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19C末からとられていた金本位制度は、貨幣発行を金の裏付けのもとでしか発行しないことで、自動的に国際収支の均衡がはかれるという理論でした。
なのに、何故この理論は現実には当てはまらずに崩れてしまったのでしょうか。
金本位制度のメリットとデメリット、理論と現実の違い等を含めて教えてください。
また、金本位制度が崩れた後もブレトンウッズ体制により、固定為替相場制になりました。それが今、変動為替相場に変わったのは何故ですか。

A 回答 (3件)

前半の質問だけですが、


金本位制では、発行できる貨幣量に限りがあつたこと。
国際的に、金がアメリカに集中してしまい、バランスが崩れた事。
本当に大雑把ですが、以下のサイトをご参考に。

参考URL:http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_gra3- …
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<発行できる貨幣量に限りがあつたこと>


 基本的にNo.1の方の答えで正解だと思います。少し付け加えて、私なりに説明します。
 (1)貴金属である金を貨幣として使う場合と、(2)金は金庫にしまって置いて、「兌換紙幣=いつでも金と交換することを保証した紙幣」を発行する制度があります。
 (A)どちらの場合も、経済が成長し、取引が多くなるとそれに伴って貨幣の量も多くなる必要があります。これを「成長通貨」が必要になる、と表現します。日銀では次のように説明している。「日本銀行は、昭和37年(1962)10月の新金融調節方式導入以降、年々の経済成長に伴い新しく必要となる「成長通貨」の供給をそれまでの日銀貸出に代えて、債券の買いオペによっても行ってきている」
 (B)貿易赤字が続くと支払う貨幣としての金が不足し、貿易量が減ってしまう。江戸時代に中国から絹を大量に輸入し、日本の金が不足し新井白石は貿易量を制限しました。現在の管理通貨制度では貿易赤字が続いても必ずしも貿易量を制限する必要はない。もっともこのことに関しては説明が長くなるので省略します。一つの例としてはアメリカが貿易赤字を続けていてもそれによって貿易を制限することは有りません。
 「成長通貨」の概念がつかめると、それを世界貿易に応用できます。つまり、世界経済が成長し、貿易量が拡大するとそれに伴って世界の通貨=基軸通貨=現在はアメリカドルが必要になる。ところがブレトンウッズ体制では、アメリカ政府が他国の政府から要望があれば、金1オンス35ドルで金を提供する、つまりアメリカドルを兌換紙幣として認めていたのです。アメリカ政府所有の金が不足すれば、アメリカドル紙幣も不足し、世界貿易が成長できなくなる。こうした状況で、1971年8月15日ニクソン大統領はドル防衛の「新経済政策」を発表しました。
 >金本位制度のメリットとデメリット、理論と現実の違い等を含めて教えてください。
 ここまで書いて、「金本位制度のデメリット」だけですね。全部説明するには新書版1冊書かないと説明できそうもないでしょう。
 <ニクソン・ショックの意味>で検索すると<グローバリゼーションによって社会は進化する>と題されたサイトがあって参考になると思いますよ。関連するサイトを読んで自分なりに考えてください。
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金本位制度は嘘つけないとこが問題だったのかな。

一時的に通貨供給量増やしてまた減らせばいいじゃんって考え方ができない。金本位制度は絶対的なものだから「明日返すから~」ってな感じで時をうまく使えないんだよね。それが現代の経済社会についてこれなくなったとさ^^
現代の経済社会では「時」をうまくつかって、今の不景気を将来の好景気で補うってことができるんだよね。その予定が崩れると脆いけど^^まさにそんな状況が我が国ニッポン…
以上、素人の持論でした
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