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俳句と川柳の違いについて
決定的なところを
教えて下さい。
いろいろなところで展開がなされていますが、
イマイチ
納得できません。宜しく。

A 回答 (2件)

季語・季題が含まれるかどうか、という形式的な定義が多いですが、ずばり!川柳と俳諧の違いは、「笑いの矛先がどっちに向けられているか」です。


川柳は滑稽とあてこすり、諷刺を宗とする文芸で、その笑いは対象に向けられます。しかもかなり辛辣に。
それに対して俳諧の笑いは自分に返ってきます。
自然・人事に目を向けて、それを愉しんでいる自分、にかならず笑いが戻るんですね。
だから俳諧は基本的に社会に対して攻撃的、否定的な風諭を含みません。
どちらが文学として上か下かということではなくて、目的とするものが違うんです。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難う、御座いました。

お説の通りで間違いありません。
それを定義とすれば、
現代の俳句と川柳を俯瞰していますと、
川柳では俳句に寄った
内に向っている作品が見られます。
俳句でも川柳に寄っていると
思える作品も見られます。

お礼日時:2001/07/03 02:38

俳句が叙情的なのにたいして


川柳は庶民的なスピリットと風刺が利いてる気がします。
風刺について
"あっ!いけないんだぁー.."とチクリたくなる日本人の心理は
羊の皮をかぶったヤギみたいな今の風潮を反映したものだと思います。
川柳のようなスピリットが絶滅したときに
体制側に都合のいい群れが誕生するのではないでしょうか
そこで一句
"日本人ことと成りには、日光の猿なみ"字余り なんてね 爆
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難う御座いました。

面白い、ご認識です。
オオカミの皮ではない訳ですネ。
日本人は、生活防衛のための暴動を起こさない
暴動をゆるさない人種ですネ。

大塩平八郎や秩父困民党の主張もイマイチ……
 
”字余り”謹んで頂きました。
涼しい解説も頂きました。

お礼日時:2001/07/04 01:32

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