輸血の感染対策

看護師をしているものです。
同じ患者に血液パックをいくつか輸血するときの話です。
輸血交換時、瓶針が血液で汚れていたので、アルコール綿で拭いたところ、同僚に不潔であると指摘されました。
同僚の話によると、拭かなくてそのまま次の輸血に接続すればよいと言っていました。

アルコール綿で拭くといった行為が感染になってしまう可能性もあると言われたのですがどうなのでしょう？

No.3 ベストアンサー 回答者： aokisika 回答日時： 2013/07/30 18:33

清潔域、不潔域で考えて見ましょう。

開腹手術で、メスで皮膚切開して開きました。
次に新しいメスで腹膜を切開しました。もう少し広げようと思いますが、メスに血がつきました。これをアルコール綿で拭きますか？拭きませんよね。なぜですか？血がついたメスは不潔ではないのですか？生食ガーゼなんて殺菌力のないもので拭くのはなぜですか？

同じ患者の同じ腹部内で、おなじ清潔のレベルだから、血のついたメスを使っても、新たな感染を持ち込まないから、拭く必要はないわけです。それよりもアルコール綿の方が不潔かもしれないからアルコール綿は使わないのです。生食ガーゼは血のりによってメスの切れ味が落ちるのを防ぐためであって、感染防止の意味はまったくありません。

輸血交換時、針が血液で汚れていたとしても、その汚れはたった今まで輸血として、患者の体内に注入していた血液です。これが不潔だということは、患者の体内に注入していた血液が不潔だということです。不潔な血液を輸血なんかしませんよね。清潔な血液を輸血しているのです。その血液が針についていたとしても、その血液は清潔な血液です。拭き取る必要はありません。

もちろん長時間にわたってその血液が空気中に露出していたりしたら、話は別です。しかし、今話題になっているのは、血液パックから針を抜いたら血がついていたという話です。この血液は清潔な血液ですから、消毒だけで滅菌のできないアルコール綿で拭くと、針の清潔度のレベルが落ちてしまいます。すなわち、不潔になってしまうのです。

No.2 回答者： USB99 回答日時： 2013/07/30 13:41

この辺はグレーゾーンです。

例えば、ソルデムなどの点滴をする時に、アル綿で拭くかどうかですが、これがグレーゾーンです。
工場出荷時は完全に無菌状態で出荷され、その時点では製造会社は無菌を保証します。が、製造会社がいうには、医療機関での保存については責任がもてない、よって、アル綿で"消毒"しなくてもいいとは言えないという返事しか返ってきません。
じゃあ、いちいちアル綿で拭くのかというと、それもまた、アル綿にセラチアが感染して広まったという事例があった事から、それもどうかなぁという話です。

アル綿でも一回分づつ包装してあるアル綿なら大丈夫かと言われても、その保存状態が完璧だったとは誰も保証できません。

よって、現在は、点滴の保存状態を床から離しておいて、アル綿で拭かない事が多いです。

アル綿にセラチアが感染して死亡例がでたという事例をご存じなければ、院内の感染対策がおかしいので、もう少し、院内感染対策に対する教育が必要かと思います。

No.1 回答者： toiawasedesuyo 回答日時： 2013/07/29 23:16

質問者様

ここは素人サイトですよ

医療に関わる人が素人に質問してまともな回答が得られると思いますか？

場違いです

この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。

医療関係で相談できるところを探してみます。

大変失礼しました。

お礼日時：2013/07/29 23:22