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オーケストラの指揮者で女性というのはほとんど見たことありません。
どうしてでしょうか?
女性にとっては厳しい世界なのでしょうか?
楽器の女性ソリストは沢山いるのに、指揮者となると極端に少なくなるのはどうしてなのか疑問におもいました。
やはり伝統でしょうか?

A 回答 (5件)

相撲同様(?)伝統的にかな、とも思うんですが、体力的な物もあるのでは?

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 指揮者に限らず、画家、料理人なんかでも、女性は極端に少ないですよね。

これらを、フェミニストなんかは「男尊女卑の世界を男性側が作り上げた結果」などと斬って捨てるのですが、どうもそういう単純な話ではないのではないかと思うのです。

 卑近な例ですが、以前試験勉強をしていた時、同じ答案を覚えようとするのに、男性は、項目などの大まかな部分を頭に入れて、それからイメージを膨らませて書こうとする。しかし、女性は、最初から一字一句覚えていこうとするのです。この現状を見て、男性と女性とでは、思考回路が根本的に違うのではないか、と思いました。

 指揮にしても、女性は細かいことにこだわりすぎ、「木を見て森を見ない」という結果に陥りやすい、だから指揮がしにくい、ということがあるのではないかと考えています。最近ブームになった西本さんなんかも、女性というよりは何かダンディで、内面は男性的なのではないか…と勝手に推測しています。

 私は♂なので、本当の女性の内面については全く分かりません。参考程度にしておいてください。
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 指揮者に限らず、すべての専門職で歴史的に女性が従事していなかった職業では、女性は圧倒的に少ないと思うのですが(;^_^A。


 実際に指揮者に女性が少ない理由は?というインタビューの質問はいくつかありますが、今まで読んだ記事ではたいていの女性指揮者は「まず指揮者のイメージが男性なので、女性の志望者がすくない(男の子が"お嫁さんドレス"を着たがらないようなもの)うえ、男性上位社会なので、女性の指揮者はかなりやりづらい」という主旨の回答をしていうように思います。
他には「体力的な問題」「出産・結婚の問題」なども個人的にはあるのでは、とも思います。(指揮者の仕事はあれはあれでけっこう、多忙な気がしますから、仕事に打ち込む奥さんをもった旦那さんは不平を言うのでは・・・)
 ウェブサイトでもたとえば
http://www.hbc.jp/radio/oshiete/o-010606.html
http://www.will.pref.aichi.jp/main02/news/main/0 …
など他でその質問が出てきますね。

 これは、なぜ「指揮者に白人男性以外が少ないのか(たとえば黒人)」ということにも関係しているかと思います。あるいは「バレエのパリ・オペラ座で東洋人が踊れないのはなぜか」といったことと同じだと思います。
 たとえばA2さんが触れている画家や料理人の世界でも同様ですが、いまだに有名・名門フィルでは女性の入門を禁じているところもあったりします。
 西洋画の世界では、女性はモチーフとしてだけ存在することを許されました。少数の少ない女性が絵を描いていても、それは遊びでした。だから、花を描いた小さな静物画はともかく、歴史的な大作を描くと眉をひそめられたそうです。(実際に「ランクの高い」「権威がある」と考えていた分野の絵画を女性が描かない様に、という記事がいくつも書かれたようです)
 良家の子女の嗜みとして絵を描く(楽器を弾くように)、ミニアチュールに凝るというのはともかく、「女性らしくない」絵を描いて糾弾されたり、「妻や母の役割を果たさなかった」と言って存在を無視された女性画家もいます。
 だから、楽器のソリストが多い理由は、女性は花嫁修行で楽器をならっておいた方が良い、というその延長線上にあるのではないでしょうか?

 男尊女卑、差別々々とそればかり強調するつもりはありませんが、「歴史的に例がない」「伝統」とはそういうもので、そのプレッシャーは想像以上に大きく有形無形で今まで「入れてもらえなかった」層を左右するものです。
 そしてそういう社会ができあがってしまうと、「その職業は男性のもの・女性のもの」という固定概念はどんな人も持っています。
 そこを打ち破って自由に個人の適性でものを見る様になるのには、そうなるのにはまだまだ時間が足りないのではないでしょうか。その上、モデルが存在しない。男性には職業選択で壁はないと考えられがちだけれど、保育士や看護士、フライトアテンダントの男性は圧倒的に少ないと思うのです。

 またそもそも、女性は専門職につく、ということがまず難しいと思います(笑)。次に才能がすぐに芽を出す早熟型だとか(上村松園?)、なんらかの理由があってそれを続けられる環境が整わない限り(ソフィー・ジェルマンなどがこのパターンでしょうか)、年頃になれば「結婚・出産」を機に仕事を辞め、「妻と母の役割に専念するよう」という周囲の圧力がかかる。本人も、まわりの女性を見てそう思っているのが普通でしょう。
 結果、伝統的に女性が職業につかなかったために、最初から統率力、名声というものが求められる指揮者の仕事に女性という外見をしているだけで、かなり不利な気がします。

 ちなみに、アマチュアだったら女性の指揮者もわりと見かけて、「極端に少ない」というほどではない気がします。
 ただ、権威のある有名なオーケストラの指揮者というと、やっぱり、そういう地位は男性でも手に入れるのが難しいでしょうから・・・。
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確かに指揮者は体力的にとても大変な労働だと思います。


某有名指揮者の裸をみたことがありますが、水泳の選手なみの筋肉でした。
変な話、指揮をするのに女性の象徴でもある胸は邪魔なような気がします。
実際に現役で活躍している女性指揮者は男性っぽい体つきのように感じます。
それと実際に指揮を行う場合、声が高すぎるように感じます。ソプラノの指揮者はなんか疲れそう。
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だいたいみなさんのご指摘の通りと思うんですが、


ちょっと付け加えると、

(ある程度の)オーケストラの楽団員というのは、指揮者をけなすのが仕事みたいなもんだ、と故・朝比奈隆が言っていたそうな。
ということもありますから、それだけの個性的で癖のある人達を引っ張っていくために、女性だとなめられがち、という「現実」もあるんだろうと思います。

あとはやはり、数学者などに極端に女性が少ないことからわかるように、どうしても、男性と女性では得意なことが異なるのは確かでしょう。
指揮の能力は譜面を読解していき人をまとめていくのが主でしょうから、理論的(形而上的)志向に向いていると言われる男性のほうが合っていそうですよね。


にしても、女性のトップがそこらのプロ男性より遙かに優れているということは、スポーツの世界でもいくらでもあることですから、もっと進出してきてもいいですよね。
その時は、ぜひ、タキシード姿なんかじゃなく、ドレスでやって欲しいものです。
女性指揮者のタキシード姿は、見ててすごく違和感ありますもん。
あんな、男性社会に合わせてる必要ないですよねー。
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