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作業療法の専門学校に通っている1年生です。私は理屈で物事を通す性格をしていまして、例外なく全ての講義で覚えるのにも『暗記』ではなく『(理屈を伴った)理解』を心がけています。
しかし、解剖学の『脳』の部位名称において「なぜこんな名称になるのか理解できない」と思う部分が多く、今のところは『何となく』や『暗記』でごまかいしている状態になっています。
例えば…『中心溝』とは何を基準にした中心なのか?『頭頂後頭溝』は明らかに後頭骨の部分にあるのに、なぜ『頭頂』という言葉が付くのか?『上前頭溝』と『中心前溝』の区別(差)が分からない。『内側後頭側頭回』と『外側後頭側頭回』は、教科書(参考書)の図だと上下の差にしか見えないのに、なぜ内側と外側という名前になっているのか?etc.

少しでも分かりやすい理解の仕方を探しています。完璧な覚え方でなくても構いません!分かりやすい覚え方があったら教えていただけませんか?よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 確かに解剖学的な名称って覚えるの大変ですよね。


 特に教科書の絵だけだと三次元的な位置関係が分かりませんから混乱すると思います。一度脳の模型なんかを見ながら勉強されると分かりやすいと思いますよ。または色々な方向からの図がのっているような本が良いですね。

中心溝:

 中心溝の前後には何がありますか?そう、運動野の存在する中心前回と感覚野の存在する中心後回ですね。即ちこの溝を「中心として」前後に運動機能と感覚機能をつかさどる大切な領域が存在するのですよ。

上前頭溝と中心前溝:

 模型などで見て貰えば全く違う場所にあるのが分かって貰えると思います。前者は上前頭回と中前頭回との間をほぼ前後方向に走る溝です。それに対して後者は中心前回のさらに前方を縦方向に走る溝ですよ(中心溝の1本前の溝です)。

頭頂後頭溝:
 
 No.1の方が答えられているように、この溝は頭頂葉と後頭葉を分ける溝です。したがってこの溝より前方が頭頂葉で後方が後頭葉になります。因みに前頭葉と頭頂葉との境目は先ほどの中心溝ですよ。前頭葉と側頭葉との間はシルヴィウス裂です。側頭葉と後頭葉との境目ははっきりしてなくて、一般的には外側面では後頭前切痕と先ほどの頭頂後頭溝の最後部を結んだ線と言われています(これは蛇足でしたね)。

内側後頭側頭回と外側後頭側頭回:

 質問者さんが見られている図は側頭葉は側面(特に内側面)から見たものではないですか?脳の模型あるいは脳を下方から見た図がありましたら参照してください。きちんと内側と外側の位置関係になっていると思います。

 繰り返しになりますけど、大切なことは三次元的あるいは機能的な構造も含めて理解することだと思います。難しいですけれどその辺が理解できれば、何故そのような名前がついているかが理解できると思います。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

ただ単に「何度もやって覚える」とか「本を買って覚える」とかそういったことなら、別に質問することもないじゃないですか。なので、ただ覚えるだけではなく、発想(覚え方)の転換方法を教えてもらいたかったので、とても参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/11/12 09:56

解剖学の基礎がわからないと、何を答えても無駄だと思います。


私も整形関係で解剖学は勉強しましたが、まずは基本から学んで下さい。
医学書もピンからきりまであります、高いけど。
何度も何度も読んで、覚える事が基本です。
人には覚え方にも向き不向きがあります、たとえば解剖学でなくても、パソコンだって同じ事で、どうして電源を入れると画面がつくのと?といった質問と同じです。
何を覚えるにも、読み返しや暗記、身体で覚えるとか、人それぞれですよ。
専門の店などで脳の模型などうってるとこもありますよ、組み立てながら覚えるとかね、同じクラスの人とも話しあってはどうですか?直接先生に聞くなり。
人はそうやって物事を覚えていくのでは?
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頭頂後頭溝は、「頭頂葉」と「後頭葉」の脳溝です。


『上前頭溝』と『中心前溝』の区別(差)は結構違います。アトラス参照の事。
他も、アトラスや最近発売された「脳単」等を参考にすればわかるはずです。頑張って下さい。
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