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半導体について勉強中の者です。
画像のようなインテリジェントパワーデバイスに関しての質問です。

IGBTなどは耐圧が必要なのに対して、cmosの耐圧が不要な理由がよく分かりません。 cmosはただの回路と言われればそれまでですが、cmosはMOSFETであり、IGBTと同じトランジスタの一種なので、どちらも耐圧が必要なのではないでしょうか?
IGBTのみ耐圧が必要な理由が理解できません。

MOSFETなどについても、あまり理解できておらず恐縮ですが、どなたかご教示ください。
宜しくお願い致します。

「インテリジェントパワーデバイスについて」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • m-jiro様回答ありがとうございます。

    CMOSとはトランジスタの一つという理解で合っていますでしょうか?
    であればIGBTもトランジスタなのに、何故CMOSとIGBTとで差があるのかがどうしても分からないんです。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/03/13 23:18
  • m-jiro様ご丁寧にありがとうございます。
    URLまでありがとうございます。

    最後に一つだけ質問させてください。
    MOSFET単体では出力部がないので(回路部だけになるので)デバイスとして機能しないということでしょうか?

    よろしくお願い致します。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/03/14 09:22

A 回答 (6件)

その構造のICには例えば東芝のTPD4008Kがあります。

応用回路例を添付します。MOSFETはブロック図のHigh-side/Low-side Driverになります。IGBTのゲートを駆動するだけなので耐圧はいらず12 Vで動作します。高電圧がかかるのはIGBTにだけで最大165 Vもかけられます。MOSFETは内部で使われており外には端子が出ていませんからMOSFETだけ使うなんてことはできません。
「インテリジェントパワーデバイスについて」の回答画像6
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> MOSFET単体では出力部がないので(回路部だけになるので)デバイスとして機能しないということでしょうか?



もしかして、「回路部」とは制御部(インテリジェント部)のこと?
「出力部」とはパワー部(IGBTの部分)のこと?

昔はFETやTrが1個しか入っていない部品を組み合わせて回路を作っていました。現在では多数のFETやTrを組み合わせたICになっています。ですがICにするとパワーの大きなものは作りにくいので(放熱の問題がある)制御部とパワー部を一体にしたものは小電力のものが多いようです。大電力のものは制御部、駆動部、パワー部の3つに分けるのが一般的です。
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> MOSFET単体では出力部がないので(回路部だけになるので)デバイスとして機能しないということでしょうか?



→ 質問の意味が不明です。

CMOS は PチャンネルMOS と NチャンネルMOS の2つのFETで構成した "回路の名称" です。FET単体の名称ではありません。

下記のページの最初にCMOSの基本回路があります。
https://semi-journal.jp/basics/device/cmos/energ …

初期のロジック回路は上記ページの最初にある PMOSインバーター、NMOSインバータ でした。デバイスがONしている時には負荷抵抗に電流が流れますね。CMOS回路ではPMOSかNMOSの一方しかONしません。他方はOFFなので消費電流はゼロになります。電源の省エネができるだけでなくICの発熱量が減るので高密度化ができます。
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CMOS は PチャンネルMOS と NチャンネルMOS を組み合わせてプッシュプル動作をさせる回路のことです。

デバイス1個の名前ではありません。
(MOS とは MOS型FET を略した言い方。FET にはもう一つ ジャンクション型 があります)
MOSも広い意味ではトランジスタと言いますが、単にトランジスタと言うとバイポーラトランジスタを指す事があるのでちょっと気を付けてください。

> 何故CMOSとIGBTとで差があるのか
→ 何が気になりますか?

IGBTはバイポーラトランジスタのベースをMOS-FETで駆動するようにしたデバイスです。
https://techweb.rohm.co.jp/product/power-device/ …
↑ 真ん中の図がIGBTの等価回路です。

駆動側もバイポーラにしたものはダーリントン回路として古くから使われていました。2段型にするのは高耐圧のバイポーラではhFE(電流増幅率)が大きくできません。そのため駆動電流が非常に大きくなるのですが、ここにMOSを使えば少ない電流で済みます。
この図でわかると思いますが、回路がOFFのとき、バイポーラのコレクタ(上の電極)と左の電極が同電位なのでMOSには高電圧が加わります。
この回答への補足あり
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IGBT部は端子間の電位差が相当大きいので、通常の半導体回路には無い、高耐圧を意識した構造設計が必要、って事だと思います。


ガードリングとか。
https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/2208/25/n …
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インテリジェントパワーデバイスって、制御回路とパワー回路が一体になったデバイスのことですね。


CMOSは制御部でしょ。パワー部にくらべて低い電圧で働いています。「高耐圧でなくてよい」という意味で「耐圧不要」と書いてあったのではないですか? どんな本に書いてあったのか知りませんが、もう一度読み直してみてください。
一般に制御部は10V程度で動作しています。こんな低い値であっても耐圧の規定はちゃんとあります。
データシートには必ず絶対最大値という値が書いてあります。どんな場合でもこの値は絶対に越えてはなりません。
この回答への補足あり
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