アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日本では圧倒的に死刑制度賛成の立場の国民が多く、政党でも、公式に反対している政党は社民党のみである。かっては、共産党も、死刑廃止の立場にたったが、最近はほとんど言及しない(票にならない)。
日本では圧倒的に少数意見でも、世界(特に先進国)では、死刑廃止が大勢となっている。
EU諸国は一括して死刑制度を廃止しており、従って、当然、英国、フランス、ドイツ、イタリアは死刑を全廃している。ロシアも廃止の方向に向かっている。トルコも、イスラム国では非常に珍しく、死刑廃止に
向け努力している。豪州・カナダも廃止している。唯一、米国だけは死刑制度を維持しているが、ハワイ州など、州単位では死刑制度の廃止に踏み切っている。アジアでも、韓国・フィリピンなどが、事実上廃止している。

死刑は凶悪犯罪発生防止のため必要との意見が多いが、死刑を廃止したことで、凶悪犯罪が激増したとの有力な科学的統計が存在せず、死刑制度が凶悪犯罪防止に役立っているとの科学的・実証的研究も存在しない。従って、死刑制度が凶悪犯罪発生に役立つとする理論は、社会科学的には証明されていない。

犯人を懲らしめるために死刑制度はどうしても必要だ、とする意見は、因果応報を好む日本人が多いこともあり、極めて多い。しかし、これはアラブ諸国で盛んな「目には目を、歯には歯を」と言った“同害報復”肯定の理論であり、また、江戸時代の“敵討ち”的な考えを出ない。

いずれにしろ、近代民主国家における刑法学の精神を大きく損なうものである。

無罪の場合、死刑にされた被告に損害回復の途がなく「国家・国民による殺人」の様相を呈する。

人類の進歩・文明の進歩に反する考え方であり、死刑が近代民主主義国家・近代文明国家におけるもっとも野蛮・残酷な刑罰であることに鑑み、死刑制度は廃止される必要がある。

日本政府代表団が、国連において、死刑の廃止に努力する旨を表明し、法務大臣が「いずらは廃止すべきものである」と答弁してから、無限の時間が経過したが、依然として廃止される可能性がまったくない。

人類の進歩・文明の進歩のために、死刑制度の廃止は避けて通ることは出来ない。

多くの弁護士や、刑法学者、憲法学者すら、依然として、死刑制度維持を強硬に主張するのは、実に
嘆かわしい。


死刑制度は完全に廃止すべきである、と思うが、諸兄の御高見を伺いたい。

質問者からの補足コメント

  • 死刑制度は数々の問題点が存在する。

    1 近代国家の理念に反する。

    2 世界の大勢は「死刑廃止」である。

      (日本国憲法に世界の体制に従うとの理念が表明されており、「日本は日本、世界は世界」との理由で死刑廃止を拒否できない、とされている。「特定の問題に付き、国民世論と世界世論とが食い違う場合は、世界世論に従う」との旨が表明されている)

    3 アムネスティー=インターナショナルなど世界の有力な人権擁護団体が、死刑制度を激しく非難しており、死刑制度を廃止せず、死刑を執行する日本政府を(近代先進民主主義国家にふさわしくない)“野蛮な国家”として、断罪している。

      補足日時:2015/10/21 10:09
  • 4 EU諸国などへ、殺人犯が逃亡した場合、日本に強制送還した場合に、「死刑」を宣告されて、処刑される可能性が大きくなる。
    EU諸国は、死刑制度を強く嫌っており、仮に、犯人を逮捕して、拘束した場合であっても、日本への強制送還を拒否する。強制送還する場合は、日本政府に対して、死刑を宣告しないこと、死刑を宣告しても執行しないこと、の2点につき、政府として保証することを要求する。日本政府として、そうした要求には応じられないので、当然拒否する。EU諸国は日本への強制送還を拒否する。強制送還は、それぞれの国の“善意”で行われるに過ぎず、日本政府は強制送還を国際法に従って、命令はできない。そうなると、結局、犯人がEU諸国に留まる限り、一切処罰できない事態に陥る(無期懲役にもできない)。

    5 自分自身、自分の妻・夫、子供、父親・母親、親友、知人、友人が、「無実の罪」で処刑されても、一切文句は言えない。

      補足日時:2015/10/21 10:10
  • 6 死刑を執行した後で、真犯人が現れて、『あの人は無実だ。実はわたしが殺した』と自供する場合がある。

    7 死刑を執行した後で、有罪の証拠とされた裁判の証人が、『犯行現場で被告を見た、と言ったのは嘘だ。実は見ていない。被告に別の件で恨みがあったので、裁判で嘘をついた』と告白することがある。

    8 犯行現場で被告を見た、と証言した証人が、近視であり、普段はかけている眼鏡を目撃した当時はかけておらず、当時の明るさでは、被告の顔をはっきりと識別できなかったことが、死刑を執行した後で、証明されることがある。(目撃当時、「眼鏡をかけていた」と証言して、裁判官の判断を誤らせる場合がある)

    9 DNA鑑定の素となった資料が、偶然に付着する場合がある。

    10 凶器が、警察官によって犯行現場に(被告とは関係なく)置かれる場合がある。

      補足日時:2015/10/21 10:12
  • その他、様々な問題点が存在する。人間のやる事に《完全》はない。人間のやる事に《完全》はないのに、死刑判決は“絶対に間違っていない”として、死刑を執行することが許されるか。“絶対に間違っていない”はずの死刑判決が、「誤り」とされた例が、内外に多く実在する。

    無実の罪で処刑された人間が、あの世から、

    『わたしを殺したの誰だ』
    『なぜわたしを殺した』
    『自分が同じ運命にあっても、我慢するのか』
    『わたしの“基本的人権”は、誰が保証してくれたのか』
    『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする(憲法13条)と書いたのは誰だ』

    と問いかけた時、あなたはどう答えるか?

    「あなたはたまたま<運が悪かった>と言う事ですよ」と答えるか?

    その<運の悪い人間>が自分自身だった場合は?

      補足日時:2015/10/21 10:25

A 回答 (9件)

質問者様にまったく同意します。



多くの人々は死刑に賛成し、また死刑が執行されていますが、これは「国民主権国家である日本」ということを考えれば、私たち一人一人が「人殺し」である、ということです。治安維持・国家の安全という正義の元に死刑を執行しているわけです。

>死刑がなくても、国内の治安が保てる国を作りたい。

その通りだと思います。

そもそも、近代国家は「市民の個人的尊厳の保証」という要請から成り立っています。封建国家のように「為政者に具合が悪いから」という理由で市民を抹殺することは、そもそも近代国家の理念に反するのです。

ですから、近代法の理念・近代国家の理念からいえば、犯罪者を死刑執行したとしても「国家・国民による殺人」であると私は考えます。
    • good
    • 0

"死刑制度が凶悪犯罪発生に役立つとする理論は、


社会科学的には証明されていない"
   ↑
犯罪は色々な原因で犯すものです。
死刑があるから、犯罪抑止になる、ということを
証明するのは非常に困難、というか無理ですね。
しかし、無理だから廃止しろ、ということにも
ならないわけです。

ちなみに、こういう資料もあります。
○死刑を廃止した国は、殺人が激増しております。
10万あたりの殺人の件数ですが。
・英国では 0,73件 → 1、11件
・フランス 2,68 →  4,72
・カナダについては、アムネステイインターナショナルは、
 3,09 → 2,4 と減少したと発表しました。
 しかし、これは 警官殺人と一般殺人を比較したもので
 しかも、わざと時期を変えています。
 時期を同じにして一般殺人と一般殺人をを比較すれば 
 1,25 → 3,03
 とやはり激増しております。
 尚、あの池上彰氏も、この数字に瞞されており、
 死刑を廃止すると殺人が減るとしています。


”近代民主国家における刑法学の精神を大きく損なうものである。”
     ↑
近代国家における刑法学の基本は応報刑ですよ。
方やむごたらしく殺されているのに、殺した方は
天寿を全うすることを、医衣食住つきで国家が保障する。
こんな不公平は耐えられない、という不公平感が
基本です。


”無罪の場合、死刑にされた被告に損害回復の途がなく
「国家・国民による殺人」の様相を呈する。”
     ↑
懲役だって、失われた時間を回復する途など
ありません。
国家による監禁、強制労働です。


”人類の進歩・文明の進歩のために、死刑制度の廃止は避けて
通ることは出来ない。”
   ↑
マルクスじゃあるまいし、今更進歩史観ですか。

何をもって進歩というのでしょうか。
死刑制度廃止と進歩が論理必然的な
関係にあることを、論証してみて下さい。
    • good
    • 4

言い回しや建前は立派に見えますね。



でしたら、死刑囚が生きている期間は死刑反対派がお金を出して生かしてくださいよ。

生きている期間も税金は使われているのですよ。

それで生かせればとても人道的ですね。とても立派ですね。とても先進国ですね。

自分でしたら大切な人が殺されて自分が払った税金の一部で加害者が生きていると考えたら・・・。
それで自分でも手を下せないのなら・・・。
許せませんがねぇ。
    • good
    • 4

死刑廃止の目的って?


犯罪抑止や冤罪防止との兼ね合い等、議論すべきこともあるかな。

そもそも論です。死刑廃止する目的とその効果、影響ってどうなるか?どのようなものなのか?
「死刑になりたいから人を殺した」との犯罪動機がなくなるかも。ですが、
それで、犯罪が減るのか?との答えって、誰もわかりません。
死刑廃止後、逆に犯罪が増えてしまったら?すぐに死刑を復活させるのか、できるのか等
考えなければならないことも、多々あるのでは。

一概に、他国が死刑廃止しているから、との理由や
>人類の進歩・文明の進歩に反する考え方であり、死刑が近代民主主義国家・近代文明国家におけるもっとも野蛮・残酷な刑罰であることに鑑み、死刑制度は廃止される必要がある。
>人類の進歩・文明の進歩のために、死刑制度の廃止は避けて通ることは出来ない。
などの、考えで廃止することは、カンタンではないのでは。

他国は他国、日本は日本。
日本国民の考えも、考慮しないと・・・。
    • good
    • 1

あんたは、おかしい


何を言いたいのか?
何をしたいのか?
死刑を廃止
記述した例が、廃止と何ら関係して居ない内容
何の為に?
何の意味で、廃止を切望するのでしょうか?

今ひとつ決定打に欠けるね!
    • good
    • 1

なんか突っ込みどころが満載なんだが・・・



>自分の家族を殺した犯人に対して死刑を求めることはしないと思う。

『思う』ね。実際に殺されたら、ひょっとしたら死刑を求めるかもしれないと内心ではおもっているんだ。(と言われかねないよ。)

>1 冤罪の危険を100%回避できない。

これは否定しない。逆にいえば冤罪にはなりえない複数の殺人事件の犯人等に絞って死刑にすべきだと思う。
(死刑を廃止すべきではなく、より厳しい適用条件をもって死刑宣告すべき。)

>犯人を殺しても(死刑執行にしても)殺された家族は生き返らない。

当たり前だろ。死んだ人が生き返るわけがない。これと死刑廃止と結びつく理由がわからん。

>欧米人や、韓国人やフィリピン人に出来ることが(出来たことが日本人にできないはずがない)

意味不明。理解できない。なぜ欧米人や韓国人やフィリピン人がしたからと言って日本でやらなきゃいかんのか?

>4 死刑制度廃止に向けて努力すると日本政府代表が世界に約束した。

ごめん、これはよくわからん。でも世の中の議論は死刑廃止にそんなに賛成ではないと思うよ。
あんたも書いている。
『多くの弁護士や、刑法学者、憲法学者すら、依然として、死刑制度維持を強硬に主張する』とね。

>5 死刑制度によって治安が保てる国より、死刑がなくても治安が保てる国の方がより優れている。

あんたが書いた『死刑を廃止したことで、凶悪犯罪が激増したとの有力な科学的統計が存在せず、死刑制度が凶悪犯罪防止に役立っているとの科学的・実証的研究も存在しない。』というのと矛盾しているだろ。あんたは死刑制度と凶悪犯罪は関係ないといっただろ。

>6 スターリン・ヒットラー・ポルポト・イスラム国・金正恩など狂信的な独裁者により、これまで無数の市民が処刑された。死刑制度の全廃は、これらの独裁者の死刑執行を不可能にする(少なくとも法的には)。

意味不明。日本国の死刑制度の有無と頭のおかしな過去の指導者との議論がどう成り立つか理解できん。

>7 日本には何千年も前に死刑制度が完全に廃止されていた期間が存在した。何千年も前の日本人に出来たことが、現代の日本人には出来ないと言う理由が見当たらない。

ごめん。何千年前ていうと縄文時代だが、縄文時代は死刑制度がなかったのか?? 根拠を教えてくれればありがたい。

>8 日本人には死刑を全廃する能力がある、と信じたい。

意味不明。死刑全廃はあんたの希望。単なるあんたの希望を言っているだけ。

>9 死刑がなくても、国内の治安が保てる国を作りたい。

あんたは死刑制度と国内の治安は無関係と言っていたのではないか?この発言は矛盾している。
    • good
    • 4

日本には大勢の警察官と交番が在ります


世界中で一番治安の良い国です、深夜の公共交通機関、タクシー、無銃国家、挙げればきりが無いほど

でも中にはオーム、サカキ薔薇 等々 凶悪犯が?

死刑賛成、他人事、私は死刑に成らない!
    • good
    • 1

>日本では圧倒的に少数意見でも、世界(特に先進国)では、死刑廃止が大勢となっている。



つまらん。諸外国では死刑廃止だから日本も廃止すべき、としか読めないが、別に諸外国に合わせる必要はない。諸外国で死刑が廃止になっている理由を明らかにしたうえで、日本の現状について議論すべき。


>犯人を懲らしめるために死刑制度はどうしても必要だ、とする意見は、因果応報を好む日本人が多いこともあり、極めて多い。しかし、これはアラブ諸国で盛んな「目には目を、歯には歯を」と言った“同害報復”肯定の理論であり、また、江戸時代の“敵討ち”的な考えを出ない。

いや、これのどこがいけないのかわからん。極めて凶悪な犯罪を犯した犯罪者を死刑にしてほしいという気持ちがおかしいというのか??? 

>“同害報復”肯定の理論であり、

人を殺したからってすぐに死刑にはなっていないでしょ。凶悪な場合だけですよね。「同害」ではないだろ。 

>近代民主国家における刑法学の精神を大きく損なうものである。

ごめん。「近代民主国家における刑法学の精神」なんて俺はしらん。損なって何が問題なの??  むしろ日本国民が死刑制度に大きく異を唱えていないことをもっと考えるべきだろう。

>無罪の場合、死刑にされた被告に損害回復の途がなく「国家・国民による殺人」の様相を呈する。

当然無罪の人を死刑にすることがあってはならない。ただし今の死刑制度の運用をみると、無罪の人が死刑になっているとは思えない。(ごめんね。昔はよくわからん。)現行は、無罪の人が死刑になることはない、と考えている。(複数の殺人事件の犯人で、それなりに証拠で明らかになった人が死刑になっていると考えている。)

>死刑が近代民主主義国家・近代文明国家におけるもっとも野蛮・残酷な刑罰であることに鑑み、死刑制度は廃止される必要がある。

そうなの?? どこが野蛮・残酷なの?? あんたの主観でしょ。 俺は別に野蛮でも残酷でもないと思うよ。

>人類の進歩・文明の進歩のために、死刑制度の廃止は避けて通ることは出来ない。

どうして??? 別に死刑制度があってもいいじゃん。


>多くの弁護士や、刑法学者、憲法学者すら、依然として、死刑制度維持を強硬に主張するのは、実に
嘆かわしい。

多くの弁護士や、刑法学者、憲法学者は死刑制度維持の考えなんだ。俺と同じなんだ。

ということは質問者さんの意見が間違っているんじゃないの。もっと人を納得させられる理由を提示していただければありがたい。
    • good
    • 3

いらない人は


いらないのでは

もし、貴方の近親者が? 思慮した事、有りますか?
    • good
    • 2
この回答へのお礼

「他人の家族・親族が殺された時は、死刑にしなくて良い」
「自分の家族・親族が殺された時は、必ず死刑にして欲しい」
そんな身勝手な主張が許されるはずがない。
そもそも、法律または憲法で死刑が廃止された場合、全国民に一律・無差別に、強制的に、且つ、無条件に適用されることになり(憲法・法律は本来そういうもの)、検察官も「死刑の求刑」が不可能になり、裁判官も「死刑判決」を出すことが一切不可能になる。
従って、tonton7373氏が言われるように「自分の家族が殺されたらどうなんだ。犯人を殺してやりたいと思うだろう」との指摘に対して、わたしがどう回答しようと、テーマとは関係がない。
憲法・法律で、死刑が禁止されると言う事は、わたしの家族が誰かに殺された場合、わたしが「犯人を死刑にして欲しい」と検察官に頼んでも、検察官は死刑の求刑を行わない(行えない)。裁判官は、死刑判決を出さない(出せない)。

わたしが死刑制度を廃止すべきであるとの主張を成す以上は、自分の家族が殺された場合であっても、犯人が死刑にならないことを受け入れる、と言う事である。従って、「死刑制度を廃止すべきである」と言うわたしの主張自体に、既に、tonton7373氏に対する回答が含意されている。

ちなみに、自分の家族を殺した犯人に対して死刑を求めることはしないと思う。

その理由は、


1 冤罪の危険を100%回避できない。

2 犯人を殺しても(死刑執行にしても)殺された家族は生き返らない。

3 欧米人や、韓国人やフィリピン人に出来ることが(出来たことが日本人にできないはずがない)

4 死刑制度廃止に向けて努力すると日本政府代表が世界に約束した。

5 死刑制度によって治安が保てる国より、死刑がなくても治安が保てる国の方がより優れている。

6 スターリン・ヒットラー・ポルポト・イスラム国・金正恩など狂信的な
独裁者により、これまで無数の市民が処刑された。死刑制度の全廃は、これらの独裁者の死刑執行を不可能にする(少なくとも法的には)。

7 日本には何千年も前に死刑制度が完全に廃止されていた期間が存在した。何千年も前の日本人に出来たことが、現代の日本人には出来ないと言う理由が見当たらない。

8 日本人には死刑を全廃する能力がある、と信じたい。

9 死刑がなくても、国内の治安が保てる国を作りたい。

お礼日時:2015/10/19 22:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!