幼稚園時代「何組」でしたか?

学校の調べ学習で私たちは南海大地震が起こったと想定して研究所の立場から水問題について調べています。私たちの学校の裏には第1級河川があるのですが、地震が起こった時に私たちの学校の体育館が避難所になったとして、川から水をひき生活をしなければならない状況に陥ったとします。それで、ここは川の河口なので浄水をしなければ飲めない水です。なので、海水を淡水化するシステムについて知りたいので、知っている方がいれば是非詳しく教えてください。

A 回答 (4件)

こんにちは。


おそらく、現在最も多く使われているのは、多段フラッシュ法でしょう。

原水を沸騰させて湯気や水蒸気を冷やして水にするというのを数段くり返す方法です。
理論的には1段だけでもいいのですが飛沫混入などで塩分がどうしても完全に除去しきれないらしく数段重ねて用いる事が多いようです。

必要なのは機械以外では熱源ですので、電気、ガス、石油、石炭、まき・・・など熱源として使えそうな物が簡単に得られる時、大変有効で、中東など産油国では石油が使い放題?に近いので、ほとんどこれです。
電気じゃなくてもいいというのは災害時にメリットにはなる可能性があります。
システムをうまく作ると発電機の排熱を利用する事も可能ですが、実用化した製品があるかどうか・・・。

次にイオン交換膜法
塩は水の中でイオンという状態になって電気をおびています。
イオン交換膜は、特定のイオンだけ通すので、この膜をうまく選んで組み合わせて、隔てて原水を電気分解すると、塩分を除去した水が作れます。
電力が必需なので、災害時、電力事情が厳しい時使うのはちと難しいかと思われます。

逆浸透法
水以外の物質を通さない程目の細かい膜を使って、原水に圧力をかけて水だけ押し出す方法です。
通常圧力をかけるのに電動ポンプを使うのと、膜から浸み出す速度に限りがあるので、大量の水を得るには向きません。

ちょっと変わった方法として、戦艦大和で使われていた、冷却装置につく雫を集めるという方法もあります。
冷房装置が機能していればかなり有効でしょう。
戦艦大和、武蔵では弾薬庫を火事にならないように冷やす冷却機の雫を飲料用に利用して、「おいしい飲料水」(通常、船の水は大変まずい)として非常に有効だったとの事です。

砂漠でサバイバルで使われる方法として有名なものに、地面に大きめの穴をほって真中にコップをおき、穴に透明なシートをかけてコップの真上に石をおき、シートにつく雫を集めるというのがありますが、災害時などは、こういう方法も常に考えておく必要があるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
頑張ってレポートをまとめます!!

お礼日時:2005/06/26 10:31

最近は、手動で操作が可能な、フィルター方式が普及してきています。


大量に浄化を行なうものでは、エンジン付きのものもあります。

参考URL:http://www.rainworld.jp/tp/
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活性炭と中空フィルターで河川の水を飲料水にする電力を使わない装置があります。

手押し足こぎポンプで圧力を上げて使います。電力はないかも知れませんが人力は豊富にあります。


もともと軍用のものや航空機用(タンクが壁や柱の中など構造物の中で洗浄できない為、飲料水だけ浄水する発想

参考URL:http://www.up-x.com/seagull/hanshin.html http://www.meitengai.net/bigfoot/seagull/
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災害時となればエネルギー消費が少なく、設置・メンテナンスが容易であること、が求められる性能でしょう(学校に淡水化プラントを設置することは現実的ではないので論外)。



となると現実的には、過般可能なユニット型の逆浸透膜ろ過方式が一番適していると思います(他に選択肢が無いとも言う)。
単位床面積当たりの処理能力ではそこらのプラントに負けていません、問題となるのは導入コストでしょうか。
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