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中国の反日デモの原因の1つに歴史問題が取り上げられていますが、結局日本はどうすればよいのか全く分かりません。よみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」において南京大虐殺は数は問題ではないとの趣旨の発言がありましたが、このことがよくわからない理由です。2001年5月7日に韓国政府から突きつけられた歴史教科書の修正要求の中に扶桑社の教科書の関東大震災に関する記述で〔官憲による殺害事実隠蔽。殺害対象も朝鮮人が大部分であったにもかかわらず、「社会主義者、朝鮮人、中国人」と並列することで事件の本質に該当する朝鮮人被害を縮小して記述〕というものがありました。もし、中国政府が「南京大虐殺は数は問題ではない、一人でも虐殺したことが問題なのだ」という歴史認識であれば、このような韓国政府の主張に対し「中国人も犠牲にあっている。数は問題ではない。」と抗議するはずですが、したのでしょうか。逆に中国側が「数は問題ではない」という主張をすることに対し非常に違和感を感じます。というのも中国政府が「南京事件の犠牲者数は約4万人」という主張に対し「数は問題ではない」という反論をするならば、それは「26万人が犠牲にあっているかどうかは問題ではない(中国政府の公式見解では南京大虐殺の犠牲者数は30万)。」という主張にもなります。本当に日本もこの中国ような歴史認識を持てばよいのでしょうか。

A 回答 (8件)

私達の歴史認識は過去の教育から出発しており、それが必ずしも真実にもとずかないものであったとしても、その束縛から抜け出せません。


外国の反日教育を非難するなら、私達の受けた日本民族選民教育も非難されるべきであると思います。

歴史教育はどの国も、自国は正しく、国益に沿うように行われるものです。
その見地に立って見なければ正しい歴史認識は得られないと思います。

南京事件が問題になるのは無かったと主張する根拠が数字が過大で捏造であると主張するので、数字の大小は問題ではなく虐殺という事をみとめるかどうかが問題とする所にあります。
この問題も被害者加害者がいくら論じてもおそらく不毛の論議でしょう。  事実は一つである筈です。
ただそれぞれの主張を咀嚼して自分の納得する結論を出す他はありません。  たとえそれが少数意見であっても。
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南京事件に関しては事の有無がかなり議論されています。

また、質問者さんも書かれているように、「大虐殺」か「小虐殺」かは問題ではないとの意見もあります。
このことは、情報が氾濫していますから調べていっても納得のいく答えにたどり着くことは難しいかもしれません。事実、虐殺が無かったと示す証拠も沢山ありますし、小規模だったら良いのかと反論されることもあるでしょう。
ちなみに、「虐殺があったということの証拠」も中国から提示されていないし、日本側に、「虐殺が無かったことの証拠」を提出しろというのもナンセンスでしょう。たとえ、どんな証拠を提示しようと、大虐殺肯定派の人々はいろんな反論をしてくるでしょう。
ですからここは、大切なことは自分が「何を信じるか」ではないでしょうか?これは、「誰が言っていることを信じるのか」ということではありません。
「自分の祖父たちを信じるのか否か」という問題ではないでしょうか?
自分たちの祖父を「虐殺を行った犯罪者」として裁くのか、「日本という国と子孫の為に命を懸けて戦った人々」として扱うのか・・・と。
虐殺や略奪を楽しむ、という動機で戦地に赴ける人は多くはありません。大多数の人々は、自分の命と引き換えにしても守る価値のあるものの為に戦ったのだと信じています。
彼らに汚名を着せることは、個人的にはとてもできないことだと思っています。
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最近、町村外務大臣と、中国国家副主席(だったかな・・・)との会談で、


「過去の歴史認識についての研究会を発足させよう」と提案したら、
「韓国も含めて前向きに検討しましょう」との回答を得、
それこそ「歴史的な会談」が実現しました。

自国のくさい歴史認識が、表に出る事があるかどうか疑問ですが・・・

中国の歴史教科書には、「日露戦争」は抹消されているようです。
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少しズレた回答ではありますが…


中国は、「日本人の歴史認識」を問題としていますが、それは表面的なことであると思います。
虐殺などは確かに無視してはいけない問題であり、日本人が皆ある程度以上の知識・意見・気持ちは持たなければならないと思いますが、
中国政府としては(一般人も中国政府が考える認識によった教科書などで学び、マスコミなどで情報を得ているので)日本より裕福になるまで、言い続けるのだと思います。
欲しくない回答であれば失礼致しました。
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歴史は常に事実は一つなのですが、歴史は過去何度も改ざんされています。


(見方はいくつも有りますが)

それは勝者により自分たちに都合の良いように、改ざんされています。

過去の中国においても、日本でも同じです。
中国でよくあるパターン 禅譲なんて普通では考えられません!
日本でも天皇関係でかなり怪しいのが沢山有ります。
豊臣秀吉も徳川家康も改ざんしたとされています?

今の中国の歴史教科書もいずれ変わるのでは?
中国共産党が殆んど日本と戦った様に書かれていますから?(本当は国民党と戦った方が遥かに多い?)
中国共産党が無くなったら?
(経済は日本より凄い資本主義 収入格差)
朝鮮半島の歴史は体制が変わっても変わらない気がするが?(事実と違っていても?)

自分で判断するしかないでしょう。(日本の歴史も)
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この回答へのお礼

丁寧なご回答どうもありがとうございます。
歴史問題は中国や韓国をはじめとした外国との歴史的関係についてニュース等で騒がれており、否が応でも興味が出てきて色々考えたりしておりましたが。ご回答に

「日本でも天皇関係でかなり怪しいのが沢山有ります。豊臣秀吉も徳川家康も改ざんしたとされています?」

と言う箇所がございましたが、十分に考えられることだと思います。ご指摘された箇所に関しては、本日まで私はほぼ何の疑いもなく学校で学んだことを信じておりました。

tomichan様の仰るとおり、日本の歴史も含めて自分で判断する必要があるのですね。

お礼日時:2005/05/04 12:55

例えば南京虐殺に関しても日本国内でも、「30万人の南京虐殺はあった」と主張する人や、「南京虐殺というのはデタラメだ」と主張する人まであり、いったい何が事実か解らない状態です。



さらに国と国がからんでくるとどうしても国益に合う主張になってくる筈ですし、各々の事情、立場がありますから一概にどちらが正しい、間違っているとも言いがたいこともあります。

偏った一方の主張だけを鵜呑みにするのではなく、相対する主張も聞いて最終的にご自身で判断するしか無いのではないでしょうか。
中国では一方的な考えしか許されないようですが、幸い日本では様々な考えが許されていますので、多くの異なる意見を聞いて事実を解明することが大事ですね。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、どうもありがとうございます。ご回答の中でも特に、

「国と国がからんでくるとどうしても国益に合う主張になってくる筈ですし、各々の事情、立場がありますから一概にどちらが正しい、間違っているとも言いがたいこともあります。」

という箇所には考えさせられました。というのも私は「"歴史の真実"は人間の感情や国益、およびそれぞれの立場、といったものとは全く別の次元にあるものである」という考えを持っていました。しかし、今回のmn214様のご指摘をうけ、あまりに自分がナイーブだったことを恥ずかしく思いました。
 ご回答のように多くの異なる意見を聞いて事実を解明することが大事なんですね。

お礼日時:2005/05/04 12:40

 自分自身で事実を調べる。

これに尽きます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/04 13:25

歴史認識というものは国や個人によって異なって当然だと思います。


ですのでどのような歴史認識を持つべきかは自分自身で判断することではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「歴史認識というものは国や個人によって異なって当然だと思います。」

というご指摘が参考になりました。
 
つまり、反日デモにおいて多くの中国人が日本の歴史認識に不満を持ち中国側の歴史認識に同調するように(過去を反省する?)ことを要求しておりましたが、このような

「集団で、自分たちの歴史認識に同調するように要求することが正しいことである(暴力行為は別ですが)」

という歴史認識も、世界中に存在する多くの国々の中のひとつの国、あるいは世界中の人々の中の一部の人々の歴史認識である。

以上のように理解して、あくまでも判断は自分自身が行う必要があると考えました。

お礼日時:2005/05/04 13:22

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