プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 私は最近ピアノの発表会でリストのタランテラを弾きました。しかも一番最後の順番でした。会場に行く前は完璧に弾けていました。本番前もさほど緊張していなかったんですが、舞台に立った瞬間何も分からなくなってしまいました。
最初からつまずき止まってしまいました。暗譜も完璧だったのに、どうしようもなくなって先生に楽譜を持ってきてもらいました。でももう何が何やら分からなくて何度も何度もシーンとしてしまいました。誰よりも練習して本番に臨んだのに、悔しくて仕方ありません。前にもショパンの幻想即興曲を弾いた時止まってしまいました。
 今回は、同じ事を繰り返さないように、大学の教授達にも練習を聴いてもらっていました。今回は絶対の自信がありました。でももう発表会に出る自信がありません。とても恐ろしいです。コンクールでもキレイに弾けている人がいるのに、こんな所でつまずいているなんて、恥ずかしいし、上に行く事も出来ません。
 何かアドバイスなどありませんでしょうか。!!

A 回答 (6件)

音大出身です。



まず気になったのは、「誰よりも練習した」「完璧」「絶対の自信」等の言い方です。
言葉は悪くて申し訳ないのですが、自意識過剰ですねえ。

なぜうまくいかないか、それは実力と曲の難易度が合っていないからでしょう。

頭が真っ白になって何も出来なくなる、それがあなたの「実力」です。
そんな状態でもある程度演奏できる曲があなたの実力に合った曲なのです。

>コンクールでもキレイに弾けている人がいるのに、こんな所でつまずいているなんて、恥ずかしいし、上に行く事も出来ません。

あなたはそのキレイに弾く人と同等と考えているようですが、残念ながら実はずっと下なのですね。
だから上に行くことが出来ないのです。

まず背伸びはせずに自分の実力を認めること。
そして先生や自分の曲を聴いてくれるみんなに、率直な意見を聞きましょう。
それが自分にとって厳しいものでもちゃんと受け入れ、しっかり基礎練習をする、それこそが上達するための第一歩です。
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この回答へのお礼

 とても参考になりました。私の家はいわゆる音楽一家で、自分の中に「このぐらい出来なくてどうする」という思いが強かったんだと思います。
発表会の出番の直前にも、先生に「あなたには期待してるから」と言われ、プレッシャーをかけないでと心底思いました。
もう一度自分の音楽を探します。適確なアドバイスありがとうございます。

お礼日時:2005/08/03 17:13

makinyankoさんはきっと「どうして私だけがこんな...」


なんて思っているんじゃないかな。

大学(勉強を)を続けたいのであれば、冷静に考えればや
はり、道(練習の仕方)は2つしかないと思います。

1)程々の練習に止めておく。
関係者の期待や恩に報いたい、申し訳ない、という思いを
抱く事は人間として確かに自然なことだし大切なことだと
思います。

しかしながら、そのことを必要以上に気にしすぎて自分を
見失ってしまうのは本末転倒だと思います。

よって、敢えて「極端に」言いますと「関係者の
期待や恩に報いたい、申し訳ない」という思い自体
がmakinyankoさんにとって害悪そのものだと思います。

気楽な気持ちで日々の練習に取り組む... 。
「人生」に目的なんてないと思います。
ならば自分が死ぬまでに残された時間の中でどれだけ
「辛い」時間より「らくな」時間のほうが多かったかが
重要だと思います。

特にいじめなどを受け続けてきた人、理不尽な苦労を
重ねて生きてきた人たちには、この辺りの
ニュアンス、よくご理解頂けるのではと思います。
なぜならば将来のことなど考えるゆとりすらなく「現在」のこの辛さをなんとかしたい、という思いがあるから
です。

>自信がありません。とても恐ろしいです。

だから とりあえず現在のmakinyankoさんの生活「全体」
が「らく」ならばそれでmakinyankoさんの人生は成功
していると考えていいと思いますよ。
日々の平凡な生活にもっと目を向けてください。
これなくして絶対「幸福感=気楽な人生」は手に入りま
せんよ。
「気楽な人生なんかに興味がない」、などとカッコいい
ことを考えるのはやめましょう。


2)さらに練習量を上げて行く。
世の中には「努力をすることそのもの」が好き、という
タチ(性格)を持った人間も存在します。

例えば宗教でいうと「禅宗」と「浄土真宗」の違いの
ようなものです。
「禅宗」の修行は厳しいです。要するに自分をいじめる
(=努力)のが好きな性格でないと勤まりません。
対して「浄土真宗」の場合、髪型、妻帯まで自由です。

「手段」としてとらえれば、上記の二つの宗のそれぞれ
の考え方は共に正しいと思います。
しかし目的はべつのところにありますよね?。

「弦楽器は、弦の張力が強すぎても弱すぎても、まともな
音にはならない。」ってお釈迦様も言ったらしいですし。

私にとって「努力」は目的達成のための単なる「手段」にしかすぎず、「目的」ではないです。

「あー、今日はよく練習したな、自分を誉めてやりたい
なー。」
なんて思ったことは、ウン十年生きてきて一度もありません。
だから無理な努力などはしたことがありません。


makinyankoさんはこの点、どうでしょう?。


難しいかもしれませんが、自己の生来の性格を分析
してみてはいかがでしょう?。
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この回答へのお礼

 深いところで考える必要があるのですね。私の場合、熱が出た時も車にはねられた時も、毎日弾き続けていました。『1日の遅れは1週間の遅れ』と小さい時から教えられ、弾かないのは悪いことの様な気がしてました。
自分で自分を追い込んでいたようです。もっと楽に考えていきます。

お礼日時:2005/08/03 17:28

まず観客をカボチャか玉ネギと思ってください。



…っていうのは半分冗談ですが半分は本気です。

私はオーケストラをやっていますが、以前ある指揮者の先生が、ソロを吹く管楽器の子がものすごく緊張するのに対してこう言っておられました。

「君たちは演奏会を聴いた後、誰がどこで間違えたかを正確に覚えているか?人は案外自分が思っているほど君たちの間違いは覚えていない。むしろ、そのために自分の力を出し切れないことを恐れなさい」

ピアノのソロですから一概にオーケストラと一緒にはできないでしょうけど、先日ご一緒させていただいたプロのピアニストの方は、ラフマニノフのピアノ協奏曲のソロの部分を思いっきり一小節とばして弾いても平気な顔をしておられました(内心は分かりませんが…むしろオケの方が狼狽したぐらいで(^^;)
お蔭で観客の中にはミスしたことさえ気づかない人もいたぐらいで…

他の方も書いておられましたけど、「自信を持つ」のはいいことですが過剰に自信を持つとつまずいた時に起き上がるのが大変です。
むしろ「ちょっとぐらい失敗しても平気」と思って、実際に失敗してもそれを観客に覚られないぐらいに平気な顔をしていてください。

>こんな所でつまずいているなんて、恥ずかしいし、上に行く事も出来ません。
貴女が思っているほど周りは「恥ずかしいこと」と思ってませんよ。
自分のペースを保ってください。
私も一時期焦ってましたけど、最近は「これが私の技術」と認められるようになりました。

気楽に構えた方がいいですよ!
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。実は発表会からロクに寝ることが出来ませんでした。その指揮者の先生の話はとても参考になりました。

お礼日時:2005/08/03 17:18

別のカテゴリなのでもしかしてごらんになってないかもしれません。

クラシックギターですが、なにかヒントになる事があれば、と思います。
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1484351

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1484351
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2005/08/03 17:19

 日本はミスに厳しい国ですよね。

というかミスしないのが当たり前なんだろうけど・・・・。

 発表会ですからなんですけど、何をしに行くのかですよね。
 曲・音を押しに行くのか、それらを媒体にして自己表現をするのかですよね・・・。学生さんだとまだまだ楽譜通りに・教授の言うとおりに鍵盤を間違えずに押す事が主目的に成りがちなんです。そこからもう一歩先にあるのが自己表現の世界。ここがプロになれるかどうかの重要な要素ですね。手の大きさ以外に・・・です。

 私は緊張したことがありません。
 嘘ですが、いわゆる「あがる」と言うことがないのです。
 緊張も楽しいのですよ。「あら、緊張しているわ。それはそうよね。でも出来る!大丈夫。幾らでも上がったらいいわ・・・。」と自分を自分で支えます。舞台袖ではそうやっています。お辞儀をしたあたりでだいたい落ち着きますね・・・・。

 練習の時に本番宜しく数時間おきに弾くと言うのもお勧めです。

 何もしないでいて突然弾くのです。

 停電練習なんかも昔はやりました^^;部屋を真っ暗にして弾くのです。
結構ミスタッチもしないで弾き通せますよ。

 それでもホワイトアウトすることはあるようですよね。
 
 最初のフレーズだけを口ずさみつつ、足を運びましょう。
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この回答へのお礼

 参考になりました。さっそく実践してみようと思います。

お礼日時:2005/08/03 17:03

奥さんががピアノ教師で娘(小学5年)もピアノを習っています。

奥さんは年に数回、コンサートで演奏している、というオイラ自身は普通のオジサンです。そういう人間の意見がお役に立てるかどうか・・・。

本番前に緊張するのは当然で、その緊張をプラスに変えることが必要なのです。
それが出来ない--失敗するということよりも緊張に負けてしまうコト--のは、結局準備が万全ではないからです。文面では完璧に練習なさっており、自信もおありだったようですから、的はずれな意見かもしれませんが、深層心理的に分析すれば、心のどこか奥底で不安を抱えていたのではないでしょうか?

完璧と思ってもさらに完璧を目指す、失敗した曲を何度も弾く、過去に緊張した場面を思い出して克服する場面をイメージするなどしてはいかがでしょうか?

実際的な意見ではないかも知れませんが、他人事とは思えず何かしてあげたくて書き込んでしまいました。失礼の段はお許し願います。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございます。もしかしたら不安があったのかもしれません。緊張をプラスに変えられる様に頑張ります。

お礼日時:2005/08/03 17:01

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