話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

独り言が多いのは○○の証拠

独り言が多いのは○○の証拠話しかけられたと思い隣を見ると、パソコンに向かって一人でつぶやく同僚の姿を目にしたことがあるという人はいないだろうか。こうした人たちは、なぜ仕事をしながら独り言を発してしまうのだろう。「教えて!goo」「独り言が多い人の心理とは」という質問が寄せられた。投稿者は、職場での独り言が多い人の心理が気になっている様子だ。これに対し、ユーザーからは「精神的な安定を求めたい」(hakobuluさん)や「心理なんて大げさなものじゃなくて、ただ我慢しないだけでしょう」(poco_2さん)といった回答が寄せられた。独り言はなぜ出てしまうのだろうか。心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

■独り言は、思考を言葉にする能力


「独り言はいくつかに分類できるのですが、今回は2つ紹介します。まずは、自分の思考プロセスを口に出す独り言です。こういう言葉を発する人は頭がよい傾向があります」(内藤先生)

独り言は頭のよさの証明? これは、どういうことだろうか。

「カリフォルニア大学のスーザン・ゴールドマンの調査で、頭のよい子どもほど独り言を言いながら問題を解くことがわかっています。これは自分の思考を言語化する能力があるからです。多くの場合、成長に伴い頭の中だけで言語化するようになるのですが、大人になってもつい口に出してしまうことがあるのです」(内藤先生)

つまり、この場合の独り言は仕事の効率化につながるということか。

「はい。言葉にすることで思考が整理されるので、仕事の効率化につながります。逆に、独り言を無理に止めさせると、仕事に悪影響を及ぼす可能性があります」(内藤先生)

その一方で、もう1種類の独り言は幼児性の○○であると内藤先生は指摘する。

■感情を伴う独り言はただの幼児性


「2つ目の独り言は感情をそのまま口に出すものです。『ああ疲れた』、『腹減った~』などがこれにあたります。これは感情がコントロールできていない証拠です。端的にいえば、精神的に子どもということですね」(内藤先生)

同僚の独り言が気になり集中できないときは、つぶやいている内容に耳を傾けてみよう。単純に感情を吐き出している場合はやんわりと注意し、思考を言語化しているようであれば、「順調に仕事をしているんだな」と暖かい目で見守るのがよさそうだ。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「3割しか話さないのになぜかうまくいくビジネス英会話のルール」(ジャパンタイムズ)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気記事ランキング

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ