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「電気の電源投入は負荷電流の高低順序が原則で徐々に低負荷への切り替えをします」

負荷電流の低から高の逆の順序で切り替えをしたらどうなるんですか?

どんな障害が起こるのですか?

A 回答 (2件)

電源容量や配線容量に超絶余裕がある場合は、別に投入する順番なんてどうだっていいです。

しかしそんなに余裕があるところってのは普通ないんで、そうした注意が必要になります。それはなぜか?

負荷を投入した場合の突入電流で電圧降下が発生しますが、最後に最大の負荷を投入すれば電圧降下が全回路に波及するというのがまずひとつ。また容量がギリだと突入電流で元ブレーカーが落ちる危険があるけど、余裕がないところに最大のを最後にしたらますます余裕がないし、でかい負荷ほど突入は大きいからいっそう落ちやすい、でもそれで落ちたら全回路揃って停電しちゃうじゃないですか。

というような理由で、そのような注意が必要になります。
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2018/02/06 22:28

ある負荷(装置など)に電源を投入すると、「初期突入電流」というのが最初だけ瞬間的に流れます。

定常的に流れる負荷電流よりも何倍もの電流がほんの短時間ですが、どっと流れるわけです。
ですから、負荷電流の多いものは、なるべく流せる電流に十分な余裕がある状態で電源を投入しないと、ブレーカなどが飛ぶ恐れがあります。

たとえば負荷電流(定常状態で流れる負荷電流)が10A、20A、30Aの装置があり、許容電流が100A(たとえばブレーカーが100A)だとすると、最初に30Aの装置に電源を入れると、3倍もの初期突入電流が流れてもブレーカーは飛ばないはずです。ですが、10Aと20Aのの装置に電源を先に入れた状態で30Aの装置に電源を入れると、電流の余裕は70Aしかありませんから、その初期突入電流でブレーカーが落ちることはありえます※。
※ブレーカーの特性によって、ほんの一瞬だと過大電流が流れても持つものがあります。
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2018/02/06 22:27

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