚によって得られる快に逃避し、もう一方は暴力を行使させることによってもう一方の人間関係をとてつもなく貧しい状態に固定して、もう一方を独占できるという快を得ることで満足を覚える、というある種惨たらしい関係が共依存です。

 ちょっとばかり長くなりましたができるだけ平易な表現に努めたつもりですが、多少はお役に立てたでしょうか。
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なんの専門家でもありませんが、思うに依存とは、生物が生きていく上で必要なものだと脳が認識(もしくは錯覚)している状態なのではないでしょうか?



食欲、性欲、睡眠欲が抑え難い欲求であるのは生物が途絶えないために必要だからですよね。
これらは満たされれば強い「快感」を生じさせ、足りなければ強い「不快感」や「枯渇状態」を生じさせます。

アルコールやギャンブルは脳を勘違いさせることで、人工的に強い快感を作り出してるのかなと思います。
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この回答へのお礼

食欲、性欲、睡眠欲が抑え難い欲求であるのは生物が途絶えないために必要
それでは脳は満足しなく、枯渇状態と脳が認識する
たしかに足りないものを補うためにアルコールやギャンブルで埋めようとする
アルコールやギャンブルは人工的なものですね
足りないもの埋めるために人が作り出す
脳が枯渇状態→補う→依存する
ありがとうございます

お礼日時:2013/04/10 22:54

以前に「依存症」の本を読んでいたので…



依存する行為は自分を守る手段でもあります。

自分自身で解消できないストレスを、ギャンブルやアルコール、薬物を頼って解消していて、その方法が本人にとって楽なので、その行為に依存してしまうのだそうです。

脳とどう関係しているのかという回答ではなくて申し訳ないのですが、不幸を体験するプログラムと言うのは少し違うように思います。
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人間は、生まれた時には脳は白紙状態です。


そのままでは生きていけません。自我を
作る必要がありますが、自分では作れません。
他の自我をまねするしかないのです。
狼に育てられたら、狼のような動物に
なってしまいます。
人間に育てられると、親や兄弟や周囲の人の
自我をコピーすることによって自分の自我を
作ります。

脳が他のものに依存しているというより、脳という
存在そのものが依存そのものなんです。
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この回答へのお礼

脳が他の自我をコピーする考えはおもしろいですね
たぶんそれは人格を形成する中でのシステムだとおもいます。
脳のメカニズムの一部
依存するメカニズムとは関係が・・・

お礼日時:2013/04/10 21:42

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