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湿気取り木炭を床下に8年前に入れました。今月3月11日再リフォームのため床下に照明電球(100v、100w)を灯しながら作業を午前11時に完了した。ところが約7時間後の午後6時頃きな臭く(通り掛かった方はハーブのような良い香りであったと言っていた)なり午後8時火災発生し63m2の1階とさらに2階33m2が消火作業の被害をこうむった。消火活動をした消防署員および調査に立ち会った警察署員も稀に木炭から原因不明の出火があると言い、作業員には過失は無いと判断を下し、請負った業者責任を
追求できずにおります。このようなことがあるのでしょうか、教えて下さい。当方3月11日北海道江別市大麻団地で発生した不可解な火災事故の被害者です。

A 回答 (1件)

>ハーブのような良い香りであった


これは.テルペノイドとかエステルという種類の油がなんだかの原因で生成したことがわかります。つまり油が中途半端に燃えている(酸化されている)状態です。このときに断熱が良いと発火しますが.断熱が悪いと消えてしまいます。
工事の内容が不明ですが.機械油を使うような工事の場合.機械油と木炭が接触するだけで発火する場合があります。
特に.金属入り機械油が要注意です。使用した油脂類の不飽和度を調べてみてください。
「機械油と有機物を混ぜて放置すると発火する」ということは.比較的広く知られており.機械油をふき取ったぼろ布(ウエス)は発火の可能性があるから.金属容器に保管すること.とたしか.労働安全衛生法に規定されていたはずなので.安全法を探してみてください。油脂類が木炭に振りかかるような工事をしていた場合には.原因となります。
ただし.このことを立証できないと.責任追及は出来ません。

>稀に木炭から原因不明の出火がある
木炭+不飽和炭化水素+適当な金属で簡単に発火します。
また.ボイル油(塗料等に使われています)+金属(塗料の顔料等)+加熱(60-70度ぐらいまで暖めれば可能性が出てきます)+適当な有機物(この場合には木炭)で発火します。ボイル油に使われるような油脂類が使われていれば.発火してもおかしくないでしょう。

責任を追及できるかは.予測可能性です。油が残っていれば良いのですが.木炭と混ざっているときれいに燃えてしまったでしょう。すると.立証が困難であり.泣き寝入りとなる可能性が大きいです。
単に混ぜただけ(混ぜる分量が特定の範囲内にあることが必要)で発火するわけですが.この範囲がかなり狭いのです。しかも.証拠として.燃えかけのぼろ布かぼろ布の肺が残っていれば良いのですが.おそらく.消防と警察がかき混ぜて沸け側からなくしてしまっているでしょう。
木炭をあげましたが.建材でも同様なことは発生します。ただ.断熱の状態によって発火しない場合が多いです。
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この回答へのお礼

深夜に及び時間帯に、しまも親切にご丁寧なご教授をいただき心からお礼を申し上げます。これを資料に関係当局ならびに請負した業者と、専門家を立てなどして折衝を進めたく考えます。大変有益な回答をいただき心強く感じました、あらためてお礼申し上げます。これを契機に今後もご指導をよろしくお願い申し上げます。(furutai)2004-3-13 9:20記

お礼日時:2004/03/13 09:25

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