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脳梗塞に関して質問させて下さい。

(1)脳梗塞の人は必ず、体の半分が麻痺しています。これはなぜでしょうか?脳の血流が止まっても、各筋肉には血液が届いてるので体は動くとは思いますが、原因を教えて頂ければ幸いです。

(2)長嶋監督はリハビリを続けて回復していますが、今の脳の血液の循環はどのような状態でしょうか?一度、脳梗塞になった血液が滞ると止まったままになるのでしょうか?

(3)脳梗塞は脳に血液がいきわたらず、細胞が壊死して失語症などを伴いますが、失語症は言語聴覚士のリハビリを続けると改善すると聞きました。一度死んだ脳細胞は回復しないと聞きました。もし回復しないのであれば、失語症も回復しないのではないでしょうか?

A 回答 (2件)

父が脳梗塞になり、その時にいろいろ調べあさった程度の知識ですが、回答します。



(1)
脳梗塞により、脳の中にある、体の片側の筋肉に命令を出す部分への血流が止まり、細胞が破壊されてしまうためだと思います。
体の右半分を動かす指令を出す部分が左脳に、
左半分を動かす指令を出す部分が右脳にあります。
筋肉への血流はそのままで、脳からの命令を伝達する神経系もそのままだが、「動け」と命令を出す脳の部位が停止しているため、半身麻痺となります。
実際には、筋肉には血流があるものの、動かすことができずに長いこと動かさないでいると、働きは鈍ってくるものと思われます。
神経系も、同様でしょう。
長嶋監督が歩いていたのは、リハビリによって右半身の動作伝達が復活したわけではなく、自由の利く左半身で右半身全体を引きずっている状態だったはずです。

(2)
脳の血管は網目状に張り巡らされており、その支流の1本が閉塞するのが脳梗塞です。
通り道の脳細胞が破壊されたので、梗塞を起こした支流がなくなってしまっている、というイメージだと思います。

(3)
失語症は、主に左脳の梗塞によって起こるそうで、それも脳梗塞の程度によるそうです。
(右脳の梗塞では、左半身の麻痺に加えて、目で見たものを立体的に捉えられなくなるとか。)
破壊した脳細胞は再生しませんが、訓練によっては別の部位に破壊した脳細胞と同じ働きをさせることができるようになるそうです。
(普段人間は、脳が持つ機能のうち1%も使っていないと聞きます。)
私の父は、聞くのは完全に理解できるが、読み書きが完全にできない状態でした。
訓練はしたものの、喋ることができないまま亡くなりました。。

長嶋監督は、どうなんでしょう。
リハビリで何とか歩けるようにはなったものの、まだほとんど(あるいは全く)喋れないんじゃないでしょうか。
一茂経由のコメント連発、東京ドームに現れても会見なし、ということは、そうなのではないかな、と思います。
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こんにちは。


脳梗塞は必ずしも半身麻痺になるとは限りません。
梗塞を起こした部位を梗塞巣といいますが、
梗塞巣の場所によるのです。症状は多岐に渡ります。
ただ、そういったケースは多いですね。
脳から身体へ至る神経経路が途中で交差するために、
右脳に梗塞巣ができると主に左半身に、左脳にできると右半身に麻痺症状がでます。
血流の問題ではなくて、神経経路の問題なのです。
神経には、運動神経、感覚神経、自律神経の三種類あって、梗塞巣のできた場所や大きさによって、
そのどれにも影響を及ぼします。
ですから麻痺側でかく汗はねちゃねちゃしたいやな汗だったり、腸の動きも悪くなって便秘になりやすくなるケースもあります。麻痺がなくても、感覚に問題が残り、不自由するケースもあります。手のひらの感覚がないと排便の後のお尻がふけなくなりますし、足の裏の感覚がなくなると、立てなくなります。
 ではなぜ、リハビリで改善するかと申しますと、
梗塞巣が改善するというよりも、その梗塞巣を迂回する神経経路ができるからなんです。
 ある動作を繰り返して練習するとき、脳内で「動け!」と命令しますよね。そうすると、伝達物質が神経経路を通って筋肉まで行こうとする訳です。
 命令することで、脳の中で神経経路というバイパスを作っているのです。若いほど、バイパス工事は早いです。結果が出なくても、あきらめないで「動け!」と命令を出し続けること。これが上達のコツです。
 命令を出すのは本人にしかできないため、「意欲のない人は回復が遅い」といわれる理由はここにあります。
 まとまりのない文章で恐縮ですが、おわかりいただけますでしょうか。
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