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目的地によって違うのかもしれませんが、先日ヨーロッパを旅行する時なんですが、手荷物についての重量制限は20kgでした。

ただツアーのメンバーに聞いても、多少オーバーしても制限外として追加料金をとられる事はなかったように思います。  その辺は現場判断に委ねられているように感じました。

そこで議論になったのですが、航空機に搭乗する以上は安全性の確保が最重要課題になるので、全体の重量を制限以内に収めるのは航空会社にとって当然の義務ですよね?

でも乗客の体重を調べる事ってありますか?

50kg前後の体重を維持している人もいれば、100kgを軽く超える人も結構多いです。 

たとえば日本人観光客の多い日本~欧州便に搭乗する乗客の平均体重と、欧米人が多い (はず) アメリカ~欧州便に搭乗する乗客の平均体重を比較した場合、その差はおそらく30kg以上になるかも知れませんよね?  少なく見積もっても平均体重差は15~20kgはあると思います。

でも手荷物の重量制限は体重と関係ありません。  みな同じ。

たとえば体重50kgで手荷物40kgは重量オーバーで追加料金の対象になりますが、体重100kgで手荷物20kgは何もオトガメなしですよね。

もちろん無制限というわけにはいくはずもありませんが、何か矛盾しているような感じがします。

それと極端な話、手荷物の全重量は制限以内なのに、乗客全員の体重が予想外に多くて 「飛べない」 というトラブルは過去ありませんか?  そんな場合、「降りてほしい」 と頼む乗客をどのように選ぶのでしょうか?

A 回答 (9件)

飛行機の料金が体重別になると面白いですね。

旅行好きの人は必死で減量するかも。

ただ、重量は輸送コストの点で重要ではありますが、コスト面で言えばそれだけではないですよね。子供であれ、太った人であれ、ひとり分の座席を占有する、ということです。
痩せて軽いお客が多いからその分多くの人を乗せられるわけではないですから。それ以外には、機内食準備の手間なども同じ、となれば重量による輸送コストの差は大したことない、なんてことになりそうな気がします。
それと手荷物の重量制限ですが、人と違って荷物は歩いてくれないから、人手を掛けて積み降ろししなくてはなりません。重い荷物が数多くなると、場合によっては作業員を増やさなくてはなりません。これは燃料以上のコスト高にな理想に思います。手荷物の重量制限が厳しいのは、こういう理由もあるかもしれません。

さて、体重の重い人が多くて飛べなかった、という例は知りませんが、かなり昔の国際線、座席定員どおり乗せると飛べなかった、ということはあったそうです。航続距離ぎりぎりの場合、燃料を満載にするため、離陸重量制限に引っかかってお客を一杯にできないのです。特に夏、気温が高いとエンジンの出力が落ちるために離陸可能な重量が低くなり、気温1度当たり数人のお客を降ろさないと飛べない、なんてこともあったそうです。
もちろん、お客より先に貨物を降ろすわけですけど、仕方なくお客を降ろすとすると・・・。やはり、安い料金のお客からでしょうね。

ところで、重量1Kgの増減による燃料の差、どのくらいなのでしょう? 原油が高騰してますが、それでもわずかな差では? 
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂いて有難うございました。 昔の国際線では乗客の体重が問題になる時代があったんですねえ。 それと今の航空機では乗客の体重よりも手荷物の重量で増える作業員の手間の方が問題になっているんですね。 何となく理解できたような気がしました。

お礼日時:2005/10/12 09:42

こんにちわ。



4年ほど前ですが、石垣島から名古屋(当時)空港への直行便に乗ったときです。
飛行機に搭乗して、出発を待っているとき「本日当機は満席で、それにともなう積載荷物が規程の重量を超えました。名古屋までの燃料を搭載すると、石垣島の滑走路が短いため、(重すぎて)離陸できません。このため、燃料を那覇空港までの分だけにして、那覇空港で名古屋までの燃料を補充することになります。」と、機内アナウンスがありました。

経由便より高い料金を払って直行便を利用しているのに、と思いましたが、乗客は自分たちの土産のせいだと思ったのか、激昂する人はいませんでした。

ご質問の趣旨とはずれますが、こんなこともありましたということで・・・
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この回答へのお礼

有難うございました。 へー、日本国内でも実際にこんな事があるんですねえ。 私も飛行機には今まで数えると多分100回以上は搭乗していると思うのですが、こんな事は一度もありませんでした。 たしかにその時は気分が悪いでしょうが、めったにこんな事を経験する事はないという事で ・・・

お礼日時:2005/10/14 15:09

フランス人のメル友に聞いた話ですが、エールフランスでは、最近、非常に体重が重いと思われたため、ベトナムだったかの帰りに、ある乗客に2倍の料金(2人分)を請求したそうで、問題になったらしいです。

まあ、お相撲さんたちは一人で3席くらいで乗るという話ですよね。

その友人は(会ったことはないですが)彼自身も太っているそうで、すごく怒っていましたよ。行きは問題なかったらしいです。

よくはわかりませんが、飛行機は重量については余裕を見ていると思いますので、飛べない、ということは大型機ではまずあり得ないだろうと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。 やはり今の大型機では乗客の体重については、それほど問題にならないようですね。 でも実際に請求される事もあるというのは、窓口担当者の性格によるものかも知れませんね。

お礼日時:2005/10/14 15:05

質問者へのレスではないですが



>重量1Kgの増減による燃料の差、どのくらいなのでしょう?

細かい事は知りませんが以前に得た情報では機体には各社いろんな塗装をしていますが

アメリカンは一部を除き無塗料です。アルミ無垢?
これで一年間にドラム缶400本分の節約が出来るそうです。

JALは松井の顔や漫画?や色々書いたりしていますがこれは無駄の良い例と思っています。
松井の顔の時JAL職員からは凄い不評だったようです。
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この回答へのお礼

有難うございました。 アメリカン航空のお話ですが、無塗料で節約できる燃料がドラム缶400本というと80KLになると思うのですが、あのでかい飛行機を毎日飛ばして、1年かけてやっと80KLしか節約できない、という考え方も逆にできそうですねえ。 80KLの差が大きいか小さいか、判断は難しそうですが ・・・

お礼日時:2005/10/12 09:50

もう、回答は出ているような気もしますので、違う観点で。



グランドキャニオンに行くときに乗った15~18人乗り位の小型プロペラ機では、
チェックインの際に、体重を量られました。
その上、チェックイン後、バランスが変わったと言って、
席を変更されました。
ジェット機の様な大型機では、そこまではしないですが、
景色を見ようとして機内で片方に乗客が寄ったりすると、
パイロットは判るそうです。
また、相撲取りが乗るときは、きちんとバランスを考えて、
座席の配置をするそうです。

余談でした。
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この回答へのお礼

有難うございました。 今のデカイ航空機でも、さすがに相撲取りが大勢乗る時は影響あるんですね。 面白いですね。

お礼日時:2005/10/12 09:43

定かの情報ではありませんが!



荷物の重量20kこれは荷物扱い作業者への配慮であると言う説です。

厳しいと言われているアエロフロートでのチェックインを観察していました。

Yクラスの人で28k、すると係りの人が8キロ分を手荷物に入れるように言っていました。
決まりではオーバーチャージですが現実は違います。

私見ですが手荷物及び預け荷物の数、重量は厳格に規則どおりにして欲しいです。

手荷物が多いと着席に時間がかかり出発の遅れ原因になります。

また総重量が多いと燃費が悪くなるのでいろんな面での悪循環の原因になります。

最後に20kの所を10k以下の時はマイレージやサービス券をくれるとかがあれば良いなぁとおもっています。
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この回答へのお礼

有難うございました。 なるほど作業員に対する配慮から20kg制限が出ているんですか。 最後の部分なんですが、ついでにたとえば日本人など体重が比較的軽い人種の搭乗客で、「自分は軽いから航空会社に貢献しているはずです」 と自分から申し出た人に体重計に乗ってもらい、基準から何キロ軽いかで料金を値下げするとかのサービスをしたら、面白いのではないかなと感じました。
仕方ないとは思うのですが、何となく欧米人と日本人が同じ料金というのはアンフェアな印象を受けています。

お礼日時:2005/10/11 15:58

まず、荷物の重量は積載までに管理可能ですが、乗客の体重は搭乗までは管理不可能です。


そこで、管理可能な荷物に対して重量制限して、積載時にも重量を考えて搭載するでしょう。
一方、乗客の場合は、乗務員が極端なアンバランスを認めない限り、現代の大型旅客機では座席の移動は行われないでしょうね。小型機では、乗務員が座席を交代させることがありますよ。

FAA(アメリカ)では、乗客一人あたりの体重は86kgとしているそうです。これは、2003年にそれまでの180ポンドから10ポンド増やしたそうです。
FAAのサイトがつながらないので、こちらを。
http://www.87-harmony.com/usa/23-2.html

この想定だと、多数が超過していても、せいぜい数トンの増加でしょうけれど、荷物の重量制限をしなかったら、その倍以上は超過することになるのではないでしょうかね。
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この回答へのお礼

有難うございました。 アメリカが直面している肥満問題に関するサイト、面白かったです。 でも平均体重を86Kgにするなんて、やはり日本人より20Kg以上重そうですねえ。 それでも日本人と同じ料金で乗るのですから、考えれば、おかしいと言えばおかしいかなと ・・ でも、おっしゃるように荷物で制限しないとムチャクチャになるのも事実でしょうしね。

お礼日時:2005/10/11 15:50

手荷物は機内持ち込みのものですよね。

たとえば体重200kgのお相撲さんとかは2座席分のチケットで搭乗することもあると聞いたことがあります。

太っていても1席分で座れればあくまでも「1人」ですよね。手荷物は自分以外に機内を占有するものですし、機内の広さには制限がありますがそれを超える場合は追加料金を取られるのは仕方ないと思います。

手荷物以外のコンテナ貨物についてはかなりの重量まで耐えられる設計になっているそうですからたとえば500人乗りのジャンボで全員が100kgであったとしてもまだまだ荷物を載せるのはOKだそうですよ。(ボーイング747クラスのジャンボとなれば最大積載量は100t以上になるそうです)
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この回答へのお礼

有難うございました。 ジャンボクラスだと大きな誤差でも許容できるんですねえ。 叱られそうですが、もしそうだったら、たかが10kgや20kgの重量オーバーで超過料金を取らなくても飛行機はちゃんと飛べるように思いますね。

お礼日時:2005/10/11 15:44

>たとえば体重50kgで手荷物40kgは重量オーバーで追加料金の対象になりますが、体重100kgで手荷物20kgは何もオトガメなしですよね。



こんなこと今までに思っても見ませんでしたが、確かに不公平ですね(笑)。

実は、体重や手荷物重量は飛行機の運航にとっては誤差のうちなんです。
ですから、一部セスナ機やヘリなどを除き、体重制限はしていません。
さすがに、座席を片側だけに寄せるようなことはありませんが、機内であいた座席に移れるのも誤差のうちだからです。
手荷物も、一定の制限を設けないと歯止めが利きませんからルール化しているだけです。
搭乗クラスによって制限が異なったり、オーバーしても超過料金を支払えば預けられるのがその証拠です。

機のバランス調整はコンテナの積込み方で行い、全重量の調節は「貨物」で行っています。
搭載の優先順位は、旅客とその手荷物、次いで貨物と定められています。
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この回答へのお礼

有難うございました。 なるほど、体重で出た大きな誤差は貨物で調整しているから、100kg近い人でも超過料金ナシで搭乗できるんですねえ。

お礼日時:2005/10/11 15:41

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