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社会的地位の高い人であっても不祥事を起こす世の中であり、職業人といえども人間なのですから、人格者であることを証明しやすい職業はほとんどないのではないかと思います。でも、あるにはあるでしょうか?あるとしたら、それは何でしょうか?

個人的には、カウンセラーは人格者であることを証明しやすいと思うのですが、違いますか?自分を厳しく律することができなければカウンセラーにはなれない上、知っているカウンセラーの中には、心理療法により精神面のコントロールの抜群に上手い人がいます。さらに、カウンセリングオフィスを作り、ホームページに優れた人間性を持つようになったいきさつを書けば、自己PRとして人格者の証明にもなると思います。以上のことから、カウンセラーは人格者に近いと思うのですが、違いますか?

というのも、僕は今まで散々悪いこと、変なことをしてきたので、これからは真っ当に生き、個人的な理由で、周囲の人から認めてもらいたいからです。

A 回答 (2件)

カウンセラーと言う職業は立派な職業です。

だからと言って人格者であるとは認められないでしょう。職業によって保証されるものではなく、その人の言動や行動が他の人を感心させることで認められるのだと思います。

「カウンセラーだから人格者なのではなく、人格者として
 認められる人の選べる職の中にカウンセラーがある」

以下は長いので興味があればお読みください。

因果関係が逆だと思いますよ。また「何かに成る事で証明しよう」と言う発想は良くありません。自分が他人を感動させることでしか証明できません。

揺るがない道徳観を持ち、労をいとわず責務を果たす。その上で人の弱さを知り情けを持ち、後輩の育成に勤しむ。政治や経済など国の在り方について興味を持ち知識も豊富であり、自然科学や先端技術についても明るく、芸術やスポーツ等もたしなむ。食や娯楽についても一過言あり、嗜好品についても経験済みであり、あらゆる趣味や芸について興味を持ち、達人である。

これらの事を実践できて始めて人格者候補となります。そうした人格者候補の中で最も思いやり深く、遵法と倫理の精神を持ち、分け隔てなく礼の心を持てて、知識やアイデアが豊富であり、人を信じて自己愛を捨てられる人が人格者として扱われます。

若いうちは難しいですが、一秒一秒を無駄にせず、自分の心の動きから逃げずにいれば、中年を過ぎた頃には達成できると思いますよ。

「悔しい。自分を恥ずかしいと感じて泣きたくなる」

という気持ちから逃げないようにする事が大事です。これから逃げている間は成長が止まります。1年逃げれば2年成長が遅れます。10年逃げれば20年成長が遅れます。この様に「自分から逃げる事で倍の年月成長が遅れてしまう」と言う罠があるため、気が付いたときは「途方もない差がある」と感じてしまうのです。自分から逃げない様にしてきた人にとっては「人格者になる」と言うのは、それほど大変な事ではないと思います。

ではMMOや対人戦が存在するスマホゲームを例えにします。

ゲーム開始当初は夢を持ち、システムの意図を汲み取りプレイをします。自分に対して自信が持てており、やれてる感があるはずです。しかしここでPKに遭遇したり、対人戦を強要されて負けてしまったらどうなるでしょうか?

「なんでそんな酷い事をするの? 何の得をするのか?
 そういう事を考える奴らは許せないし、それらを許す運営
 はクソだ。そういう仕様を許すゲームはクソゲーだ」

と思うはずです(私もそうだった)。この時に1秒で「とはいえ、負けたあ」と割り切って「どうして負けたのか調査をし出す」人もいます。ネットから情報を集め、参考となる動画を探し、分からない所を聞ける人を探す。メタという物を覚え、最近の流行を調べる。その上で自分に必要な底上げを行う。ここでやる気が無く成らない様に「先達者」からコメントを貰い、自分の強さがどの程度なのか把握しようとする。

・クソゲーであることを理解してもらうために1年費やす人
・追いつくためにあらゆる手段を講じて1年を費やす人

この様に行動が別れてしまいます。勿論、前者の方であっても一定期間がたって怒りを収め、冷静になり、後者の方の様な行動を取れば同程度の実力になるでしょう。

「しかし怒っていた期間分、後者の人と差がついている」

また怒りを持続させていると惰性が付いてしまいます。初心者の心を取り戻すまで怒り続けていた期間と同じくらい掛かってしまうんです。10秒怒った人は10秒クールダウンが必要。1年怒っていた人は1年間は気持ちの整理がつかないのです。この様にして「負けた自分」から逃げていた期間の倍の出遅れをすると思いましょう。

「ガチ勝負をして負けて見る。その時、どのくらいで悔しい
 という気持ちが消え相手を称賛する気持ちに変わるのか?」

この期間が長い人は、この期間が短い人に一生勝てないという事です。真の実力とは怒りや悔しいという気持ちを殺せる力です。この時間が短い人は強者です。今の時点でどんなに弱くても、いずれ追い付かれてしまうんです。どんどん追い付いてくる相手を見て恐怖を感じるはずです。「あの時馬鹿にしなければ良かった」と後悔するでしょう。

「さて、ようやく追いついた。これからガチ勝負ですね?
 で貴方は私に負けた後、どのくらいで悔しさを飲み込める
 んでしょうか? 今度は貴方の番ですよ」

と挑んでくるでしょう。この様にして「怒りが収まらない人」は「怒りを収めれる人」に必ず追い落とされてしまいます。そして「最初は上手くいっていたのに。馬鹿にしていた奴にやられた」と思うと悔しさや恥ずかしさは尋常じゃないでしょう。余計に立ち直れないのです。

また「自分を馬鹿にした奴を見返したい」と思う人も結局うまくいきません。運よくやり返す事が出来たとしましょう。それも意味が無いんです。

「ねえねえどんな気持ち? 悔しい? ねえ?」

「く・・・一秒待って。・・・OK。
 凄いなお前。駄目な奴なんだと思ってたよ。
 馬鹿にして済まなかった。では、ここからは私のターン
 だね。で、さっきの技だが・・・・もしかすると・・・
 こうか? あ・・・内緒ってことね。そうだよね。
 まあ、いいよ。いずれ秘密を暴いてあげるよ」

の様になるからです。相手は悔しさを乗り越えるプロです。

「勝ち負けを競うゲームじゃないんだよ。負けた時の悔し
 さをどちらが短期間で乗り越えられるかと言う点での
 ガチ勝負なんだ」

私は子供の頃からこの様に考えていました。一朝一夕では悔しいと思う時間を短くすることは出来ません。何度も負けて練習するしかありません。勝つための練習ではありませんよ。「憎いと思う相手を尊敬できる気持ちに変化させる心の調整」と言う練習です。これが10年かかる人と数秒で終わる人の差は大きいですよ。

「どういう気持ちになれば乗り越えたことになるの?」

「どうせメタがあるんだろうと冷静におもえたら終了」

「え? 悔しさを乗り越えて相手を褒めればイイと思っ
 てた。そうじゃないのね?」

「それは自分の惨めさを誤魔化すための行為だよ。勝た
 ないでOKなんて誰も言ってない。メタがあるんだろ?
 と思って探ろうという気持ちに成っていれば悔しさを
 乗り越えたという事。これ以外は紛い物だ」

「尊敬できるって部分は?」

「そういうメタが分かった後で、上手に使っていると思
 えば自然に尊敬できるだろ? その時に実力差が分か
 り、その上で何とかなるという希望が生じる。そうい
 う余裕が無ければ尊敬という気持ちにはならない。
 無理にやれば迎合とかご機嫌取りになるだろ?
 理屈が分かったうえで自分より先に始めているという
 人に対しては凄いって素直に言える物なんだよ」

「なんだ・・・ゲームの対人とかと同じだなあ」

誰でも最初は赤ん坊から始めます。そうである以上、勉強だろうと、スポーツだろうと、芸術だろうと。何かをすれば必ず最初は負けるんです。この時に「悔しい」と言う気持ちを秒で抑え込んで「どういうメタがあるんだ?」と頭を働かせた人は「幼少の時にメタを覚えて」得意分野を増やしているんです。自分から逃げた子供はメタどころではなく「自分を慰める作業」を必死にやるでしょう。そのトラウマは解除されず「そのスキルは一生捨てた」事になるんです。

「トラウマが解除されないとどうなるの?」

「本来の人生の軌道から外れたわけだよね? 酷い事を
 されたのだと訴えたいわけだし、どうすると他人が賛
 同するのかばかり考えている。メタを研究すべき時間
 をすべてそちらに使うわけだよ。そうなった人は他人
 へ嫌がらせをしたり、嫌われる行為をするようになる」

「え・・・じゃあ、嫌な人ってのは・・・」

「そう。絶賛トラウマ進行中。子供の頃に感じた悔しさ
 を何十年も克服できず、なお継続中ってだけだね」

こう言う理由があるため「他人に自慢できるスキル」が無い人は「嫌がらせ」等の行為に依存している場合が多いんですよ。

なので承認欲求や罪悪感、怒りや恨みと言うのは本来人生の中にあってはいけないんです。それは悔しさを乗り越えていない状態です。自分が負けた原因がどんなメタにあったのか? これだけを考え続けている思考が正常なんです。自分をダメな奴だと痛めつけても無駄です。それはトラウマから来る思考です。自分と相手に何の違いもなく「メタを知らないだけだったはず」と強く信じられないとダメって事です。

質問者さんが人格者に成りたいと思うのは承認欲求から来ていると思います。しかし私も貴方も何の違いも無いと信じてください。ただ貴方は悔しさを乗り越える練習がどれだけ大事であるか知らなかったんです。私はこれこそがメタだと知っていただけです。

人格者云々は遠回りです。悔しいと思う気持ちを秒で殺せる人に成れたら、全てのスキルはオマケでついてきますし、そういう自分に成れたら心の余裕が出来るでしょう? 他人に優しく成れますし、道徳を実践するくらいの気前の良さは出てくるはずです。全てが揃うと思いますよ。

また「悔しいと思ってやり返したくなる自分」がどれだけシツコク自分の中に居続けるのか? これを見て、それだけ酷い状態なのだと確認してください。また他人の「悔しくて仕方ないです」と言う様な書き込みを参考にしましょう。「こいつも長いなあ。何日やってるんだ。酷いなあ」と思う事です。殆どの人がメタがあると考えずに許せないと語り続けて寿命を無駄にしております。

以上、参考になれば。
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逆は真でないということを考えないといけない話題ではないですか?



例えば裁判官や検事、弁護士のように、ある種の人格者はそれを志向するとは思いますが、裁判官や検事、弁護士だからと言って人格者である保証はないでしょう。

つまり、『職業はその人が人格者であることを示さない』ということではないかと思います。

必要条件は満たしている『かもしれない』が、十分条件を満たしている保証はない、ということです。
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