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三伏峠は何の目的でどことどこをつないでいた峠だったのでしょうか。
歴史、交通史、南アルプスに詳しい方のご回答をお願いします。

南アルプスの主脈上に三伏峠という峠があります。
この峠は古来からの古道の峠としては日本最高地点にあるそうです。
現在は静岡県側は完全に崩壊し、大井川方面には歩けないそうです。
地図を見ると、長野県の大鹿村から静岡県の奥大井を結んでいることがわかりますが、
この峠は最終的にはどこが起点でどこを目指していたのでしょうか。

自分としては、塩を内陸部に運ぶ塩の道としてより最短距離をということで
拓かれたのではと考えています。あまりにも急峻で地盤ももろいことから、遠回りとなる
天竜川沿いの道(秋葉街道)に変わったのでしょうか。

A 回答 (1件)

三伏峠(さんぷくとうげ)は南アルプス山中に位置する峠で、標高2,580m日本最高所の峠と言われています。


明治19年に開通し、身延山詣や物質の往来を想定して開通しましたが、登山道と同様の道のため、物資の輸送は勿論、旅人の往来も少ない、管理も困難などで数年で廃道となっています。
そんな歴史的な背景もあってか、北アルプスの針ノ木峠、奥秩父の雁坂峠と合わせ日本三大峠の一つに数えられています。
また、三伏峠の長野県側に登山の拠点として三伏峠小屋が建っています。
三伏峠小屋は予約が必要で、個室も用意されています。水洗トイレの清潔な山小屋で、料理もなかなかの美味と好評です。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいご回答ありがとうございました。なるほど、目的地は駿河湾方面ではなく身延方面だったのですね。
雪の季節になるまでに訪れてみたいです。

お礼日時:2022/09/01 18:21

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