人生のプチ美学を教えてください!!

先日、外国の人のコラムで交戦権について書かれているのを見ました。

交戦権っていうのは、戦争に行って、敵を殺しても(殺人)殺人罪に問われない権利って書いてありました。その人はアメリカで海兵隊等軍事経験がありますが、現在日本に住んでいる人です。その人が現在の日本も見ていて危急の事態になっているということでコラムが出ていましたが、自衛隊が他国で襲われるよりも、紛争地域に行って、人(敵と思われる人)を殺したら、交戦権が生まれる。自衛隊が殺されるよりも、人を殺した場合のほうが心配だとのこと。

その時こそ本当に日本は戦争する国と世界中が認識すると書いてありました。世界中に人が日本に対する見方が変わり、紛争国は日本を正式に敵とみなすようになり、今まで日本に対して友好的な国も考え方を変えるそうです。わたしも確かにそうだと思って背筋が凍りました。

今自民党は、日本に直接的攻撃がなくても、日本に危険が及ぶなら外国に派遣するって言っているようですが、外国に派遣して何をしようとしているんでしょうか?

ホルムズ海峡の掃海も、紛争国なら当事国にとって敵対行為だと感じますよね。そこで、自衛隊が攻撃されたら、当然自衛のため戦うようになると思いますが、普通人を殺したら裁判になって正当防衛かどうか審判するようになります。しかし戦争なら殺人罪で争わないと思います。

人を殺しても殺人罪で裁判にならない権利が交戦権って書いてありました。

今まで自衛隊は他国で人を殺したことがない。それが軍と自衛隊の違いだと力説していました。

識者の人の中で、憲法9条にには交戦権を認めないと言っていながら、自衛隊があるのがおかしいって意見はあるが、それを今までそのままにし、今すでに違憲状態になっているのに、集団的自衛権が、違憲かどうかもめているのがおかしいって言っている人もいます。

またポジティブ自衛権(何をしてもいいかと判断する)、ネガティブ自衛権(何をしてもいいが、してはいけないことを決めていく)との違いで自衛隊はネガティブなので、おかしい拘束して戦うようなもんだ、いざというとき役にたたないって意見もあります。でも自衛隊は今まで決して紛争の中で人を殺したことがないというのが絶対的事実です。

人を殺してもいいようにしていんでしょうか?

その人のコラムではアメリカは多くの国と戦争してきました。日本と戦った太平洋戦争の後でも朝鮮戦争、ベトナム戦争。イラク戦争。新人の軍人が人を初めて殺したとき、神経症状になる人が多いそうです。そこで、ベテラン軍人は最初は皆そうだが、そのうち慣れるよって励ますそうです。

今にような状態だと、アメリカ軍人が、自衛隊に同じ慰めをしなくてはならないようになるで締めくくっていました。

これでいいんでしょうか? 今の自民党、安部様は、まさにそのようにしようとしているように思えてならないんです。

この先自衛隊がそのような状況に置かれ場合、辞職する人が増えたり、自衛隊に志願したい人が減ったりする可能性があると思います。

だいたい家族が反対すると思います。自分の息子が、兄弟が人に殺される可能性、人を殺す可能性があるようなところに絶対行かせたいと思わないと思います。

そうすると、人員が足りなくなります。そうすれば自民党、安部様は徴兵制を敷くようになるでしょう。今の自民党ならやりそうです。数の論理で、秘密保護法案とか集団的自衛権の行使を成立したり、外国で安全保障法案を夏までに絶対に可決すると言ったり。

今自民党を支持している若い人たち、本当にそれだけの覚悟をして自民党を支持しているんでしょうか? 自分が戦場に行って誰か殺したり、あるいは自分が殺されたりする覚悟はあるんでしょうか?

どうして自民党がいまだに圧倒的に勝利するんでしょうか?

どうしてもわかりません。宜しくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • すみません、記述間違いでした。今自衛隊はポジティブでネガティブにならないと何もできないの間違いでした。

      補足日時:2015/06/11 22:51

A 回答 (10件)

#8です。

お礼ありがとうございます。質問者様のように真剣に日本のことを考えておられる方がいることが、日本の将来につながっていくと思います。以下、残り半分の理解につながれば幸いです。

>でも、解釈改憲で強引に進めようとしているのって絶対おかしいですね。憲法や法律を解釈するのって司法権だと思います。(中略)国民に説明して、国民が納得した上で、憲法を変えていくべきだと思います。憲法9条を改正するとか、削除してしまうとか。

世界的にみて、何十年も憲法が改正されていないのは、非常に珍しいといえます。アメリカやフランスなどは戦後5回ぐらい憲法改正を行っています。日本の場合、憲法を作成したアメリカ人たちは「独立したらすぐに9条を削除するだろう」と思っていたようですが、当時の日本国民の「国際戦争嫌い」は相当なものだったらしく、いまだに9条は改正されていません。
 アメリカも冷戦構造のため、日本に再軍備を求めましたが、日本は頑として自国防衛以外は担当せず、憲法を押し付けた責任から在日米軍は日本防衛を担わざるを得ず、相当に大変だったといえるでしょう。1950年代とか60年代はそういう状況だったのです。

日本では憲法は国民投票で変えることができます。憲法に書かれている内容と政府のやっていることが合っているかを判断するのは裁判所(違憲審査権)ですが、憲法そのものを変えるのは政府と国民の役割であるといえます。

>でも集団的自衛権のように、自国が攻撃されていなくても自衛隊の人が派遣されるがもうひとつわかりません。
(中略)
その時の政権が、これは、危機的な状態だと勝手に解釈される可能性もあると思います。
(中略)
集団的自衛権って本当に大丈夫でしょうか?

日本人がナイーブなのは「○○に言われたら仕方がない」とか「政権が勝手に判断」などと思っていることです。
現在の日本は国民主権の民主国家ですから、時の政権が判断することは「国民の総意」ですし「○○国に言われた」としても、それを受けて出動するかどうかはやはり「国民主権」に関わっているからです。

私たち国民には、実に大きな権利とそして責任があるのです。
そして、日本人は集団的自衛権や交戦権を考えるときに、重要な点を見逃しています。それは「文民統制」についてです。

たとえばアメリカ軍は、相手の攻撃などによってやむを得ず交戦体制になったとしても、それを速やかに議会と大統領に報告する義務があります。そして議会はその交戦を認めるかどうかを決定し、もし戦争継続を認めなければ、軍は60日以内に撤収する義務があります。

日本の憲法9条は交戦権を否定していますので、日本の法律にはこうした「文民統制」の規定はありません。
憲法を解釈変更で、集団的自衛権を可能にする、ということはこういう歯止めをおざなりにする、ということでもあり、私が安倍首相の方針に懐疑的・避難的な大きな理由のひとつです。

また、民主党などの政党にも不満があります。本来なら憲法会社のごり押しがあるなら、むしろ有事立法やその中に文民統制を入れて「議会や国民総意による軍事力の歯止め」を入れて議論すべきはずなのです。しかし、反対派は9条を守ることばかりに意識が集中していて、結果としてごり押しする安倍政権と程度が同じにレベルになってしまっています。

日本人は意識していませんが、日本が戦うときは国民の総意と責任による戦争になります。それが民主主義だからです。

>もし日本が戦争になったら、わたしたちは(小説や映画にあるように)銃後の守りになるんでしょうか?

実は私の身内には、防衛大学を出た自衛官がいます。だいぶ前にその人と議論して「政治家はものすごく勉強して日本のことを考えている」といわれ、当時は信じられませんでした。

しかし、それから10年以上、さまざまな情報や勉強の結果、特に日本の指導者といわれる人々が相当に考えて行動していることは理解できるようになりました「ただそれが、私が理想とする方向性は違う」ということだけです。

安部政権が推し進めている集団的自衛権は、実は今の日本にとても必要なものです。同時に9条改正はそうとうにむずかしく時間がかかるでしょうから、解釈で行いたい、それが「日本を守るために必要である」と安部首相は考えているのでしょう。
その根拠は、以下のとおりですが、理解はできます。

根拠
・冷戦が終わり、ソ連がなくなったことで、アメリカの求心力も落ちていること(核の傘が必要なくなった)
・イスラムテロなど新しい戦争や民族紛争が多くなり、アメリカが攻撃されている
・中国やロシアなど新しい大国が台頭しつつあること
・アメリカの経済力も相対的に小さくなってきたこと

これらがアメリカの戦略を変化させ、日本もアメリカの戦略変化に対応しなければ日本の安全に問題が生じる事態になっているのです。

まず、冷戦の時代は、ソ連・中国の共産主義とアメリカ・イギリス・フランスの資本主義国で核ミサイルを向け合い、核を持たない小国はどちらかの陣営にさんかすることで国の安全を確保していました。これを核の傘といいますが、その代わり小国は核保有国の意向を受け入れるのが当たり前でした。
日本はアメリカの核の傘に入っており集団安全保障で国の安全を確保しており、て日本は自衛以上の軍隊を持ちませんでしたので、経済負担が小さく(GDP1%以内)済みました。

冷戦終了後は、アメリカなどの意向を受け入れてきた国が「もう好きにやるから」と、それぞれの思惑で動くようになったことが、イラン・イラク戦争とかアフガニスタン紛争とかウクライナ紛争などにつながっているのです。

このため、アメリカは特に自国の安全に重要なイスラムテロの対応が中心になり、それ以外の国際紛争は「アメリカも出すけど、みんな参加ね。だって世界平和のためだから」ということになってきました。日本がアメリカに「ショーオンザブーツ(現地に人を派遣しろ)」と言われたのはそういう経緯があり、またクエート危機で多額の拠出金を出したのに、感謝広告に名前が載らなかったことに日本政府は大きなショックをうけ、それが自衛隊の海外派遣につながっていきます。

また大国化する中国と尖閣紛争になったとき、アメリカが明確に日本寄りの立場でコメントしなかったことにも、日本政府は危機感を募らせました。

「アメリカは冷戦時代のようには日本の安全に積極的に関わってくれない」のが明確になったといえます。

では、日本は自国だけで責任をもって防衛ができるか、と言えばそれは明確に不可能であるといえます。なぜなら、中国もロシアも核ミサイルをもった世界有数の大国でしかも膨張主義だからです。また日本が独自防衛を選択すれば、それは「アメリカの意向に逆らう可能性もある=敵国化」ということですから、アメリカを含めた世界有数の大国3カ国に囲まれた日本は、必ずどこかの国と集団安全保障を組むしかないのです。
そうなると、同じ価値観を共有するアメリカしか、現在のところは選択肢がないのは明白です。

では、アメリカと今後も協力体制を確保するにはどうしたらいいのか、という現実に立ち返ると、結局のところ「世界平和のために国際貢献しろ」ということになるわけで、これが安倍首相が集団的自衛権を憲法解釈で整備しようと急ぐ原因になっているのです。

また日本はすでにジブチという国に自衛隊の基地を常設しています。ここや各派遣先で得られる各国軍との情報交換は日本の普通国化を早めているともいえ、また各国がそれを支持している部分もあります。南沙諸島の問題でのフィリピンが「日本の対潜哨戒を考えする」とコメントしてるのも同じで、国際社会は「国際平和における日本の責任と活躍」を強く望んでおり、またそれが結果として外国にいる法人安全保障につながることも、ということが日本政府にも理解されるようになったのです。

日本は世界と貿易することでしか経済を維持することは出来ません。そのためには、世界の大国として果たさなければならない責任があるのです。冷戦の頃は大目に見られていましたが、いろいろな国が好き勝手やるようになった現在では、日本による説得や抑止力も世界から期待されているのです。

>でも集団的自衛権のように、自国が攻撃されていなくても自衛隊の人が派遣されるがもうひとつわかりません。

9.11のときは、日本は攻撃をうけていませんが、WTCでは日本人も犠牲になっています。これほど世界が狭くなってくると、「自国への攻撃」と「他国への攻撃」に関連性がないとはいえないのです。たとえばロシアがクリミア半島をウクライナから奪取したことと、北方領土の軍事基地化はロシア防衛上同じ流れですから、日本はウクライナに関係なくとも欧米と共同歩調を取る必要があります。

集団安全保障は互助会のようなもので。みんなで助け合う仲間であって、それがどこで返ってくるか分からないのです。

集団安全保障から抜ける方法もあります。スイスのように永世中立にすればいいのですが、それは逆に「自国防衛に多額コストを掛けること」を意味します(スイスは民兵制ですので、各家に銃があります)

日本が軍事的な鎖国をしていられた時代は終わったのです。そういう意味では集団的自衛権や交戦権は日本にとっても重要になっていきます。

後は、あまり急ぎすぎず、国民総意と憲法改正の努力が現政権には求められていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。すっごく説得力ありました。ビシビシ感じたというか・・・・。学校の先生に聞いてもここまでの回答はなかったと思います。

どうして、自衛隊が戦地で人を殺したら(でもこういうのって絶対あってほしくない)普通の国と認められるようになる(ポジティブに評価される)も、もうひとつ分からないところでしたが、回答者様の回答でわかったような気がします。今かつての冷戦時代と違って、アメリカの力も弱くなっている。アメリカに守ってもらえばいい時代は過ぎつつあるっていうことですね。

でもロシアのクリミア半島のことでも、中国の南沙方面での人工島でも、アメリカだけに頼ってていい時代は終わりつつある。GNP面でも世界の第三国の日本に相当期待が集まっている。今までアメリカに頼って経済政策しているだけでいい時代ではなくなっている。日本もなんとかしてほしいってアメリカだけではなく、他国の期待も高くなっているからですね。集団的自衛権も必要に迫られてっていう感じですね。

必要に迫られているにも関わらず、日本人は今までアメリカに守ってもらって自国の経済だけのことを考えていればいい時代が長く続いたので、悪く言えば平和ボケっていうか、そんな感じになっているので、憲法を変えるよりも早急に解釈会見で進めようとしているということだと思います。

今まで安部様がどうして、そんなに急ぐのか、わたしも不思議でした。友達に聞いても「戦争したいんじゃないの」って感じでした。でも安部様も戦争したくないと思っていると信じたい。そして重要なことは、どのように決まろうと、日本は民主主義国なので、どう決まろうと国民の責任。国民の総意になるとのことですね。

それにしては国民はいい加減、わたしまだ選挙権ないですけど、投票率の低さを見ると、大丈夫なん こんなんでといつも思ってしまいます。もっともっと国民が真剣に考えるべきだと思います。選挙権もらったら絶対投票行きます。そのとき、本当に日本のことを考えている誰かって真剣に考えます。

安部様も解釈改憲で強引に進めるんじゃなく、もっともっと国民に訴えるべきだと思います。今の感じたとどうしても強引な感じがして、引いてしまいます。

すっごい説得力のある回答ありがとうございました。わたし、ベストアンサーに選ばせていただきます。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/06/15 22:08

人を殺す可能性、殺される可能性といわれますが、今の日本はアメリカに代行してもらっています。

質問者様の言葉通りにアメリカの方が絶対に行かせたいと思わない所に、息子さんや娘さんを送り出しているわけです。アメリカにはお金を払っているのだから、死んでも構わないていうような類の発言を言葉巧みに言い回すひともいます。私の個人的な意見ですが、例えれば、隣の息子さんや娘さんに家族を命懸けで護ってもらっている、今の状態はまともではない気がします。現実問題として、軍隊が必要なことは間違い無いのだし、自分や家族の延長として考えうるならば、自分で行うのが筋だし、その責任からは逃れることは出来ないと思います。法律云々よりも、現実の国境や境界や脅威を基準に考えて、行動するべきではないかと、思います。嫌なことをして頂いている、自衛隊の方やアメリカ軍の方に敬意を評すべきではないでしょうか。日本が自立為るにも、経済的にアメリカを支える為にも、アジアの境界線は日本が担う責任があると私は思います。
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質問者様は多くの日本人同様「世界の現実」を知らなすぎると思います。

ですから、ナイーブな日本人的な感覚になるのでしょう。

世界の現実、それは「国境を接している」というところから始まります。日本は島国でどことも国境を接していないので、リアルに考えられないのです。
なぜ国境があるか、古代から続く民族同士の争いのなかで「ここまでは俺の土地だから入ったら殺す」ということが決まっていきました。地中海周辺などは古代から多くの民族が住んでいたため、防衛のためにラインを引いたのが国境の始まりだといえます。もちろん昔は国境検問所などほとんどありませんから、一応「ココから入ったら侵略とみなす」というラインであったといえます。

では、このようなラインがあったら戦争にならないかというと、そんなことはありません。たとえば飢饉がきたら、自分の国で餓死するよりは、隣の国の作物を収奪したほうがいいからです。どっちにしても死ぬ確立のほうが高いのですが、隣国が弱い国なら侵攻したほうが生き残る確立が高くなるので、戦争にするわけです。隣の国はとばっちりですが、攻められて負けると「勝者の権利」で皆殺しになり、民族滅亡ということあるので、それが古代のリアルな現実であったといえます。

結局、いくつもの国を通る川の利権とか、利用しやすい港を領土にしたいとか、王が死んで世継ぎ争いで協力を求められたからとか、向こうの国から攻められた小国が隣の大国に助けを求める、とか、多少高度で複雑な事情になったものの「隣の国の事情によっては、自国が滅ぶ」というのは現代でも同じです。

そうなると、日本人は、隣の国などから攻められたときに交戦して自国を守るのが「交戦権」ぐらいに思ってしまうのですが、違うのです。自国に利益がある事情があれば戦争を仕掛けてもよいのが「交戦権」のもともとの発想なのです。なぜなら、世界では「自国・自分の民族が他の民族を犠牲にしてでも生き残る」が権利として認められているからです。ですから交戦権は「なんとしても自分の国が生き残るための権利」と言い換えていいかもしれません。

この点で、異国や異民族との戦争を殆ど経験せず、国内紛争が終わると武装解除してしまうような日本は、そういう感覚がほとんどない、と言っていいでしょう。ですから、質問者様の価値感からすると「交戦権」やその説明にはものすごい違和感を感じると思います。
でも、それが世界の現実なのです。

>自衛隊が他国で人を殺したとき、世界の日本に対する考え方が変わるというコラムを見たとき、「はぁー、そうなんだ」って目から鱗が落ちたような気がしたんです。
そうですね。世界の人々の見方は変わるでしょう。でもそれはネガティブな側に変化するだけ、ということではありません。世界の人々が思うのは「日本も普通の国に戻った」ということです。この世界で70年も戦争に巻き込まれないなんて、世界の現実からすれば夢のよう世界です。その代わり日本は敗戦の焼け野原から復興し、世界有数の先進国に戻ったこともよく知っています。
自衛隊が交戦して犠牲者を出した国は当然自衛隊を人殺し、と思うでしょうが、それ以外の国々は「日本が普通の国になった」と思うだけです。

実をいうと、日本が普通の国に戻ることは、ここ数年の間にどんどん世界の期待が高まっているといえます。それは、1980年代に米ソ冷戦が終わり、21世紀になるまでに世界秩序が様変わりしたからです。
日本の周辺で言えば、何と言っても中国の大国化の影響が大きく、それに対して同じアジアのカウンターパートを勤められる日本に「責任ある普通の先進国としての対応」が求めらるようになってきています。

日本は戦後復興してGDP第2位まで行った世界中の国から見れば「責任ある大国」であり、冷戦時代には非武装でも理解されましたが、21世紀の世界の現実は日本への期待もたかまっているのです。

なぜ、日本への期待が高まっているか、ひとつには中国のようなゴリ押しの拡張主義の国が現実に存在するからですが、日本が70年もの間、平和と小国への経済援助を怠らなかったからです。冷戦時代は、小国であってもアメリカかソ連の核の傘に入っていれば安心だったのが、ソ連の崩壊によって、近隣同士の軋轢とか地域の大国の横暴などに各国が対処しなければならなくなったからです。
わかりやすのは、南沙諸島の島の中国軍事基地化問題でしょう。アメリカやフィリピン、ベトナムやマレーシアまで「日本の自衛隊による哨戒を期待する」というのは、日本ほどの大国であれば中国の暴走を押さえられる、という期待があるからです。
日本はいまだにGDP3位であり、周辺国との貿易も大きいですから、小国を守る義務も請け負う必要があるのです。

ですから、自衛隊が他国で人を殺すような紛争を経験すれば、たしかに世界の日本に対する見方は変わります。しかし、必ずしもネガティブなものばかりではなく、ポジティブに「日本よ、ようやく目覚めてくれたか」という意識が多くなるのも事実なのです。

自衛隊が紛争地域で人を殺す、という点についてです、あまりにも単純に「殺す」ことばかり考えてはいけません。なぜならそこには「自衛隊員が殺される」または「自衛隊に協力している人々や、友軍が殺される」という現実も同時にあるからです。
実際に、自衛隊が派遣されたサマワで隊長だった佐藤氏(現自民党議員)は以下のような手記を残しています。
http://blogos.com/article/86611/
日本人は「自衛隊が人を殺す」ということばかり気にします。しかし、もしそのようなことがあればそれは同時に「自衛隊員が殺されていく」ということでもあるはずなのです。だから、左翼の一部は、自衛隊を派遣するのはよろしくない、といいますが、実際には日本の文民警察官なども海外派遣(カンボジア)で殺されています。

ですから、日本はどのような派遣や協力であっても人を絶対に海外に派遣しない、なら別ですが、それは日本という国の大きさと責任からいえば、できないことぐらいは分かるでしょう。

であるなら、殺されるかもしれない場所には、抵抗する能力や訓練を受けている自衛隊を派遣するほうがよほど被害が少なくなるといえます。

>新聞の調査では、集団的自衛権の賛成率って男の人の方が多いって。わたしたちは絶対に戦争はイヤ。だから男の人よりずっと賛成率低いです。阿部さんの支持率も男の人のほうが高いです。男の人ってやっぱり好戦的なんでしょうか?

私も男性です。妻も子供もいます。現実に「守らなければならない人たち」がたくさんいるのです。もし強盗に入られたら、出来るかどうかは別として自分の命に代えても妻と子供を守りたいと思います。戦争になるなら(イヤですが)、銃をとって妻と子供を守ります。
男性は好戦的なのではなく「愛する人々を現実的にどうやって守るか」という考察の結果して「集団的自衛権の賛成」が多いのです。
私も戦争はイヤですが、でも他国が攻めてくるならある程度の犠牲を覚悟してでも自分の家族や財産を守る必要があるからです。
そういう男性の覚悟を「好戦的」とするのは間違っていると思います。

これだけ、質問者さまからみて交戦権にポジティブなような書き方をしている私ですが、実は私安倍首相は支持していません。自民党もずっと支持したことがありません。

理由は簡単です。自民党は党利のために右翼的(愛国的な)国民・市民を騙しうらぎっているからです。
世界的な交戦権・集団的自衛権のリアルな現実は先に書いたとおりですが、安倍首相の国会答弁を見ているとごまかしているようにしかみえません。

先日の「有事の具体例」を挙げろと民主党に質問されたときも「ホルムズ海峡の機雷掃討」としか言わず、現実的な脅威である南シナ海の問題についてはいっさい触れませんでした。

これはごまかし以外のなにものでもありませんし、実際には先のコラムのような、現場で起きている問題(これも集団的自衛権です)や各国から要請を受けているような問題、日本の今後の方針と地位に見合う行動をどのように取っていくのか、などほとんど回答せず、なし崩し的に実行に移すつもりなのでしょう。安倍首相の盲目的なシンパならもろ手を上げて追従するでしょうが、わたしは「ごまかした後で既成事実化する」やり方は国民を馬鹿にした醜悪なやり方であるとおもっているのです。

>今自民党を支持している若い人たち、本当にそれだけの覚悟をして自民党を支持しているんでしょうか? 自分が戦場に行って誰か殺したり、あるいは自分が殺されたりする覚悟はあるんでしょうか?

中国よりはあるとはいえます。尖閣諸島で問題が多発した2010年ごろ、日本の海上保安庁などへの志望倍率は例年よりも高くなったのに対して、中国の海警は志望者数が落ちています。

今の若者は「閉塞感」に満ちています。「戦争が起きればガラガラポンだ」という人もいるぐらいです。そういう自分たちの不満を解消できるのなら「戦争になってもいい」という感覚があるようです。戦争の現実や悲惨さなど誰も知りませんし、自分が巻き込まれることなんて少しもかんがえていないでしょう。
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この回答へのお礼

うーん・・・

ありがとうございます。今までの中で一番説得力がありました。本当はベストアンサーにしたいぐらいです

が、まだもう少し分からない面があるので、申し訳ありません。

交戦権というのは、戦争する権利、自国が生き抜くために、他国に戦争をしかける権利って学びました。

男の人が集団的自衛権に賛成したり、安部様を支持するのは、決して好戦的ではないから、また自衛隊の事

故の現場に遭遇した時についてのことについても読ませていただきました。

安部様は、国民に本当のことを説得せずに、強引に既成事実を作って成立させようとしていることも同感です。

でも、解釈改憲で強引に進めようとしているのって絶対おかしいですね。憲法や法律を解釈するのって司法権だと思います。憲法を勝手に解釈していくよりも、やはり、国民に説明して、国民が納得した上で、憲法を変えていくべきだと思います。憲法9条を改正するとか、削除してしまうとか。

また、自衛隊が他国の人を戦地で殺しても、他の国は悪いようには考えない。やっと普通の国になったとポジティブに解釈される。また中国の南沙方面の問題のように、先々状況がどう変わっていくか分からないのも理解できました。

でも集団的自衛権のように、自国が攻撃されていなくても自衛隊の人が派遣されるがもうひとつわかりません。

その状況が、本当に日本にとって危機的な状況かどうかって、はっきりしません。その時の政権が、これは、危機的な状態だと勝手に解釈される可能性もあると思います。

おそらくアメリカにしたがって戦争するんでしょうけど、アメリカだってかつての、イラク攻撃のように、破壊的兵器があるって(実際にはなかったのに)、攻撃したことがありました。その折他国は反対したのに、日本だけ小泉様がだんこ指示するって言っていました(結構これって怖いと思います)。

イラクに破壊的武器がないと分かった後でも、本当にだんこ指示するって言ってよかったのか、見直すそぶりも現在にいたるまで、自民党にはなかったように思います。

集団的自衛権って本当に大丈夫でしょうか?

もし日本が戦争になったら、わたしたちは(小説や映画にあるように)銃後の守りになるんでしょうか?

このことがどうしてもひっかかります。でも回答者様のお答えで、半分くらいわかりようになりました。

本当にありがとうございます。

お礼日時:2015/06/14 12:43

>世界の日本に対する考え方が変わるというコラム


 まぁ確かに変わるとは思いますけど、基本良い方に変わるとうのが正解ですよ。
 湾岸戦争などでも日本は金だけ出して、他国に戦わせるって批判的な見方が基本です。
  実際は真逆ですよ。

 自衛隊は戦いたくない、なので戦争ふっかけられても戦いたくない日本人はそのまま殺されてくださいでは意味がないですよ。

  あと自衛隊の気持ちを質問者は勝手に代弁するのはどうかと思いますけどね。
 そもそも自衛隊員に『実際に戦いたくないか?』聞いたんでしょうか?
  自衛隊員に実際に気持ちも本人に聞きもせず、質問者の勝手な想像で代弁するのは荒唐無稽だし、失礼だと思うんですけどね。

 そもそも最新の国防白書をみても
http://www.mod.go.jp/j/publication/wp/
 志願者数は多いですし、又徴兵制では戦えませんよ
http://blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumsta …

 米国で例を挙げると基本的な3軍 陸海空軍の場合は長期の訓練が必要で、とても徴兵制では練度が低すぎてつかえません。
 一番即席の海兵隊でさえ1年かかりますし、その海兵隊も用途が限られてますので規模は全米軍5軍のうち
2番目に小さい(一番規模が小さいのは沿岸警備隊)
 日本の陸自で多いのは輸送ですからね、輸送機(C-1・C-130H)なんかの操縦や整備なんて練度が低い徴兵での兵士に勤まりません。
 ちなみに米軍や日本など先進国で例えますと軍で実際に戦うのは全体の15%くらいですよ
 あとは整備や輸送など戦闘以外の職です。

あと個人的に軍の雰囲気を知りたいのならこの漫画がお勧めです
http://sai-zen-sen.jp/special/4pages-comics/mari …
アナステーシア・モレノという米国 海兵隊員の沖縄での体験談を元にした漫画です
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例えばISISなどが近隣住民を虐殺した場合、自衛隊員に参加するな、そのまま近隣住民は虐殺されろと?


前回の湾岸戦争時、日本だけが先進国で直接戦争に参加せず、多くの国から非難を受けました。
 アフリカの小国で内戦が起きても、その国の人間がどれだけ殺されてもPKOに参加せずそのまま放置し、住民は殺されろと?

 なんかくどいように『背筋が凍る』といってますけど、
質問者はアレですか? ともかく人がドンドン死んでいくのがお好みで、世界の人が平和に暮らす事が
そんなにも嫌なんですかね
 人が不当な暴力で意味も無く死んでいく、それを守る『防衛』さえ否定するのは
単に自殺志願者ですよ
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この回答へのお礼

わたしの質問に多くの方がお答えくださり、ありがとうございます。

何度も『背筋が凍る』って言ってすみません。わたしも今までは、ニュース見ていて、そんなに深く感じていなかったんですけど、自衛隊が他国で人を殺したとき、世界の日本に対する考え方が変わるというコラムを見たとき、「はぁー、そうなんだ」って目から鱗が落ちたような気がしたんです。

実際にそうなんだと実感を感じたのです。そのとき背筋が凍るって感じがしたんだと思います。

日本は戦争をする国っていうイメージが世界に浸透する。でも、派遣されている自衛隊の人たち、戦争なんてしたくないと思うんです。自分が殺すか殺されるかって考えられません。あくまで、自衛隊って平和の使者的なイメージっていうか。うまく表現できませんけど、復興や救済はするけど、戦争はしないという感じで。でも、戦争になったら、戦地に行かされる自衛隊の人って絶対イヤだと思うんです。家族も行かせたくないし・・・・。だから自衛隊になり手が少なくなったら徴兵制が始まり、男の人が否応なく、戦地に行かされる時代が来るんじゃないかと思ったんです。

わたしの杞憂だったら一番いいし、現在実際にそうなったわけでもないので、どうなるのかなんて分からないと思います。そうならないことを祈るしかないと思います。

お礼日時:2015/06/12 21:10

>>経済制裁って外交じゃないですか?



戦争そのものが外交のひとつです。

>>新聞の調査では、集団的自衛権の賛成率って男の人の方が多いって。わたしたちは絶対に戦争はイヤ。だから男の人よりずっと賛成率低いです。安倍さんの支持率も男の人のほうが高いです。男の人ってやっぱり好戦的なんでしょうか?

どうなんでしょうね、選挙でもなんでも女性の方が人口多いし、実際投票行動も男より多いと思います。
しかしながら、普段働いているので、新聞の世論調査には反映しません。
なので男性が~みたいなことを書く記者はいるのでしょう。
実際は~1000人ぐらいしか調査していませんよ。

>>本当に自分が徴兵されたらって考えないんでしょうか? わたし、本当に不思議です。

中国軍や北朝鮮軍のように、白兵戦主体の軍隊なら、一般人に銃持たせても成り立つとは思いますが。
基本的に空自や海自は専門職ですし、陸自にいたっては平時でレスキューをしなくてはなりません。
つまり、その辺の消防員より専門なんです。
従って徴兵されても物の役に立ちません。
なので、日本でもう徴兵はないのです。

ありうるとしたら、人口が5000万人を切った場合ですかね。
.
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"交戦権っていうのは、戦争に行って、敵を殺しても(殺人)


殺人罪に問われない権利って書いてありました"
     ↑
交戦権については争いがありますが、そのような
説を唱えている学者はおりません。
端的に国家が戦争する権利だ、という説と
船舶などを拿捕する権利だ、という説があります。


”わたしも確かにそうだと思って背筋が凍りました” 
    ↑
戦争をやれば人間が死ぬのは当たり前です。
何を今更。
だから平和ぼけなんて言われるのです。
タダで平和は手に入りません。


”外国に派遣して何をしようとしているんでしょうか?”
    ↑
戦争します。


”人を殺してもいいようにしていんでしょうか?”
     ↑
日本の利益、日本人の生命財産を護るため
なら仕方ありません。
いい加減に覚悟すべきです。
何を夢みたいなことを言っているのですかね。


”これでいいんでしょうか?”
    ↑
日本以外の国は総て、これでいいんです、と
いいます。


”今自民党を支持している若い人たち、本当にそれだけの覚悟をして自民党を支持しているんでしょうか? 自分が戦場に行って誰か殺したり、あるいは自分が殺されたりする覚悟はあるんでしょうか?”
     ↑
逆に聞きたいですね。
中国が攻めてきたら、黙って殺される
覚悟はあるんですね?


”どうして自民党がいまだに圧倒的に勝利するんでしょうか?”
    ↑
国家には軍隊が必要であり、国益を護るためには
戦うべきときには戦う、ということを、国民が
知っているからです。

そんなことは野党ですら解っています。
だから、社民党だって与党になれば自衛隊を
認めるのです。

野党は自民党を攻撃するために、違憲だとか
因縁をつけているだけです。
それに質問者さんのようなウブな人が踊らされて
いるだけです。
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日本は現在経済制裁実施中です。



経済制裁は非軍事的強制手段のひとつであり、武力使用(交戦)による強制外交と同様に外交上の敵対行為と見なされる。

なので、ロシアや北朝鮮と目下交戦中です。
そもそもこれらの国々との友好安全条約は未だにありません。

なので、とっくに交戦中です。

しかし、一般的に交戦権とは、武器使用の有無になります。
経済制裁で何人死のうが関係ないのです。

日本の憲法では、宣戦布告条項がないので、自ら戦争を開戦できません。
つまりは先制攻撃ができないのです。

しかし、自衛の戦力の保持は禁止されていないので、自衛の軍の保持は合憲であり、防衛の為の交戦権を禁止はしていません。

■交戦権
・敵戦力の破壊および殺害
・中立国の船舶に対しての国防上の要請から、もしくは戦時禁制品の取り締まり等のための海上封鎖、臨検や拿捕
・捕虜の抑留
・占領地では軍政を敷いて、敵国民やその財産についての一定の強制措置
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この回答へのお礼

うーん・・・

ありがとうございます。驚きました。日本は北朝鮮やロシアとはとっくに交戦中なんですか。

でもなにか違うような・・・・。経済制裁って外交じゃないですか? 対北朝鮮やロシアに対してだけではなく、他の国々と基調を合わせて・・・・。

新聞の調査では、集団的自衛権の賛成率って男の人の方が多いって。わたしたちは絶対に戦争はイヤ。だから男の人よりずっと賛成率低いです。阿部さんの支持率も男の人のほうが高いです。男の人ってやっぱり好戦的なんでしょうか?

本当に自分が徴兵されたらって考えないんでしょうか? わたし、本当に不思議です。

お礼日時:2015/06/12 14:12

永世中立国をうたっいるスイスでさえ、各自宅にライフを保管しているのをご存知ですか。

日本みたいに平和ボケしている国は、ほとんど無いんですよ。
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この回答へのお礼

うーん・・・

ありがとうございます。自衛のための軍備はわたしも必要だと思います。

でも自国が攻撃されていなくても、日本に重要な障害があるなら、そこに行って参戦する意味がどうしても、分からないんです。自国が攻撃されていなくても、重要な障害ってなんなんでしょうか?

お礼日時:2015/06/12 13:52

まずはそのコラムがデタラメであることを自覚すべきです。


そもそも交戦権という言葉には、厳密な定義は存在しない。
『戦争に行って、敵を殺しても(殺人)殺人罪に問われない権利』ではないんです。

 一応交戦権も目安としては『戦時国際法』という国際条約があります。
とりあえず長く長くなるのでwikiなど観てください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E6%88%A6% …


 個人的には質問者のアタマの思考を疑いますけどね
『日本は戦争する国と世界中が認識する →紛争国は日本を正式に敵とみなすようになり』
 と言う事は紛争国は世界中の国が敵ですかね?
 なぜこのような思考になるのか本当に分かりません

 本当に論法が支離滅裂です。
 例えば近い将来、中国バブルがはじけ、中国地方軍閥の暴発や
 北朝鮮の暴走などで日本は巻き込まれる可能性があります
  その時戦争がイヤだからって、そのまま死ぬのが質問者はお好みのようですけど
 日本にはそーゆーので死ぬのはイヤって方も多いです。
  だから自民を指示する方も多いんです。

 国連の定義は敵国に侵略は認めない、代わりに侵略してきたら
 国連加盟国で防衛するから侵略やよてーな。というのは基本です。

  質問者のいってるのは、国も侵略されても、どの国も助けない、
 戦争を話し合いだけで解決しようとした国際連合が失敗し
 武力による平和を目指した国際連盟の全否定ですな
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに自衛権はありますね。自国を侵略されたら守る権利。国の目的は国民の財産 生命を守る義務があります。そのために、税金も払っている。それに国内だってテロや犯罪が起こり、目の前で人質が殺されそうになったらswapや警官が犯人を射殺しても殺人罪で問われないでしょう。でも、そのコラムは自衛隊が海外で、その国の住民(敵軍)を殺してしまうことを心配しています。実際に今まで、自衛隊は戦争で人の命を奪ったことはないでしょう。派遣されたところで、自衛のためやむなく殺す場合(相手の命を奪わないと、自身の命が危ない場合)は別として、自国が攻撃されていなくても(自分の命が危急の状態ではない)日本に重要な障害がある場合、その国に派遣することが集団的自衛権だと思います。そこでは当然戦争参加でしょう。自衛隊員が人を殺すこともあり得るでしょう。その人(コラムの著者)もアメリカ人ですが、いつまで日本はアメリカのいいなりになっているんだと言って締めくくっていました。わたし、そのコラムを見て本当に背筋が凍りました。

お礼日時:2015/06/12 13:46

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