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ろくでなし子さんは1回逮捕されて、保釈されて、また2回目に逮捕されて、また保釈されました。結局、裁判になるようですが、報道などでの彼女の主張は一理あると思いますし、逮捕した側の理論がイマイチわかりません。
性(sex)とは、その行為によって命が生まれる神聖なものですし、性=聖ととらえれば、「わいせつ」なんて概念はなくて良いような気がします。
そもそも、なんで性器がわいせつなんでしょうか?大事な所というなら分かります。
公衆の面前で男女がsexすれば、それは明らかに公然わいせつでしょう。しかし道端で犬が交尾したって公然わいせつにはなりません。
結局、この事件をみると、今の日本では性器を題材にした作品は作れない事になると思います。
国際オリンピック委員の人が日本のコンビニで女性の裸の週刊誌が売られている現実を好ましく無いと言ったと、そんな内容の報道もあったと思います。そう考えると、彼女はオリンピック開催のスケープゴートとも言えます。
また、性教育で性器をどこまで子供達に知ってもらうかという問題もあります。
私としては、ろくでなし子さんに「でこまん」とか「でこちん」を作ってもらって、小学校とかの性教育に使ったら、日本の性教育ももっと明るくて楽しいものになると考えます。
少子化対策と性教育問題は、これからの日本の課題です。
また、男性と女性で「わいせつ」の考え方が違うかも知れません。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (9件)

>報道などでの彼女の主張は一理あると思います



昔から泥棒にも三分の理があると言いますから、それ
以上でも、それ以下でもない気がする。
逮捕するほうが本人的、いや商売的に良いのでしょう。
本当はこの輩は無視するのが一番なのですが。

公然猥褻か表現の自由かでマスメディアの目を引いて
文化人気取りをすると思うとゲンナリします。
今までの公然猥褻で争った「悪徳の栄え」「四畳半襖の下張」
「チャタレイ夫人の恋人」「愛のコリーダ」とは全く違います。

何が腹立つと言ってアートだの作品だのとぬけぬけと自分で
言う厚顔無恥さに反吐が出ます。
公然猥褻の定義は変るでしょうが、何千年経とうと彼女の作った
物がアートとは呼ばれることはないでしょう。

よくも澁澤龍彦、野坂昭如、永井荷風、大島渚らと自分を同列に
語るなどもってのほか。まだストリッパーの特出しの方が照明
やダンスの力で美しくなる。
まだ大人の玩具(オナホールモドキ)と言った方がよほど潔い。

彼女の作ったものは猥褻か否かはともかくグロであり、少なくとも
私は醜悪さと嫌悪感しか感じません。その性根の卑しさも含めて。
これを逆に男性が自分のイチモツを模ってアートと称して女性に見
せればセクハラか痴漢・変態あつかいされることでしょう。
40婆の性器なんぞ暴力的ですらあります。
性教育ならもっと良い素材が他にある事でしょう。

かって米国のヌード雑誌(ハスラーだっけ?)が訴えられた時に、女性
器も神様が創造されたもの。あなたらは神様を裁けますかと言った編集者
のほうが同じ商業主義でもハートに響きます。(言った内容はうろ覚えで
すが)

あなた、ジャイアンがアーティストだと称してリサイタルを無理矢理
に聞かされるのび太らの心情が理解できますか?
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この回答へのお礼

ご意見、有難うございました。やはり、人によってこの事件の受け止め方は今までの回答によって違う事がわかりました。

今までの回答者の性別をプロフィールから参照しますと、男性3名、不明3名という結果でした。
明らかに女性の方からの御回答はまだありません。女性はこの問題に関心が薄いのでしょうか。

そもそも「わいせつ」という概念は男性が作り上げた概念の様な気がしてなりません。現在の刑法が女性中心に作成されたとは考えづらいからです。

ろくでなし子さんは女性。一方検察や裁判官は男性中心社会と認識していますが、間違っていますか。女性対男性の縮図が私には感じられます。

実は私の性別は男性ですが、女性に性的魅力を感じないいわば男性ゲイなので、彼女の作品にいやらしさは全く感じません。

ノーマルな男性から見ると、やはり見たくない物もあるのですね。

しかし今回の逮捕では不特定多数に公開した訳ではなく、ポルノショップという非常に閉じられた空間であったと認識しています。

どこかの美術館で性器の写真だかオブジェを見たい人だけ見れるような展示の仕方をしたが、結局その展示を美術館側の判断でやめてしまったというニュースも最近ありました。

性器の事を「陰部」という表現を使う場合がありますが、性器はやはり覆い隠すものなんでしょうか。

お礼日時:2015/01/01 18:09

オマケ


裏側が問題のようです
http://blogs.yahoo.co.jp/kassy6491/56529291.html

だったらこれはどうでしょうかね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%93% …
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この回答へのお礼

絵画の裸婦像にしても、ポルノではなく芸術作品といいますが、写真の無かった時代は本来はポルノであり、作品を見て欲情していた人もいたと思います。

ろくでなし子さんの作品はどちらかと言うとポルノ的要素はほとんど無いと私は考えます。むしろ性器をいやらしくなく万人に受け入れさせる事を目的に活動していると私はとらえました。

小沢昭一さんの本はまだ読んでいませんが、公然わいせつに対する私の考えは、例えば渋谷のスクランブル交差点の様な不特定多数の人が行き交う場所での性的行為は明らかに取り締まる必要があると思います。

しかし、不特定多数ではなく、ストリップショーなど金銭を払って集まっている場所での性行為などは取り締まる必要は無い、自由にやらせればよいと思っています。いわば密室のような状態なのだから「公然」ではない。見たい人が集まっている訳だし、見たくないひとは、そもそもお金など支払わない。人間の下半身を何故国家が規制する必要があるのか。

ろくでなし子さんに話を戻せば、今回の騒動は過去の事件とは逸脱しているように感じています。

仮に裁判で彼女が勝ったとしても、彼女の作品が一般に受けいれられるかという問題もあります。

「でこまん」は読んで非常に面白かったし、彼女のオブジェを見て創造性のある人だと感じました。しかし彼女のオブジェを自分の部屋に飾りたいとまでは私は思いません。私にも性的羞恥心があるのでしょうか?

「性的羞恥心」このあたりに解決の糸口がありそうです。

お礼日時:2014/12/29 01:36

ついでです


お国柄もありますね
男女の差もあるのでしよう

>100ルーブル紙幣は「ポルノ的」、ロシア議員が図柄変更を要請

http://www.afpbb.com/articles/-/3020104?utm_sour …
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この回答へのお礼

結局、このルーブル紙幣に関しては、子供にとってがネックのようですね。

「でこまん」もアダルト向けという訳ではないので、子供も読めるかも知れません。

でも全然いやらしさはないですが…

お礼日時:2014/12/29 00:15

#4です


これを読んでみると面白いですよ
私は図書館で借りて読みました

>額縁ショーからはじまった戦後のストリップ史を訪ね、華やかなスポットライトを浴びるヴィーナスたちの舞台裏を覗いてみると、そこには哀しい荒野がひろがっていた――ストリップ好きを自認する小沢さんが裸身の真実に迫る注目の第3巻。殊に、一条さゆりさんの「公然わいせつ被告事件」の第1審裁判から最高裁決定までの全裁判記録を収録する。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=1170
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この回答へのお礼

ご教授有難うございます。

小沢昭一さんは放送大学などでも講義されていましたね。

ろくでなし子さんの問題を考える時、過去の流れも考察する必要があるのかも知れません。

時代は生身の体からバーチャルに移行している様に感じています。

バーチャルでどこまで許されるのかという感じがしています。

機会があったら、読んでみます。

お礼日時:2014/12/28 23:48

「なにが猥褻か」というのは極めて主観的な問題で、時代と共に変わるものです。

そういうものですよ。
そう考えると、「戦後猥褻史」なんてのを紐解くだけでも結構面白いですよ。

戦後すぐに、「額縁ショー」というのがありました。ストリップは公序良俗に反するのでけしからんという規制があり、しかし一方でおっぱいが見たいという切実なる(?)欲望もあり、そこに一休さんみたいなやつがいたんですね。額縁をしつらえてその向こうで女性が裸になっている。「これは名画を再現するものである。名画は猥褻か?芸術だろ?これはその名画に対するオマージュである」とやったのです。しかし警察もそれじゃやられっぱなしで悔しいから、「じゃあ名画の再現なんだから、動いてはいかん。動いたら猥褻とみなす」と返しました。かくして、額縁の向こうでたたずむ裸の女性を男性が真剣な目で見るという、今その写真を見るとシュールで笑えますよ。
その後、「チャタレイ夫人の恋人」という小説が猥褻だということで検閲を喰らったことは戦後風俗史最大の事件のひとつでもあり、今は無修正版が読めるのですが、今読むと「いったいどこが猥褻なの?」と思うほどです。
また、私の若い頃にいわゆる「ヘア解禁」というのがありましたね。AVのモザイクは「薄くなる⇒規制が入る⇒厚くなる⇒薄くなる」の歴史のくり返しです。

一方で、かつてはテレビの「女性芸能人水着大会」でのAV女優のおっぱいぽろりは「お父さんへの定番サービス」でしたし、志村けんのバカ殿でも腰元の入浴お色気シーンはお約束でしたが、今はゴールデンタイムのおっぱいぽろりはご法度です。
また、小学校の先生から直接聞いたのですが、今は小学生の水着は男の子の写真も児童ポルノの対象になるのでNGなんだそうです。かつては女子小中学生のヌード写真集を出している女流写真家がいたんですけどね。

ただ、今回の騒動にはユーモア精神がないですよね。かつて山本晋也監督は、女性の膣に内視鏡を入れてその映像を「これは性器ではない。臓器である」なんてやったのですが、それはエスプリがきいたユーモア精神があったのですが、そういう「笑い」や「皮肉」の部分がない。単なる警察権力への挑発行為ですよね。「とんち」がないんですよ、とんちが。それがいかにも時代を反映しているなって気がします。
だいたい、ポルノショップに行くと本物そっくりのリアルな形をしたオナホールが堂々と売られてるんですから、「なんでこっちがアウトであっちがセーフなんだ」ってのはありますよ、いつの時代でも。
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この回答へのお礼

今回の騒動を見ていると、本当に笑い話だとつくづく思います。回答者様の数々のエピソードを読まさせて頂いて、文明というものはこうやって成熟していく物なのかなあとつくづく感じました。

先日「リアリティのダンス」という映画の無修正版(R18)を鑑賞したのですが、日本もここまで映画を無修正で公開出来るようになったんだと、時代の流れを感じました。

逆に私は見ていないのですが「ニンフォマニアック」という映画は修正部分が多すぎて何やってんだが全然わからないと映画の批評を読みました。

ポルノ映画を映画館で上映していた時代もあり、それがビデオ→DVD→ネットと変わって来ています。

3Dポルノや性的ロボットなどもあるのかわかりませんが、そういった物を個人の主観で規制するのは困ったものですね。

貴重なご意見有難うございました。

お礼日時:2014/12/28 05:14

>ろくでなし子さんの「ま○こ」発言に裁判官「それ以上続けると意見陳述制限します!」


http://www.bengo4.com/topics/2464/
やはり、場所を考えるべきでしょう

一方、日本には古来から性器崇拝の歴史があります
http://homepage2.nifty.com/meotogi/himenomiya.su …

限られた場所限定だったら良いと思います
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

一番目のリンクは何度読んでも笑えます。

また、2番目のリンクも非常に大事だと思います。

本来、日本人は江戸時代の春画などでもわかる様に、性的に大らかな民族だったと思います。吉原の性産業初め、伊勢神宮のおかげ参りなども、結局、性体験目的だったと聞いた事があります。
それが、明治維新で西洋文明(キリスト教)が入り、わいせつなんて概念が生まれたのではないでしょうか?

電磁的記録等送信頒布罪なんて罪があるなんてこの事件で初めて知りましたが、ろくでなし子さんが作品を展示したのは確かポルノショップだった筈で、ポルノショップでは性器を型どった物も売られているのに、何故ろくでなし子さんだけが逮捕されたのか不思議です。

お礼日時:2014/12/28 04:45

"性(sex)とは、その行為によって命が生まれる神聖なものですし、


性=聖ととらえれば、「わいせつ」なんて概念はなくて良いような気がします。"
  ↑
その通りですが、その性を遊びにつかったり、
金儲けに利用したりする奴が後を絶たないわけで
結局、聖なる性を破壊することになっている
んですよね。
聖なる性を保護するために、わいせつという概念が
出て来たのです。


”そもそも、なんで性器がわいせつなんでしょうか?”
     ↑
これは、どうして人を殺してはいけないの、という
のと同じ類いの問題提起です。
ウイトゲンシュタインも指摘していますが、その説明は
不可能です。
歴史上、習慣上そう扱われて来たからです。


”しかし道端で犬が交尾したって公然わいせつにはなりません。”
    ↑
そりゃそうですよ。
刑法は人間の行為を対象にした法規範です。
犬には適用がありません。
地震にも台風にも津波にも適用されません。
だから311で、津波を逮捕しませんでした。


”この事件をみると、今の日本では性器を題材にした
 作品は作れない事になると思います。”
     ↑
その可能性はありますが、それで構わないのでは。
聖なる性だから、秘匿することに意味があると
思います。


”私としては、ろくでなし子さんに「でこまん」とか「でこちん」
を作ってもらって、小学校とかの性教育に使ったら、
 日本の性教育ももっと明るくて楽しいものになると考えます。”
     ↑
それこそ、聖なる性を聖でなくすことになりませんか。
遊びや金儲けの手段に成り下がる悪寒がします。
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この回答へのお礼

なかなか含蓄のある御回答有難うございます。非常に参考になります。

旧約聖書でアダムとイブは最初全くの裸だったが、知恵の木の実を食べ、自らの大事な所を木の葉で隠したの様な記述がありましたよね。

あと、バチカンの最後の審判の絵画では、ミケランジェロが創作した後、後の画家が大事な所を全て布を書き足した事実とか。

あと、公衆浴場などで例えば異性などが突然入って来た場合、日本人は桶で大事な所を隠すが、西洋人は顔を隠すなんて笑い話もあります。

人間以外の動植物は子孫繁栄の目的でのみsexを行いますが、人間のみがそれを逸脱しています。
また、お金を使うのも人間のみですね。
性産業が盛んなのも事実です。障害者にとっても性産業は必要不可欠になっていると聞いた事があります。

また、YouTubeなどで出産シーンをアップした場合、そこに性器が写った場合どうなるのなんて単純に考えてしまいます。

性器を見たくないという人がいる反面、性器を見たいという人がいるのも又事実でしょう。

「公然わいせつ(刑法)」と「表現の自由(憲法)」のどちらが大切なのかという問題もあります。

私は「ニューシネマパラダイス」という映画が大好きで何度も見ているのですが、かつてはキスシーンでさえカットされていた時代がありました。しかしそんな事は今では考えられません。
よって「わいせつ」の概念も時代によって変わると思っています。

「聖なる性だから秘匿する事に意味がある」では、未成年の妊娠や中絶などは決してなくならないし、「性は汚いものゆえに隠すもの」の考えが若者のセックスレスにつながり、しいては少子化につながっていると私は考えます。

お礼日時:2014/12/28 04:19

警察が逮捕を乱用しそれを裁判所が追認しているというのがもっとも異常だと思います。


逃亡や証拠隠滅の恐れなんてあるわけがない。事実関係については争っていないのですから。
猥褻かどうかという点については全く興味がありません。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。私も今回の2度目の逮捕で「あれ、こないだ逮捕されて、なんで又逮捕されたの?」というのが率直な感想でした。
その辺の事実関係を知りたいです。
今後の裁判を見守りたいと言う事でしょうか。
私は弁護士でも法律の専門家でもないので、不当な逮捕かどうかは実際わかりません。ただ、逮捕するには裁判所の逮捕礼状が必要な程度の事はわかります。こちらの掲示板でも公然わいせつで捕まっている方が多い事を知りびっくりしました。そして実際どのような行為で公然わいせつ罪になったのかの記述がありません。
取り調べの可視化の問題一つをとっても、この事件の今後を見守りたいと思いました。

お礼日時:2014/12/28 03:26

逮捕される事で注目され収入が増えるでしょうから、彼女にとってはウエルカムでしょう。



ネットでは実質解禁されてますので、未成年・TVを規制すれば良いと思います。

今の規制をどうしたら変える事が出来るのか、法律の問題ではないんですね。
アソコを見せてはいけないって法律はないのですから、政府が警察に規制を変えろと言うしかないと思います。

日本には「けしからん罪」というのがあるそうで、警察に反抗したりしたら、微罪でもかき集めて逮捕するようですね。

さて私が彼女の3Dを見たいかと言えば、見たくないかな?
秘め事だから魅力があるんですね。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。確かに売名行為の面はあると思います。実際、この事件の報道で彼女の存在を知り、「でこまん」の書籍まで買って読んでしまった私がいますから。
ただ、ネットでの報道はありますが、テレビではイマイチ反応が鈍いというか、殺人とかの報道は連日連夜繰り返されているのに、性の問題はやはりタブーなのでしょうか?
「けしからん罪」という言葉も初めてしりました。
有難うございました。

お礼日時:2014/12/28 03:07

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