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中学の化学です。
化学エネルギーとはどういう意味ですか?
先生に聞いてもその物質がもともと持つ性質としか教えてくれません。
できるだけくわしくよろしくお願いします!

A 回答 (3件)

化学反応によって得られるエネルギー、或いは、その潜在エネルギー、


と言うことでしょう。

エネルギーは様々な形で存在します。
例えば、熱エネルギー、位置エネルギー、運動エネルギーなど。
このうち、熱エネルギーは太陽熱のほか、燃焼による熱もあります。
強いていうならば、燃焼は化学反応なので、これを指しているのかもしれません。

水素は、再生可能エネルギー、環境にやさしいエネルギー、などと呼ばれますが、
酸素と化学反応してエネルギーを放出する化学エネルギーでもあります。
分類名に意味は無く、とりあえずの都合に合わせた名前、と思って構いません。
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「化学エネルギー」=「原子間結合のエネルギー」


です。

たとえば炭のような炭素原子同士の結合(CーC)
二酸化炭素のような炭素原子と酸素原子の結合(O-C-O)
その結合の部分に蓄えられている「結合を成り立たせている力」、これが化学エネルギーです。

ちなみに、(C-C)結合の方が(O-C-O)結合より多くのエネルギーを蓄えています。
きっかけを与えてやると(C-C)結合の中の化学エネルギーは熱エネルギーに変わって空気中に出ていき、
残ったエネルギーは(O-C-O)結合を作ります。
これが「燃焼」です。
物を燃やすと熱が出るのは、化学エネルギーが熱エネルギーに変わった結果です。
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中学生ですよねー。


もう少しだけ詳しく説明すると、物質は化学結合によって作られていることはご存知ですよね。
この化学結合も元素の種類や組み合わせによって、持っているエネルギーが異なります。この化学結合エネルギーが化学エネルギーです。
「光合成」と「炭水化物の燃焼」の例がわかりやすいと思うので、実例として解説すると、
エネルギの少ない「水」と「二酸化炭素」から「光エネルギー」を利用して、エネルギー多い「炭水化物」と「酸素」にするのが「光合成」ですね。この時「光エネルギー」→「化学エネルギー」の変換が起きて炭水化物に化学エネルギーが蓄えられているのです。
逆に「炭水化物の燃焼(酸素との結合=酸化)」により、物質に蓄えられていた「化学エネルギー」は「熱エネルギー」などとして外部に取り出すことができるのです。
他には、
「化学エネルギーの多い状態」→「化学エネルギーの少ない状態」へのエネルギーの差を「電気エネルギー」として取り出しているのが「電池」。
逆に「電気エネルギー」を利用して「化学エネルギーの少ない状態」→「化学エネルギーの多い状態」にしているのが「電気分解」となります。
取りあえずこんなところでしょうか。
ご理解いただけましたでしょうか。
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