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高圧配電(6.6kV)の中性点接地は非接地だと思っていたのですが、場合によっては接地することもあるらしいと聞きました。どのような利点があるのか又どのようなときに行われることが多いのか、安全上問題ないのかなどご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (14件中1~10件)

かなり高度な内容を含んでいますので、一度下記の書籍をごらんになってはいかがでしょうか?


電力設備と言うのは一つ間違うと重大な事故が発生しますので素人が生半可な知識を披瀝するより書籍を紹介するほうが順当であろうと考えました
「配電系統における絶縁設計」
監修 東京電力 配電部
電気書院
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特別高圧は、通常電力会社の変圧器側で中性点接地されています。


 
高圧配電線は、日本の場合通常は非接地ですね、
地絡検知の為、接地変圧器(GPT)を入れGPTの一次側中性点を接地しています。
 
送配電の専門書には、中性点接地(直接・抵抗・リアクトル)・非接地方式の詳しい解説があります。
得失は色々あるので、専門書を参照してみると良いかとおもいます。
 
 ここでは、普通(非接地)の高圧配電の有利・不利の一部を紹介

有利)・地絡電流が小さい(私は3KVに感電した後でもピンピンしていました)

不利)・絶縁設計は高(他の方式より強化)
   ・地絡検出に接地変圧器が必要

*接地方式では、これが逆になるのですね。
感電した時に、助かる人が多い(公衆の安全)のが現在の高圧配電方式ですね。
   
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。やはり普通は高圧は非接地ですよね。接地するケースは聞いたことはないですか?

お礼日時:2004/11/18 13:17

#1の回答者だが


ここは議論の場ではないことを重々承知しているが、下記の回答では誤解を招きかねない表現があると思います。
半可通に成らないために書籍を紹介したのだが、以下に補足しておきます
 
>ここでは、普通(非接地)の高圧配電の有利・不利の一
>部を紹介

>有利)・地絡電流が小さい(私は3KVに感電した後でもピ
>ンピンしていました)

⇒日本の高圧配電線は昭和45年にはすべて6kV配電に切り替わっているはずです。本当に3kVに触ったというのなら、その日付と場所・触った状況(防具・安全具など)を明確にしてください。

>不利)・絶縁設計は高(他の方式より強化)
>   ・地絡検出に接地変圧器が必要
⇒絶縁設計は高々√3倍です。まあ、不利と言えば不利ですね
⇒接地変圧器を設置しても十分な見返りがある方式と理解しましょう

>*接地方式では、これが逆になるのですね。
>感電した時に、助かる人が多い(公衆の安全)のが現在の>高圧配電方式ですね。
⇒平成14年10月1日の台風21号のおり、高圧配電線が断線しこれに触れた方が亡くなられています
感電しても助かるなどと何の根拠もなく書かないで下さい。6kVの配電線は触ればほぼ確実に死ぬと考え、心して対峙するべき代物ですよ
 公衆安全に関して誤った知識をすり込まれないためにもネットで気楽に知識のつまみ食いでなく、まずは専門書に目を通すことをお勧めします
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質問者に質問


質問の題名には特高(特別高圧の略)と書いて、本文には高圧配電(6.6kV)と書いているが、関連法規、現場運用上、特高と高圧とは別の扱いだと私は理解している
そこで、質問者に改めて確認したいのだが
特高の接地方式を知りたいのか、高圧の接地方式を知りたいのか?質問の趣旨を明確にすることを希望する
実は、特高と高圧との違いが判っていないってことはないですよね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。まず題名は間違えです。質問内容は高圧の接地方式を知りたいと思っています。低圧ではTT,TN,ITなどいくつかの方式が選択される(日本ではB,D種が異なるTTが多い)のですが、高圧側は非接地だと思っていました。それが非接地でないケースが実際あるのかを知りたいと思っていたのです。混乱させてしまい申し訳ありません。
あと参考になる書籍のご紹介ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/18 13:12

こんにちは!!


雑談として(決して他意はないので・・気を悪くしないでくださいね?)

電力会社の配電線網は、確かに6kVに昇圧されましたが、需要家の中では、現在でも3kVのままって例は、残っています(どんどん減少していますが・・・)
その場合、電力会社側の費用負担で、6kV/3kV変換トランスを設置しています。(場合によっては逆(3kV/6kV)の場合(非常用発電機が3kVで受変電設備を改修時に6kVとした場合など・・)もあるようです)
特に、古い工場などは、3kVは健在ではないか?と想像します。現在では、3kVの機器の新規需要が零に等しいため、特注機器になりコスト的に割が合わないとすると、3kVで新たに設備を構築することは、無いと思いますが、端末処理をしないですむ(不確かな情報なので余り信じないでください。)など、3kVにも長所があるようですね?(具体的な長所は一切わかりませんが・・)

即ち、日本の国から3kVが全て消滅したってことでは、ないようです。

ホント、参考までに・・
悪気はないので、護勘弁を・・
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございます。知りませんでした。参考になります。

お礼日時:2004/11/18 13:19

#2の回答者です。



 ご指摘の通り、確かに軽々しい回答は誤解を招きますね。

 感電経験を正しく記入しないと、誤解されますが、
詳細日付と工場名は勘弁して下さい。

 とある工場の 3KV配電線 (工場内配電は、全てケーブル)
 (工場配電所は 11KV/3.3KV 60HZ 配電変圧器容量1.5MVA 非接地 GPT地絡検知) 
 (コンビナート総合変電所は66KV買電に自家発電)、

 私が入社2年目(約30数年前)の冬のある日(晴天)、高圧電動機スイッチ盤内部の運転時点検をしていて
 後部盤内のカバーを外して見ているうちに、
 受電ケーブル(CV-3C-325SQ-50m、配電変圧器以後の高圧系全ケーブル長は約600m)の盤との
 接続端子部(当時は裸、事故以後は透明アクリルカバーで保護)に思わず触れてしまいました。

 (素手、靴は静電気用安全靴(絶縁抵抗は約1MΩ程度)「正しくは電気耐電靴が必要な作業です」
  社内ルールでは、高圧活線作業は禁止です、経験2年目の社員は正しく理解していない事が多い事例です)

 (電流貫通部は、小さな黒点になりましたが病院に行く必要はなかった、その為社内の公式記録には残さず)

 (確かに結果オーライでしたので、今は社内の部下達にはそのような事になるなと、安全指導に努めています。)

  上記の事、解る人には理解出来る内容ですが、
 感電して無事とはこの欄を読む「専門外の人」には安易な誤解を生みますね。
 
 以後は、その事を念頭にして気を付けて書かせて頂きます。
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この回答へのお礼

貴重な経験談ありがとうございました。このような話はなかなかきけませんので感謝です

お礼日時:2004/11/19 19:01

高圧配電線の中性点接地があるかどうかのご質問ですが、


6kVに関しては無いのではないかと思っています。
というのは市販の地絡継電器は非接地系で正しく動作することが前提に成っていると思われるからです。
接地系で使用する地絡継電器があったらごめんなさい。
ただし、6kVのトランス巻き線を大地間に使って、線間11.4kVの配電線では中性点接地となっていますから、
「高圧配電線で中性点接地する場合がある」というのは前提条件(6kV以外も含む)によっては正しいと考えます。
また、工場内で3kV配電があるというのはまったく知らないことでした。ご無礼の段、平にご容赦ください。
まあ、いずれにしても高圧線は触れば死ぬと肝に銘じてくれぐれも安全にはご留意ください
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知っている範囲で・・!!



一般的に6kV系が非接地になっているのは理由があると思います。(不確かですが・・?)
その理由は、denkiya3が経験されたように万が一感電した場合でも助かる可能性があるということに尽きると思います。即ち、人的安全性からの接地方式の選定と言えます。しかし、6kVで感電(対地間で感電)すると入力部と出力部の皮膚の組織が破壊されることが多く皮膚の色が白くなる例が多いです。しかし、その後の日常生活には余り影響がない例もあります。当然、bungosuidouさんのご指摘通り、死亡の例も数多く存在することから、6kVを触ると確実に死亡すると捉えるべきだと思います。
6kV非接地の回路を人体で接地(即ち、対地間で感電)すると健全相の対地間電圧が√3倍になり、対地間静電容量が存在するため充電電流が流れます。この電流で感電する訳です。この電流地の大きさにより死亡するかどうかが決定します。
当然、線間で感電すれば、かなりな確立で死亡すると思われます。

結論としては、6kVに限らず、電線は、活線状態では触らないことです。条件が整えば、42Vあれば人は死ぬそうです。(シニボルトって言います)
雑談まで・・・!!!
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この回答へのお礼

IECではAC50V,DC120Vが許容接触電圧となっていますね。活線状態では触らないことは同感です。ありがとうございました

お礼日時:2004/11/19 19:05

最初に「生半可な知識では困るのでまず専門書を読んでください」と書いたにもかかわらず、生半可な知識を元にした自慢話が案の定出てきます。


 3kVでも6kVでも接地でも非接地でもほぼ確実に死にます。3kVで助かった方はよっぽど運が良いか、あるいは運をその時点で使い果たしただけです。
 したがって、「万が一感電した場合でも助かる可能性があるということに尽きると思います」などと言う戯言を書いてはいけません。死亡事故対策が目的であるならば変電所から200Vで配電すれば良いわけです。
 さらに言えば、6kVで感電したけど生存してかつ皮膚が白くなった例を具体的に示すべきです。こんなのは月に馬がいるかいないか確率は1/2.鹿がいるかいないか、確率は1/2、したがって月に馬か鹿がいる確率は1/4だといってるのと同じ程度にありえない話です。

>>「6kVで感電(対地間で感電)すると入力部と出力部の皮膚の組織が破壊されることが多く皮膚の色が白くなる例が多いです」

 非接地の特徴が次の問題に出ていますので転載します
死亡事故を防ぐことができるなんてことは絶対にありません
***********************************************
 次の記述は、我が国で一般的に用いられている非接地三相3線式の高圧配電方式に関するものである。誤っているのは次のうちどれか。
「1線完全地絡の場合は健全相は√3倍になるので(3)が誤り」

 (1) 高圧配電線は、多くの場合、配電用変電所の変圧器二次側Δ巻線から引き出されている。
 (2) 一般に1線地絡事故時の地絡電流は十数アンペア程度であり、中性点接地高圧配電方式に比べて小さい。
 (3) 1線地絡故障中の健全相対地電圧は、正常運転時と同じである。
 (4) 地絡事故時の選択遮断方式は、中性点接地高圧配電方式に比べて複雑になる。
 (5) 高圧と低圧が混触した場合、低圧電路の対地電圧の上昇は、中性点接地高圧配電方式に比べ小さい。
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この回答へのお礼

すみません。私は非接地の特徴は給電継続性の確保であると考えていました。というのもAC1000Vまでを扱うIEC60364ではIT(非接地)の特徴が給電継続性の確保であるからです。つまり第一故障ではブレーカ遮断させず給電を確保する。そして第二故障で初めてブレーカを遮断させる。ただし第一故障を発生したことを確認するため絶縁監視装置等を設置するはずです。
そして第一故障の際人体を流れる電流は、最大許容人体電流以下であれば事故にはつながらないかと。
高圧では電圧が高いので考え方が違うのでしょうか?

お礼日時:2004/11/19 18:58

>>9


横やりを。
私はもちろん、「感電の場合に助かる可能性があるから」という理由で非接地方式が用いられているとは
思っていませんが、「その為に助かったのではない」とは言いきれないとも思います。書き込んだ方達も
危険の認識はあるわけですから、あまり批判的な書き方をされるのもよろしくないのではと思います。
現実にあなたも3kV配電に関する知識に不足があったわけですし、誰にでも間違いはあるわけですから
修正していけば良いだけではないでしょうか。(この3kV配電ですが、まだ相当残っています。だれでも
知ってる自動車メーカーとか大手化学工業など実際に工事しましたので間違いありません。切替の準備は
進められてますけどね。)

ちなみに高圧での感電で死亡に至らなかった例は相当数あります。実害がなかったと言うことで、かなりの
数は伏せられているはずですから、分かり難いのでしょう。報告された例も挙げておきます。
あ、私の父親も一昨年に6kV感電しましたが生きてます(汗
http://www.snowman.ne.jp/hochan/jikorei/jiko1/ji …
http://66.102.7.104/search?q=cache:WX4N9FQQjWkJ: …
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この回答へのお礼

3kV配電もまだ多くあるのですね。参考になります

お礼日時:2004/11/19 19:02

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