
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
『枕草子』についてはmajesticbaby・koutyahanittou両氏の回答に、あと1つだけ補足させて下さい。
お奨めは田辺聖子氏(妻夫木聡主演の『ジョゼと虎と魚たち』原作者)の作品です。
『むかし・あけぼの-小説枕草子-』角川文庫
氏のものはホントウに読みやすい語り口でスラスラ進みます。愛する古典作品のとっつきにくさを取り払い若い読者にどうやって紹介しようかという思いに溢れています。
以下に、同様の趣旨で書かれた作品を挙げておきます。
ずらっと並んでいるので一瞬ヒクかもしれませんが、どれもお近くの図書館にあるはずです(単行本で。リストは購入しやすい文庫で紹介しました)
見かけたらパラッと捲ってみて下さい。きっと気軽にお読みになれるでしょう。
『古典の森へ』角川文庫
『竹取物語・伊勢物語』角川文庫
『小町盛衰抄』文春文庫
『文車日記』新潮文庫
『蜻蛉日記をご一緒に』講談社文庫
『おちくぼ姫』角川文庫
『舞え舞え蝸牛 - 新・落窪物語』文春文庫
『新源氏物語』新潮文庫
『新源氏物語 霧深き宇治の恋』新潮文庫
『私本・源氏物語』文春文庫
『新・私本源氏 春のめざめは紫の巻』集英社文庫
『異本 源氏物語 恋のからたち垣の巻』集英社文庫
『絵草紙 源氏物語』角川文庫
『源氏紙風船』新潮文庫
『源氏たまゆら』講談社文庫
『源氏物語の男たち-ミスター・ゲンジの生活と意見』講談社文庫
『「源氏物語」男の世界』講談社文庫
『川柳でんでん太鼓』講談社文庫
『古川柳おちぼひろい』講談社文庫
『武玉川・とくとく清水-古川柳の世界-』講談社文庫
この回答へのお礼
お礼日時:2005/11/16 00:38
たくさん教えてくださりありがとうございます!!
田辺聖子氏の本は図書館へ行った時に見つけ、ちょっと気になっていました。今度図書館へ行ったときにさっそく借りてこようと思います。
その他のお勧めの作品もちょっとずつ読んでみます。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
No.2の者ですが、「他にもお勧めの作品ありましたら教えてください」とのことなので、調子に乗って他のお勧め古典も紹介してしまいます。まずは、詩人の俵万智さんの「恋する伊勢物語」。伊勢物語の中の数ある物語の中から数十話をピックアップして、分かりやすく訳して、特に和歌に注目して感想なども書かれている本です。私はまだ古典を習いはじめたばかりの中1の時に読みましたが、読みやすく、かつとても面白く、いっぺんに伊勢物語が好きになりました。参考URLに載せておきますね。
次に集英社の「わたしの古典」シリーズ。こちらは上に挙げたものとは違って、ほぼ全訳です。あえて「ほぼ」と付けたのは、あまり古典を読みなれていない人でも理解しやすいように、原典にはない語を結構加えているからです。私はこのシリーズの本は「阿部光子の更級日記・堤中納言物語」しか読んだことがないのですが、他にも「大庭みな子の竹取物語・伊勢物語」「円地文子の源氏物語」などがあるようです。なお、このシリーズは原文は載っておらず、訳された文と解説のみです。
これらも、よかったら読んでみてください。度々失礼しました。
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480813 …
この回答へのお礼
お礼日時:2005/11/05 15:43
ずうずうしいお願いに答えてくださってありがとうございます。
たくさん紹介してくださったので、しばらく楽しめそうです。
ぜひ読ませていただきます!
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
「桃尻語訳」もおもしろいですが、No.1の方が先にすすめていらっしゃるので、私は「枕草子REMIX」をお勧めします。まるで現代のエッセイのように読みやすいですし、とてもおもしろいんですよ。「桃尻語訳」と「枕草子REMIX」、どう違うかと言いますと、前者は原典を若い女の子口調で現代語訳しただけのシンプルな本で、後者は訳しただけではなく、本文についての著者の感想なども書かれていて、読者により分かりやすく、身近になっていると思います。ただ、全訳ではなかったかもしれないのですが…枕草子の雰囲気はよく分かると思うので、よかったら、ぜひ読んでみてください。参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103985 …

No.1
- 回答日時:
けっこう前に話題になってた気がする本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309405 …
読みやすいとは思うのですが、質問者さんの求めているのとは少し違うかも…。
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