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電車の架線に鳥がとまったら? という質問を見たのですが、
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1619419
とても不思議に思うのですが、架線というのはむき出しの鉄線なのですか? パンタグラフで電気を送る必要から、そうなっているんでしょうか。
でも、危なくないんですか? 台風で切れて垂れ下がったりしたら、いったいどうなるんだろうか、、、と疑問なので、どなたか教えて下さい。

それから、普通の電柱をつないでいる電線は、被膜(と言う名称でいいのかどうか)をかぶってますよね。それでも素手でつかむと感電するんですか? 
両手で二本つかむと焼け焦げますか? それとも被膜がはがれてむき出しになったところだけでしょうか?

根本的なところがわかってなくて恐縮ですが、どなたかご教示下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

電気は電位差が発生しないと、流れません。



まず鳥ですが、なぜ2本の足で電線に止まっても大丈夫なのかは、過去ログで理解はされたのでしょうか?

きちっとした解説がされてますので、もう一度読んでみてください。

>架線というのはむき出しの鉄線なのですか? パンタグラフで電気を送る必要から、そうなっているんでしょうか。

パンタグラフから集電しますので、少なくとも絶縁はされてませんね。

>台風で切れて垂れ下がったりしたら、いったいどうなるんだろうか

これは危険です。
地上を歩いている人間が手で電線をつかめば、もちろん感電します。鉄道は直流なら1500V。交流なら3万ボルトくらいあるはずなので、まず助からないかもしれませんね。

>それから、普通の電柱をつないでいる電線は、被膜(と言う名称でいいのかどうか)をかぶってますよね。それでも素手でつかむと感電するんですか? 
両手で二本つかむと焼け焦げますか? それとも被膜がはがれてむき出しになったところだけでしょうか?

その人間が電線をつかんでも、つかんだ部分以外がどこにも触れていなければ感電しません。
逆に体の一部がどこかに触れていた場合、間違いなく感電します。ただし、この状態でも皮膜付きの電線を触っていたなら、感電しません。(その皮膜が絶縁させるためのものであるならですが・・)
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この回答へのお礼

お答えいただきどうもありがとうございます。
わかったかどうか自信はありませんが、お風呂の栓を抜いて初めて水が流れるみたいに、抜けるところがないと感電しないのですよね。
小鳥が両脚揃えて一本の電線にとまった場合は無事で、二本にまたがってとまった場合は焼き鳥、というのは理解したつもりです。人間が両手で、と書いたのはそれをふまえてのことでした。

>その人間が電線をつかんでも、つかんだ部分以外がどこにも触れていなければ感電しません。

この部分、例の質問の回答に出ている、飛びついてぶら下がった状態のことですよね? ぶら下がってる以外は、地面に足がついてると思います。感電するわけですね。

工事の人が電線の上を歩いていたりしますが、あれは電線が皮膜付だから安全なのでしょうか。二本の電線の上を歩くのは危ないんでしょうか? 他の線をつかんだりしてるようですが。
皮膜つきなら感電しない、ということならそれで納得できるのですが、、、絶縁目的でない皮膜もあるわけですか? 単に保護のため?

お礼日時:2005/09/01 19:48

架線は人間が通常手が届かないところに吊ってある(地上から4m80cm以上)ので、架線には被膜はありません。

銅かアルミの剥き出しの電線です。

カーボンロッドの釣り竿をかついで踏み切りを渡っていて、吊り竿が架線に触れて感電したという事故がときどき発生しているのはそのためです。

同じくらいの高さにある架線(吊架線、補助吊架線、トローリー線等)は繋がっていて同電位ですので違う線にまたいで接触しても感電しません。(電車はレールから地面がもう一方の線(直流ならマイナス)になっています。)
工事の人は同電位のところに接しているので感電しません。

架線にぶら下がった状態で、人間の身長では足は絶対に地面に付かないので感電しません。

電車の上に上がって架線に触っても、電車の屋根上は靴を履いていたり、絶縁物が塗布してあったり、絶縁布等で覆われていたりするので、接地していない(マイナスに繋がっていない)から、感電しません。ただし、パンタグラフ以外の金属が剥き出しのところに触れると感電します。大変危険です。絶対に電車の上に上がってはいけません。

台風などで架線が切れて垂れ下がると感電する恐れがありますから触ったら危険です。ただし、最初に接地した段階で変電所で電源を切れるようになっています。
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この回答へのお礼

なるほど~.痒いところに手の届くお答えをいただき、よくわかりました。どうもありがとうございます。ひとつひとつ納得できました、大変勉強になりました。

お礼日時:2005/09/01 21:05

>架線というのはむき出しの鉄線なのですか…



むき出しではありますが、鉄線ではありません。銅線です。もっと正確にいうと硬銅線です。

>普通の電柱をつないでいる電線は、被膜…

市街地の張り巡らされている電線は絶縁されています。おもに 6.600V以下の電線です。被覆されているとはいえ、長い間風雪にさらされていて、ひび割れしていることもあります。ひび割れした部分は裸線と同じですから、絶縁電線であっても安易に触ってはいけません。
郊外で高い鉄塔に張り巡らされている高圧線、これも正確には特別高圧線なのですが、これは裸線です。

>台風で切れて垂れ下がったりしたら…

先に下の方の訂正をしておきますが、直流の電車線には、600V、750V、1,500Vの 3種類があります。JR始め大手私鉄はほとんどが 1,500Vです。
JRの北海道、東北、北陸、九州各線では、交流電化されていて 20,000Vです。新幹線も交流で 25,000Vです。
さて本題の垂れ下がった場合ですが、これはもちろん危険です。触ってはいけません。
ただ、近年では保安装置が発達していて、架線が切れたり垂れ下がった場合は、直ちに送電が止まります。活線のまま垂れ下がるようなことはあまりないでしょう。

>工事の人が電線の上を歩いていたりしますが…

これは電線ではありません。「架空地線」というものや、「ちょうか線」というもので、いずれも通常の電気を流すものではありません。鉄線で丈夫なので、人が歩けます。
通常の銅線は人が歩くほどの強度はありません。
いずれにしても、空中を人が歩くようなときは、辺り一帯を停電させています。活線のまま歩くことはないでしょう。
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この回答へのお礼

いろいろとどうもありがとうございます。
ヘンなこと(用語)ばかり書いて、専門家の目からご覧になったらさぞかし可笑しいと言うか嘆かわしいでしょうか(笑)。
前のお二方の説明を補完していただいて、さらによくわかりました。駅そばに行って上を見上げると、今までと違う感覚で目に入りそうです。

お礼日時:2005/09/01 22:12

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