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私は一貫して海外生産反対論なのですが、これだけ多くの企業が海外生産に行ってしまっているのは何か私の知らないメリットがあるのか?と思い投稿させていただきました。例えば前工程を日本で作り、後工程を中国であれば半製品を売る事によりメリットは出てくるのでしょうが、一貫で生産した場合、輸入価格が国内よりもメリットあれば別として、他にメリットあるのでしょうか?。
多くの場合特に大企業の場合、製造コストに占める直接労務費の比率は数%ですから、たとえ1/10の賃金であれ、海外生産の効果は知れています。問題は間接部門の労務費でありこれは海外生産により削減できれば別ですが多くの企業はそうなっていないと思います。
今更な質問ですがどうも気になっていますのでよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

あと、為替変動リスクを減らせるというのもあります(中国はドルペッグやめましたが)。

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労働コストだけでなく地面や上屋みたいなコストも安くて生産規模の割に投資金額自体が安いことが多く、更に電気代や水代も安く、また税金も優遇されたりして、人件費以外でもランニングコストが安いような気がします。

プラント系の労働コスト比率の低い産業はこっちの魅力でしょう。
とはいっても、完全一貫生産って本当の労働集約型産業以外は少なくて、おっしゃる通り、組み立て等工程の内で人手のいる部分だけを海外移転しているケースの方が多くないですか?

この回答への補足

ちなみに中国に投資して稼いだ利益は国内に持って帰れないのではないでしょうか?持ち株に比例した配当は受け取れるでしょうがそれでは投資に見合わないと思います。
それが分からないのです。

補足日時:2005/08/15 19:20
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No.2さんもおっしゃっていますが、売上に対する製造コストの占める割合は、企業の大きさもよりも、業界や製品に依存する方が大きいはずです。

製品名を挙げるのは控えますが、実際原価会計をしていた経験からも、製品によって数パーセントのものから数十パーセントのものまで幅広く存在しています。よって、業界や製品によって海外生産をすることによって得られるメリットは大きく異なります。
そして、仮に売上に対して1%でも製造コストを下げることができれば、年間の売上が1000億円の製品であれば、税引き前の利益は10億円ということになり、この数字を小さいとはやはり言えないのではないでしょうか。

この回答への補足

そうですね。商品によりますが、今は全ての企業が外にでています。外で作って輸入するよりも国内で作ったほうが安いものもありますがそれでも出ているようです。何故そういった商品まで外に出すのかが分かりません。

補足日時:2005/08/15 19:18
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こんにちは



>輸入価格が国内よりもメリットあれば別として

というか、これに尽きるんじゃないですか。

製品にも依りますから直接労務費が数%とは一概に言えないと思いますが、仮に海外生産で直接労務費が削減できるのであれば、間接部門に関係なくメリットがあると考えられそうですし。

何故そのような疑問をお感じなのか分かりませんが、製造コストに占める間接労務費の比率ってそんなに大きいんでしょうか。

この回答への補足

企業規模が大きくなればなるほど間接費の占める割合が高くなっているように思えます。
製造コストではなくて企業全体で見なければいけないと思います。営業コストしかり、開発コストしかり・・・

補足日時:2005/08/15 19:15
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基本的に安価な商品は日本でもう作ることが出来ません。

 人件費等の製造コストで利益がもう出ないです。
何で中国等(最近は中国でもコスト等の問題がありベトナム等へ移動している商品有り)で大量生産した方が送料等を換算してもかなり格安なんです。

当社の場合、大量にタオルを仕入れて販売していますが、日本メーカーがどうがんばっても仕入価格での差が倍以上(下手すると3倍)ついてしまっています。
何で日本での地場産業、今治周辺のメーカーは軒並み苦境となってしまい、高級品を除きほぼ日本では作らなくなってしまいそうな勢いです。
もう日本では1本50円(売値ね)なんてタオルほぼ作れません

日本で作って売れるのは「少量生産、品質最高、高価格」といった付帯が付けられるモノになってしまいそうですね。
なんせ「安価でそれなりに高級品」なんて矛盾している品を消費者が求めているので(このサイトでもそんな質問ばっかり)
あなたはどうですか?

この回答への補足

そうですか?日本の人件費って何%ぐらいでしょうか?
人手がかかるものはどうしても人件費率が高くなってしまうでしょうから、中国の選択肢もあるでしょうが。

補足日時:2005/08/15 19:12
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