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実際戦ってないので分かりませんが、皆さんが思う最強の剣豪はだれですか?時代は刀を使っていた時代なら誰でも良いです。多くの回答お待ちしております。

A 回答 (16件中11~16件)

海音寺潮五郎氏の「実説武侠伝」文春文庫から出ています。

(いました。?)そこに、武蔵、上泉伊勢守、柳生宗厳、丸目蔵人、森の石松、等が、載っています。また、薩摩の示源流については、講談社文庫の「史伝と史論」収録されていました。残念ながら、絶版のようですが、文春文庫で、別の書名で編集を替えて、出版されていたと思います。もし、まだお読みでないようでしたら、是非お読み頂きたく。
お読みになった時の感動が薄れてはいけませんので、詳しくは申し上げませんが、剣術で生計をたてている人は、仕合に、(試合つまり、負ければこの次があるのではなく、文字どおり真剣勝負ですからその身は死ぬか、死ななくても、その流派消えてしまいます。)勝てると見極めがつかない限り、決してしないのです。佐々木小次郎の編み出した巌流は、武蔵と仕合をするまでは、西日本であれほど学ぶ人が多かったのですが、小次郎が死んだ後、その流儀そのものが消えてしまい、どんな流儀だったか分からなくなってしまっています。それほどのものですから、勝てるときは、その宣伝効果考えて行います。派手な衣装を着て、その地方で有名な人と仕合をし、いかにその流儀が優れているかを、身を持って実証するのです。
それを考えると、上泉信綱は、仕合に彼が考案した竹刀を用いて、たちあっています。もちろん相手は真剣です。恐るべき技量じゃないでしょうか?

話は、変わりますが、もし、歴史に興味があられるのなら、是非海音寺氏の史伝をお読み頂きたく存じます。読んで面白く、為になります。まずは、武将列伝、悪人列伝から。頓首謹言
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この回答へのお礼

上泉様・・・二票!千葉周作と並びました。この二人でもし、試合したら・・・歴史はおもしろい(*^_^*)
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/22 14:33

宮本武蔵だと思います。



60回以上の真剣勝負を勝ち残るというのは只者じゃあないですよ。塚原ト伝を除けば、一対一の真剣勝負では最高の実績でしょう。

剣技という点では、活人剣(ボクシングのカウンターのようなもの)や殺人刀(先制のワンツーパンチのようなもの)を発明した新陰流一門(上泉→石舟斎→兵庫)も捨てがたい。

現代剣道にも繋がる一刀流の系譜(伊藤一刀斎→小野忠明)もなかなかのもの。面打ち落とし面のようなワザが流祖の時代から存在したとしたら、真剣勝負において恐るべき威力を発揮したでしょう。

しかしながら、五輪書や残された肖像画から推察すると、武蔵は戦国末期の人であるにもかかわらず、すでに「腰高の構え」を発明しているのです。

当時、実戦といえば合戦場。したがって、どの流派も鎧兜を着けての実戦を想定しており、したがって、腰を落とした低い構えからの斬り付けワザが主流でした。そんななか、武蔵が、一人、腰高の構えをとり入れ、実戦(この場合、合戦ではなく一対一の真剣勝負の場)に臨んだとすれば、生涯60回を越える真剣勝負において、ことごとく勝ちをおさめたというのも納得です。(腰高の構えは、腰を落とした構えに対して非常に有利で、現代剣道はみなこれです)。

ただし、伝書からすると、同時期、柳生兵庫も「つったったる構え」として武蔵と同じく腰高の構えをに発明しております。これが偶然なのか、それとも二人が遭遇した結果であるのかは分かりませんが、この点において、武蔵と兵庫は同格です。しかし、兵庫には武蔵に匹敵する実績がない。ゆえに武蔵に軍配を上げるところです。

武蔵と兵庫以後、各流派はおおむね腰高の構えとなり(もちろんそうでない流派も存在)、一刀流も同様です、したがって、その流れを汲む北辰一刀流の千葉周作も腰高であり、その点、武蔵と同格です。しかし、兵庫と同様、真剣勝負の実績において(もちろん千葉は道場試合においては格別の実績を残しておりますが、これは考慮外です)武蔵に及びません。

以上をまとめると、武蔵以前の剣豪には腰高の構えをもって武蔵の勝ち。武蔵以後の剣豪には、実績をもって武蔵の勝ちと致したいところです。

なお、実績において、塚原ト伝は、武蔵を凌駕しているのですが、これは腰の低い剣法同士の話。仮に、彼の極意とする「一つの太刀」の正体が津本陽氏の言うように、「右足を出した構えから左足を前に出しながら斬り付ける刀法」だとすれば、これは武蔵とて危ないかもしれません。間合いが読めないからです。したがって、実のところ、ト伝はダークホース的存在です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!宮本武蔵・・やはり出てきましたね。最強とは難しい称号ですね

お礼日時:2005/03/24 14:09

山岡鉄舟(てっしゅう)です^^


静舟(せいしゅう)という人も強かったそうですが、毎日何万と素振りの稽古をして、そのせいなのか早世してしまったとか。
鉄舟は去年の大河「新撰組!」にもちょこっと出ていましたよ。
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この回答へのお礼

初めて聞いた名前です。お恥ずかしい(^_^;)早速調べてみたいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 12:58

辻月丹だと思います。


ご存知だとは思いますが、月丹は無外流創始者です。
その剣のエピソードに、月旦が薪割りをしているところに試合を求めてやってきた男があまりにもしつこいので、薪で「これが無外流だ」と相手の頭を殴りつけたというものがあり、特に戦法にこだわっていないのです。
また、山に籠もったあと道場を開いたら、月丹のあまりにも凄絶な剣技のせいで、入門者が誰一人としていなかったとか…。
こういう史話を持つ剣士は珍しいのではないでしょうか?

それとあえてつけ加えさせていただくと、武芸百般を誇る黒河内伝五郎を押します。
この人物を知ったとき、もはや人間業ではないと思いました。こうした名剣士に実戦記録がないのは非常に残念ですね。
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足利義輝を挙げます。

御存知の通り、室町幕府の13代将軍です。
上泉信綱に教えを受け、塚原朴伝に奥義の伝授を受け、自らの最期は数え切れない程の足軽を切り殺したそうですから、1対1の勝負を専門としている方とは評価の仕方も違ってきます。
刀を何本も地面に突き刺し、近寄る足軽どもを切りまくり、刃がこぼれれば地面から刀を抜き、バッサバッサと切りまくる。
こんな人、他にいたのでしょうか。実際に武蔵と戦ったらどうなのかとかはわかりませんが、死に臨んでの武者振りは古今類を見ない豪傑だと思います。
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♯12です。

思ったより武蔵は人気がありませんね(泣)。

そこで、「私説」武蔵最強論を2点補足します。第一は、武蔵の体格、第二はそれに伴う膂力の問題です。

武蔵の身長は、六尺あまり(180センチ超)と伝えられているようです。これが事実だとすれば、当時の日本人の平均身長(160センチ内外か)からすると十分大男の部類に入りますよね。

記録は確認しておりませんが、それを推測させるものが武蔵の肖像画(立像)です。武蔵の愛刀の一つ(藤原兼重)は、刃長二尺七寸と伝えられておりますので、肖像画における刀が兼重だとして、その長さから武蔵の身長を推し量ると、やはり180センチを優に超えるものであったであろうと推測されます。

身体が大きいのですから、当時の平均男子の膂力を上回るものであったことは容易に想像できます。(片手で青竹を握りつぶしたとも言われているようですが、これはとても信じられません)

しかし、普通に力が強いくらいでは、とうてい二刀(片手一刀)を自在に振り回すことはできません。真剣を持ってみると分かるのですが、普通の長さ(二尺三寸程度)のものでもかなり重いものです(約1.5キロ)。まして、二尺七寸というと、これは相当重いものでしょう。

1.5キロというと軽いように思われるかもしれませんが、これの約半分の重さの竹刀を振り回してみるとその重さを実感できます。竹刀ですら、片手ではなかなか十分な打ち込みができないものです。

佐々木小次郎や塚原卜伝の愛刀は、三尺を超える太刀であったと伝えられておりますが、これは両手で一刀を持つ場合。武蔵は、二刀流をとなえ、片手で一刀を操ることを真髄としていますから、これは比較にはなりません。

事実、兼重は、柄が短く、かつ鍔も軽量化を図ったもの(これらを称して「武蔵拵え」という)で、おそらく片手斬りを想定した刀です。片手斬りは、両手に比較して射程において有利だとされますが、相当の膂力を必要とします。

武蔵の場合は、単なる片手斬りではなく、右手に普通より重い長刀、左手に短刀を携え、これら二刀を自在に操って斬り合うことを想定しているのですから、これはもう想像外の膂力がなければ実現できない刀法と思われます。

「観・見」の両目付け(五輪書)によって、彼我の間合いを見切ったうえで、腰高の構えから片手斬りに打ち込んだ伸びのある一撃をよく避けうる敵は存在しなかったと想像するところです。

奇しくも、二刀流に対する一刀流は、日本人の体格および膂力に合った通常の剣法であり、故に、広く一般に流布し、やがて現代剣道を生み出す母体となったのでは、と愚考しております。

以上をまとめると、武蔵の二刀流は、「異常」の剣法と言っても過言ではなく、そうであるが故に、武蔵は孤高であり、最強なのだと固く信じる所以です。
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