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色盲など、男性の方がかかりやすい病気について

女性はX染色体が二本あるので、片方に色盲の遺伝子があってももう片方が正常なら発現しない、という話を聞いたことがあるんですが、女性のX染色体って片方は不活性化されていますよね?
何故病気のかかりやすさに関係するんでしょうか?
一部だけ活性化しているんでしょうか?

A 回答 (3件)

色盲のような遺伝的なものに対して「かかりやすい」というんだろうか.



さておき, 女性が 2本持つ X 染色体のうち一方を不活性化するときに「どちらを不活性化するか」がランダムに決まるので, X 染色体上の遺伝子をヘテロで持っていれば体のいろいろな部分でそれぞれ「どちらが発現するか」が決まる. 三毛猫が基本的にメスというのもそれが理由.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
片方を一気に不活性化するのではなく、その都度不活性化するほうを決めるんですね。

お礼日時:2017/12/05 10:48

そういう感じです.



もちろん「全身で一方の X染色体だけが発現する」確率も 0 ではないはずですが, 非常に小さいので事実上「どちらの X染色体もどこかで発現する」としていいと思いますし, 視覚に関係ないところでは「色盲の遺伝子を持つ X染色体と色盲の遺伝子を持たない X染色体のどちらが発現するか」は色盲となるかどうかに影響しませんが.
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あ, 不活性化の機構としては「片方を一気に不活性化する」が正しいです. ただ, 不活性化は発生の途中で起き, 「どの X染色体を不活性化するか」は細胞ごとにランダムに決まるため, 一般に X染色体の発言はモザイク状になります.



なので, 色盲の遺伝子をヘテロで持つ女性の場合
・色盲の遺伝子を含む X染色体が発現する細胞
・色盲の遺伝子を含まない X染色体が発現する細胞
の両方が存在することになり, 表現型としての色盲は現れにくくなります.
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございます。
頭が悪いなりに整理したんですが…

胚発生時、細胞ごとにどちらのx染色体を不活性化させるか全部一気に決める。

どちらのX染色体もそれを受け継いだ細胞がそれぞれある。

三毛猫については、
茶色の遺伝子を持ったX染色体と持っていないX染色体があり、それがランダムで毛色に反映されることで茶色、白、黒の三毛になる。どっちも茶色の遺伝子を持っている場合は全身茶色の猫になる。

ということで合っていますか?

お礼日時:2017/12/05 13:04

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