プロが教えるわが家の防犯対策術!

LUXキットKMQ60を譲り受けました。問題の出力管50CA10はゲッターなど見る限り比較的?良さそうですし、出力トランスも問題ないようです。このアンプの魅力は50CA10だと思っていますので熱暴走などを防ぎ、長く使用したいので「固定バイアス」方式に回路変更したいと考えています。つきましては、
1)カソードに入れる抵抗値、コンデンサーの値は?
2)B電圧は460V(PTの二次電圧は380Vで調整タップは付いていません)程度ですが、このままで良いのでしょうか?
3)自己バイアスにすることで、特性上のデメリットはありますでしょうか?音質に影響するようでしたら、オリジナルのままでと考えています。
真空管アンプなどの見識がありませんので、お教えください。

A 回答 (5件)

#2です。


>◎「固定バイアス」方式は、・・・バイアス抵抗とバイパスコンデンサーが無いので、
   音質面で有利・・・どのように有利なのか知りたいです。

電荷が流れるとノイズが発生します、低雑音を謳っている少々高額な抵抗器が
有るのは、こんな理由からかと・・・
コンデンサーは抵抗器より音質への影響は大きいのです。
粗悪品のコンデンサーは振動したり音声電流が流れると、鳴き出す物が有ります
当然の事ながら増幅再生された、音はXペケです。
スピーカーのネットワークで高音質を目指して高額のコンデンサーを買い求めて
取っ替えひっかえで色々と試す事に・・・
ついでにケーブルもとなり、お金に羽が生えてしまうのです。

結合コンデンサーを無くした回路が登場したのもコンデンサーの影響をなくす
為の事かと・・・

熱暴走とは、どこから出た話なのでしょうか?
トランジスターアンプなら、いざ知らず、真空管アンプでは考えられないです。
大方、直流バランスが崩れて云々から始まったのではないかと推察しますが・・・

直流バランスが崩れると、音質に影響しますので、#3さんが貼られたURLの
改造でカソードに抵抗を付加するのは有効だと思います。

結合コンデンサーを0.047μから0.1μに交換するのも、賛同しますね。
ギターアンプなら0.047μで良いのですがオーディオアンプでは小さいと
思います、スピーカーとの兼ね合いが有るので、0.1μがベストではないですが・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。何度も回答いただき恐縮しております。参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/08/27 15:49

昭和45年頃のKMQ-60の電源トランスはS-1791で二次B巻線は340Vでした。

ヒーター巻線は無く直接商用100vがヒーターに掛かる回路となっておりました。私はそれが気に入らなくMQ60(C)用のS-1747に交換しましたがB巻線が360vと高くなったためバイアスを深めにして使っていました。P-1590はMQ60用とありますがS-1791のB巻線を360Vにしたような物でヒーター用の100v巻線が有りません。KIT用と共用したのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/27 15:49

直接の回答にはなりませんが、オリジナルのままで使用された方がよろしいかと思います。


参考記事
ラックスキットKMQ-60修理
http://seppotl.web.fc2.com/zht01/kmq60.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご案内のサイトは私も何度か見させていただいております。

お礼日時:2014/08/27 15:47

質問の文面では固定バイアスに変更したいと有りますが


投稿のタイトルと文面からは自己バイアスにしたい様なのですが・・・

現状が固定バイアスであれば、自己バイアスに変更する事は、改悪
に、なりますので、お止めになった方が宜しいかと・・・

固定バイアスのメリット
・バイアス抵抗とバイパスコンデンサーが無いので、音質面で有利。
・バイアス抵抗が無いので、自己バイアスより、最大出力が大きい。
デメリットはバイアスの電源回路を別途に設けるので、コスト高になる。

シリコンダイオードが登場する以前は、マイナス電源回路を作るのは
結構、大変でした、シリコンダイオードが有る現在では、わざわざ
自己バイアスにする理由はないと思いますが。

6(50)CA10はNECが手がけた、最後の傑作の三極管で、旧日本
海軍の戦闘機紫電改の様な存在です(例えが古すぎて分からないですよね)
300Bに勝てそうな雰囲気の管でしたから・・・
もう少し、早く出して欲しかったとトランジスターアンプに移行した私は、
そう思いましたですよ。(グラマンとムスタングに勝てるのが紫電改なのです)
管だけでも、購入しておけばよかったのにと未だに後悔してます。

余談になりますが・・・
JBL LE8TーHと言うスピーカーが有りまして、日本製のスピーカーで越える
スピーカーがなく、悔しい思いをしていました。
日本で初めての歩行者天国に行った時、秋葉原の路上でコーラルのBETA8が
バックロードホーンでガンガンなっているのを聞いて、これならJBLに勝てると
思い自作スピーカーの世界に入って、40数年経ちました・・・
アンプの自作を始めた頃は、メーカーの半分以下の金額で出来ましたが、
平成の時代からは、かえって高い物になり、自作への熱意は冷めました。
部品が高い真空管アンプは遥か遠い存在になりました。
最後は団塊の世代の世迷い言で哀スイマセンでした。

この回答への補足

ありがとうございます。ご指摘のように「長く使用したいので「固定バイアス」方式に回路変更したい・・・・」は誤りで、長く使用したいので「自己バイアス」方式に回路変更したい・・・」です。
◎「固定バイアス」方式は、・・・バイアス抵抗とバイパスコンデンサーが無いので、音質面で有利・・・どのように有利なのか知りたいです。

補足日時:2014/08/26 08:52
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/27 15:50

KMQ60の電源トランス2次高圧は340vのはずです。

(MQ60は360vと高かったようですが)S45年頃のことです。ですのでB電圧はせいぜい440~450vといったところです。パーツを見てバイアス調整用のVRにはがっかりしたものですが、カップリングコンデンサーのオイルコンと合わせて非常にバイアスが安定せず一月もしないうちに調整が必要で偶に球が真っ赤になるということも有りました。VRとカップリングを交換してからは安定し20数年使用後売却ましたが持っていればよかったなと思うアンプの一つです。
もともと固定バイアスでの動作でしたが自己バイアスにも変更は可能です。
現状で自己バイアスにするには各出力管のカソード抵抗に910オーム5w以上、パスコンは100μF100vもあればいいと思います。出力は若干低下し25w弱×2程度でしょう。バイアス回路は不要ですから出力管のグリッド抵抗は直接アースになります。デメリットはDCバランスが取れなくなること(出来るようにもできますが回路が面倒です)。OY-15-5型はアンバランス電流にシビアですので出来ればDCバランスをとったほうが良いのですが各出力管にカソード抵抗を入れておけば自動的にバランスしてくれますのでそう神経質になることはないでしょう。音質的にはどうなんでしょうね。比較したことが有りませんので私は判りません。もっと詳しい方の回答があると思います。私のは参考程度に。

この回答への補足

手持ちの回路図ではPTはP-1590で360Vとなっています。ダイオードブリッジの出口が470Vとあります。実測してみます。 

補足日時:2014/08/26 08:56
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