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戦車のことで質問です。
ロシア軍が使用している戦車(T-64やT-72やT-80やT-90等)はエイブラムスやレオパルト等の欧米の戦車と比べて他の国で運用されていることが多いのは何故なのでしょうか?
ウクライナ侵攻でロシア軍の戦車が【たいして強くない】というのが明らかになったにもかかわらずロシア軍の戦車を運用している国が多いのには疑問を感じます。
他はロシア軍の戦車の容姿ってどれもこれも似たり寄ったりのが多く(特に砲塔が丸い)、燃料タンクが露出しているのも首を捻ります(燃料タンクを攻撃されたら戦車が吹っ飛ぶぞ、と思うのですが…)。

教えてください。

A 回答 (5件)

>エイブラムスやレオパルト等の欧米の戦車と比べて他の国で運用されていることが多いのは何故なのでしょうか?



まず、安いのが最大の理由
発展途上国であれば最新鋭である必要がありません
安くても十分に役割を果たせます

>戦車の容姿ってどれもこれも似たり寄ったりのが多く(特に砲塔が丸い)
それは古い世代の戦車の特徴です
自衛隊の戦車も二代前までは丸くて小さい砲塔をさいようしていました
理由は、砲塔は最も被弾する確率が高いから的はできるだけ小さい方が良い
そして丸っこいのは避弾経始という理論に基づく。要するに敵の砲弾が真正面に当たらないようにすることにより爆発のエネルギーが分散されることを目的にします

あとは車外の燃料タンクですが
ホントに燃料タンク?だとしてもそれは、戦場へ移動する間の為ではないですかね?
戦闘開始前に投棄する前提での搭載かと
具体的にどんな映像なのか見てないのでわかりませんが・・・・

他には、防御効果を見込んで予備の部品等を車体に登載していることは普通にありますね
そういうものでは?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2022/12/15 01:30

補足 つーか・・・



「燃料=爆発」と短絡する人が多いけど、燃料に使われるモノでも分子的に安定した状態=液体のままでは容易に燃焼しない。

着火するためには気化=分子的に不安定な状態にする必要がある。
マイナス40度で気化し、30度で沸点に達するガソリンは小さな火花も命取りになりかねないけど、ディーゼル戦車の燃料である軽油、ガスタービン戦車の燃料のケロシンの沸点200度以上。
真夏の炎天下のサハラとかの”灼熱の戦場”ならともかく、東ヨーロッパの戦線で容易に軽油の沸点に届くことは考えにくい・・・液体のままの軽油であれば火種が落ちても着火する危険性は低い。

で、既回答に重複するけど、高価な新型戦車を買えない国で、身の丈に合った戦車を選択した結果が、ロシア(というより旧ソ連)の旧式戦車で十分であると言うこと。
更にロシア寄りの政権だったり政情が不安定だったりして、金があったとしても西側(英米仏独伊)に戦車を売って貰えないためロシアや中国から戦車を買うしか無い国だったりする。

あ、ロシアにしても中国にしても本当の最新鋭の装備を持った戦車は輸出していない。
外観は一緒でも、中身はグレードダウンした”モンキーモデル”だったりするんだな と。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2022/12/15 01:28

まず、基本的な予備知識として・・・


ウクライナ戦車の開発部門はO・O・モローゾウ記念ハルキウ機械製造設計局と言って旧ソ連時代のモロゾフ設計局が旧ソ連崩壊後に今の名前になった組織。
工場もであるV・O・マールィシェウ記念工場は、かつてハリコフ機関車工場と呼ばれた旧ソ連時代の主力戦車工場だったりする。
このほかにも航空機のアントノフや造船所など、ウクライナ国内には旧ソ連時代の軍需工場が多数あったりする。

>ウクライナ侵攻でロシア軍の戦車が【たいして強くない】というのが明らかになった
正直な話し、質問者サマは”今頃”気がついたようですが・・・1991年の湾岸戦争でイラク軍最精鋭の大統領警護隊のT-72が、米陸軍のM1A1(主砲:120mm砲)どころか海兵隊のM60A3(同:105mm砲)にも徹底的に叩かれていて、最新のT-14あたりは別として、ロシア(旧ソ連)戦車が西側戦車に敵わないってコト、30年前から周知の事実だったりする。

それでも世界中で需要があるというのは、軍備は「相対的な能力」で選択すべきものということを知っているからなんだな。
兵器は「必要な性能を必要な数だけ装備」することを優先すべきで、能力が勝っていても数が揃わなければ役立たずで終わることもあるモノだったりする(ナチスドイツはタイガーという当時の最高レベルの戦車を持っていたけど十分な数を揃えることが出来ずに、能力的には凡庸なM4シャーマンやT-34を装備する軍に敗れている)。

日本、NATO諸国やロシア、中国は、それぞれ最新兵器を装備した国が(仮想)敵になるので、自軍も相応の能力の兵器を装備する必要があるけど、ロシア戦車のユーザーは南アジアやアフリカの諸国がメイン。
これらの国は、隣国との国境紛争や国内の反政府組織相手の内戦を想定した装備で十分。
T-55が現役だったりして、T-72世代でもオーバークオリティだったりするけど、それより古い売り物がないから・・・

あと
>(燃料タンクを攻撃されたら戦車が吹っ飛ぶぞ、と思うのですが…)。
思い込みに過ぎないんだなぁ・・・背中に背負ったドラム缶は第二次大戦時代から続くロシア戦車の伝統のようなモノで、そんなに危なかったら70年以上前に止めているんだな。
ドラム缶の中身はディーゼル燃料(軽油)。軽油は容易に引火、爆発しないモノで、中途半端に空いた状態で炸裂弾の直撃を受けたら引火するコトもあるらしいけど、殆どの場合、爆発どころか衝撃を吸収する、一種の補助装甲となっている。
因みに、T-72の車体構造は、着弾の衝撃を受け止めるとともに漏れた軽油で火薬を濡らして発火を防ぐコトを狙って砲弾庫を囲むように燃料タンクを配置しているとのこと。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/12/15 01:29

>ロシア軍が使用している戦車(T-64やT-72やT-80やT-90等)はエイブラムスやレオパルト等の欧米の戦車と比べて他の国で運用されていることが多いのは何故なのでしょうか?



安いから。そういう安い重機でも、団栗の背比べのような近隣諸国に囲まれている限りは戦力になる。大抵はそういうこともなく、反政府組織相手に適用するので、ほぼ無敵。64天安門事件のように、集まっている群衆を踏み潰す用途であれば、とてつもなく強い。

>ウクライナ侵攻でロシア軍の戦車が【たいして強くない】というのが明らかになったにもかかわらずロシア軍の戦車を運用している国が多いのには疑問を感じます。

実は輸出化型は仕様と性能を落したモンキーモデルです。ウクライナで展開していたロシア軍の戦車はT-90Mで、例えばインドに売ったものはT-90MSです。T-90MSは所謂旧モデルで、T-90MはT-14に性能を近づけるためにアップグレードされたものです。
例えば、T-90Mの主砲はT-14と同じ。足回り強化、FCSも新しい。弾薬配置も違うし、内部から機銃を操作できるなど。ロシア軍はどんどんこれらを遺棄してくれるので、NATOをはじめとするアメリカにとっては、典型的な飯旨になっています。インドに輸出された旧仕様なんて、押して知るべしです。
それでも金の無い国は買います。先にも述べたように政情不安な国が多いですから、重機を持たない「敵」には無敵です。

>ウクライナ侵攻でロシア軍の戦車が【たいして強くない】というのが明らかになったにもかかわらず

T-90Mってそんなに悪くはないんですよ。でも、ロシア軍が相手を舐めすぎたことと、ロシアの軍需産業がロシア政府・ロシア軍を舐めすぎたという絶妙なハーモニーで弱くなっているわけです。
①戦車の弱点の一つである上からの攻撃なんて無いと思っていた節がある。
②リアクティブアーマーが単に装飾用のアクセサリーになっていた。
③T-90MでないT-90の弾薬配置が悪すぎて、ビックリ箱の原因となっている。

今はロシア軍が遁走して重機を遺棄しまくっているので、T-64やT-72がウクライナ軍に大量に鹵獲されています。ウクライナ軍は部隊毎に機種を統一して整備効率を上げることの重要さを理解しているので、旧型は旧型なりに上手く使います。

ちなみに戦車の弱点ってのは沢山あって、上部、下部、キャタピラ、エンジンなんかは有力な攻撃対象ですし、車長、銃撃手なんかも狙撃対象だったりします。まぁ、それは理論上の話で、歩兵にとっては塹壕を無力化され、攻撃するよりも早く機銃、主砲、更には悪路で50km/hを超える速度で迫ってくるわけですから、なかなかに攻略は難しいです。対戦車ヘリや対地攻撃機で上空から(この頃はドローンとか、軌道がホイップする対戦車ロケット砲とかも)、挙句には対戦車地雷を背負った歩兵をキャタピラで踏ませるなどの手を取ります。最後に書いた方法は兵を消耗品と考える軍しか採用しません。ロシア軍もやらないでしょうけど、防寒設備無しに徴用兵を送り込むあたり、「まだやってない」だけとも言えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2022/12/15 01:30

安いからとアメリカから敵視されてる国だから。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2022/12/15 01:29

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