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なんでバブル期の開発は「第3セクター」方式を必要としたんですか?

A 回答 (5件)

官だけでやるとどうしても採算が取れない。


民だけでは採算が心配で誰も手を挙げない。

元々、上手く行っても薄利しか期待できない事業に対し、官も参加するから最悪でも倒産させないという理屈で民にも参加し、民の効率経営を導入しようというのが第3セクター方式。
民の方としては、官に協力すれば他で甘い汁を吸えたり、便宜を図ってもらえるという思惑もあったのだろう。最低でも官との人脈はできる。

それなりに上手く行った事業体も無い訳ではないが、官の天下り先になってしまったことが最大の問題。
事業環境が悪化するなりして赤字が膨らんでも、廃業はもちろん、組織をいじることも官の反対で柔軟に対応することが出来なくなってしまった。
結局、官だけでやるのと大差ない話になってしまったので第3セクター方式は廃れてしまった。
バブルが崩壊して、高齢化と人口減少だけが残った地方自治体も予算縮小してしまい、民が期待した他のコトも霧散してしまってはどうにもならなくなった。
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バブル期だから第3セクター方式を必要としたのではありません。



世の中には、公共性が高いが採算性も求められる事業というのがいろいろあります。鉄道事業、水道事業、介護福祉施設運営など。

完全な公営ではコスト意識が希薄だったり予算処理が硬直的だったりしてうまくいかない、民間の柔軟性を活かしていこうという機運が高まったのがたまたまバブル時代と重なったのです。

かつ、当時やたら第3セクターが作られたのは、当時「公」と「民」を折衷した方式として第3セクターくらいしかなかったからです。法的に不可能だったのか、単に思いつかなかったのかは知りませんが。

今さほど聞かないのは、上下分離とかPFIとか、他にも手法がいろいろあるからです。
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第一セクター(国および地方公共団体が経営する公企業)や第二セクター(私企業)とは異なる第三的方式による法人を作ることで天下り公務員たちが利ザヤを稼いだのです。

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民間企業に仕事をさせてお役人様がその上前をはねる


江戸時代から続く伝統的な金を流す仕組みを踏襲したんです。
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バブル期の開発は、第3セクター方式を必要とした理由は、次のとおりです。



* 公的資金の不足
* 民間企業のリスク回避
* 地方自治体の関与

バブル期は、日本経済が急成長した時期であり、多くの公共事業が計画されました。しかし、公的資金は限られていたため、民間企業に協力を求める必要がありました。民間企業は、リスクを回避するために、公的企業や地方自治体と共同で開発を行う第3セクター方式を採用しました。

第3セクター方式は、公的資金と民間資金を組み合わせることで、より多くの開発を実現することができました。また、地方自治体の関与により、地域活性化にもつながりました。

しかし、第3セクター方式には、いくつかの課題もありました。第3セクターは、公的企業や民間企業とは異なる組織形態であるため、経営が不透明になるなどの問題がありました。また、バブル崩壊後、第3セクターの多くが経営難に陥りました。

これらの課題を克服するために、第3セクターの透明性や経営の効率化を図る必要があります。また、第3セクターの役割を明確にして、地域活性化につなげる必要があります。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2023/07/10 18:12

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