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- 回答日時:
一般に組織染色に用いられている染色物質のほとんどは、細胞膜を通過することができません。
生体を生きたまま染色して観察する方法を生体染色といいますが、このため従来の生体染色で細胞を染めるためには、一旦色素(ニュートラルレッド、ナイルブルーなど)を飲細胞作用 (ピノサイトーシス)により、細胞内に取り込ませる必要がありました。それに対して、ブリリアントクレシルやニューメチレンブルーは、細胞膜を直接通過して細胞内構造物を染色します。このため「超生体染色(supravital staining )」と呼ばれるのです。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/11/09 08:30
とても分かりやすい説明、ありがとうございます!!細胞内構造物を直接染色できるところが『超』なのですね。英語まで教えて頂いてありがとうございました。
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