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CMを見ていてふと思ったんですけど、油田ってタワーの先っぽに火がついてますよね。あれって何のためについていたりするんですかね?

A 回答 (3件)

油田の地下にある原油の上には、ガスが存在します


そのガスは、原油を取る際に一緒に出てくる(随伴ガスといいます)んですが、それ
をそのまま空気中に逃がしてしまうと、油田の周辺に充満してしまい、ちょっとし
た火気で燃えてしまい、火事になってしまいます
ですから、ああやって逃がす前に燃やしてしまっているわけです

しかし、これを燃やすと二酸化炭素や亜硫酸ガスを発生するため、酸性雨や地球温
暖化の原因になっていました
そのため、最近ではこの随伴ガスを原油の掘削塔にそって地中に戻してしまう方法
をとる油田が増えています
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この回答へのお礼

詳しい解説有難うございます。石油会社も色々やってるんですね。

お礼日時:2001/09/09 15:43

業界用語では「パイロットバーナー」といいます。

 高圧ガスの製造工場にもこのような炎が上がっていますね。 空気より重い成分のガスが地上や海面に降下し漂う前に燃やしきってしまうという効果もあるのです。爆発事故を未然に防ぐための長年の知恵というものです。
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この回答へのお礼

なるほど、私みたいな素人の考えでは油田で火なんぞ使ったら危なくてしゃーないと思ってたんですが、そうゆう事だったんですね。

お礼日時:2001/09/09 15:40

あの炎は油田に溜まっている天然ガスなどを燃やしているためだそうです。



なぜ天然ガスは資源なのに燃やしているのかという疑問も有りますが、油田はガス田と違ってガス産出量が少ないため、このガスを回収して商品化するためには圧縮液化プラントが必要になり、採算が取れないためでしょう。

日石三菱?が、このガスを回収してCO2を大幅に削減したとCMでやっていましたね。
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この回答へのお礼

そうなんですかー
そのCMでこの質問を思いだしたんです

お礼日時:2001/09/09 15:36

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