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ウェストサイドストーリーと、ロミジュリの相違点を比べる論文を書きたいのですが、論文ゆえに論点がないと話になりません…このに作品の比較で終わってしまいそうで、良い論点が思いつかないのですが、何かあるでしょうか?

A 回答 (5件)

>このに作品の比較で終わってしまいそうで、良い論点が思いつかないのですが、何かあるでしょうか?



論点はいくらでも出せますが、その前に「切り口はどの視点なのか?」を補足していただきたいです。

たとえば歴史学や人類学の視点からみれば#1さんの提示する論点になるかもしれませんし、#2さんは最後に社会学的な切り口だと書かれています。
#3さんは経済学的なアプローチとしての視点だといえるでしょうし、#4さんは芸能史を踏まえた哲学的な視点といえるでしょう。

質問者様が「なぜ論文を書くのか?」がご質問から見えないので、様々な切り口もテーマもいくらでも提示できますが、相違点として取り上げるべき質問者様の立ち位置、つまり専攻学問(文学部?経済学部)などが分からないと回答できません。
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設定や台詞をすっかり入れ替えて換骨奪胎しちゃってるので、「シェークスピアの芝居を単にミュージカルとして演出したもの」と捉えるのは無理でしょう。

「原作」をミュージカル化した、と捉えるしかない。さて、シェークスピアが書いたのは戯曲であり、当然、芝居を見せるのが主たる目的。一方、ミュージカルの方は当然、歌とダンスを見せるのが主たる目的で、だから筋書きなんざ、人気があって誰でも知ってる古典を流用すれば成立する。
 というわけで、共通点は【あらすじ】だけで、それ以外のほとんどがまるで別物であるのは明らか。それを取り上げて

> 相違点を比べる

ってのは発想が不思議というか倒錯しているというか。言い換えれば、ご質問の二つの作品にだけ注目してるんじゃ、(感想文なら書けても)研究にはならん、ってことです。
 むしろ、一般に「原作」とその表現(舞台あるいは映画)との関係がどうなっているかについて、他の数多の例と比べてこの作品ではどこにどんな特徴があるか、あるいは後の作品にどんな影響を与えたか、という観点なら成立するんじゃないかしらん。
 しかし、今更それをやる意義があるかどうかが問題ですね。ギリシャ悲劇や能や神話や小説や詩や漫画(それどころか映画すら)を映画や舞台にする、ってことは山ほど行われている。そして、それらに於ける原作の扱い方を細かく分類すれば実に多様なバリエーションがある。これは出口をミュージカルに絞ってみたとしても、大して変わらんのではないかな。で、そのバリエーションの分類は研究され、技法としてある程度固まっていて、教科書的なものまで書かれている。
 そこに1ページを書き加えようということをやるのだから、まずはキホンと先行研究についてどっさり勉強した上で、それらには欠けている独自の観点を思いついた、というのなら、ようやく研究を始める意義があり、さてその題材として何を選ぶのが適切かな、という風に進むんでないとね。
 だから、先に題材だけ決めちゃうってのは、どう見ても筋が悪い。
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A.ブルジョアジー (ロミジュリ)


B.貧困層(ウエストサイド)

AとB各々において、取り巻く人物の相関における 応援等の有無

最終的に 愛し合う2人の いずれかが生き残ったか否か。

等の 比較的論点については、如何でしょうか。

ご健闘を お祈り申し上げます。
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ロミジュリとウエストサイドの大きな違いは、主役二人の恋模様ではなく、周りの対立がなぜ根深いか、その憎しみを構成する要因の違いです。



ウエストサイトストーリーは今でも大きな問題として根深くはびこる人種差別があります。シャークもジェットもどちらも社会からのはみだし物扱いをされている点では同じなのに、片方は欧州からの移民の子孫、もう片方はプリルトリコ系の移民で、人種差別に基づいてより弱いものが弱いものを排斥しようとするコップの中の嵐を繰り広げていて、それが非劇につながる。
一方、ロミジュリはどちらの家も旧家であり言ってみれば、金持ちの親や息子、その親族が自分たちの勢力を広げたいがために、互いを敵だとみなしていがみあった結果、互いの家を存続させる直系の跡取りの失くしたという因果応報と言える悲劇です。

憎しみの要因の違いを、時代や社会背景、そして宗教に対する依存度などをあわせて語ればそれなりに考察できると思いますよ。
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人類は、


血と土(民族と領土)の問題を、
止揚出来るか?
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