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選択式問題で迷ったとき、真ん中の回答を選んでしまう理由

選択式問題で迷ったとき、真ん中の回答を選んでしまう理由センター試験や学校のテスト、資格試験などの選択式問題で、答えに迷ったとき真ん中の回答を選んでしまったことはないだろうか。「教えて!goo」で読者に「選択式問題のテスト、迷ったときによく選んでいたのは左から何番目の回答?」と尋ねてみたところ、答え方に傾向があることが判明した。

■多くの人が真ん中を選ぶ!!


「2番目です」(レオンの闘病日記さん)、「だいたい、2番目だね」(naribiyuiさん)、「なんか2番目が好き」(にゃんこせんせいさん)や「迷ったら、3番」(モンスターさん)、「3」(catseyeさん)などと、2番や3番という真ん中の選択肢を選んでいるが多いということが判明した。

■ゴルディロックス効果によって、両端を選びたくない!


なぜ、多くの人は選択式問題で真ん中の回答を選んでしまうのだろうか。心理学者の内藤誼人先生に分析してもらった。

「人間は、どうして良いか分からないとき、両端を選びたくないという心理から、真ん中を選んでしまう傾向があります。これを『ゴルディロックス効果』といいます」(内藤先生)

これは、選択問題だけではなく、生活のさまざまなところでも見ることができるという。たとえば「松竹梅」だと、「竹」を手にする人が多く、3000円と4000円と5000円と値付けされた商品があると、4000円の商品を買う人が多いのである。これらすべてが「ゴルディロックス効果」によるものなのだ。

では、あえて両端を選ぶ人はどんな人なのだろう?

「あえて両端を選ぶ人は、少し天邪鬼な性格を持つ人ではないでしょうか。もちろんそういう人もいますが、統計的には『外れ値』として扱われる人ですね」(内藤先生)

外れ値とは、統計処理を行うときにある一定値より大幅に外れている値のこと。選択式問題であえて1や4などの両端の答えを選ぶ人もいるが、そのような人たちは、ごく僅かということである。

今回ご紹介した「ゴルディロックス効果」、実はテストに挑んでいる人だけでなく、テストを作成している人にも起こっているそう。コンピューターなどを介さず、人の手だけでテストを作成していると、両端に比べ、真ん中の回答数の方が多くなるはずなのである。選択問題で悩んだら、真ん中の回答を選んだらもしかしたら正解になるかもしれない!?

●専門家プロフィール:内藤 誼人(ないとう よしひと)
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「人たらしのブラック交際術」(大和書房)、「『図解』読心術トレーニング」(廣済堂出版)他、著書多数。

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