【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

戦争を体験した方にお話を聞いたところ
沖縄戦において、アメリカ軍が国際法を無視し、病院を攻撃したり、ガス弾を使ったりしたそうです。
そのことについてですが、少し調べて、国際法というのは規範的強制力をもたないというのはわかりました。しかしこのようにアメリカ軍が国際法を無視したあと、になにか罰をうけるとかいったことは一切ないのでしょうか?
また日本軍もアメリカ侵略の時に国際法を違反したと聞いています。そのときも特になにも罪にならなかったのでしょうか?

こんな国際法で意味があったのでしょうか?
今はまた新しく改正されたと聞いていますが、もし今同じように国際法を無視したようなことがおきたとき、その罪(?)はつぐなわされるようなことはあるのでしょうか?

A 回答 (7件)

まず、質問の疑問点から回答しましょう。


<日本軍もアメリカ侵略の時に国際法を違反したと聞いています。
アメリカ侵略というのはパールハーバーのことでしょうか?・・・まあ、実際に大陸に侵攻しているわけではないのでそのように解釈します。パールハーバーは宣戦布告が遅れてはいるがれっきとした軍事行動なので国際法違反ではありません。もし、周辺の民間人に対し無差別爆撃を行ったというならば別ですが少なくても現在存在している歴史資料にはそのような事実はないので別に国際法には違反していないものと思われます。
<沖縄戦において、アメリカ軍が国際法を無視し、病院を攻撃したり、ガス弾を使ったりしたそうです。
沖縄戦以前に東京大空襲や原爆投下がある時点で国際法に違反していることは事実です。
しかも、もっとたちの悪いことにアメリカ人は日本人を根絶しなければいけないと当時の内部資料に書かれていたことからある意味ナチスドイツのユダヤ人大虐殺と似た類のホロコーストをやっていたという事実が見えてくるでしょう。
<アメリカ軍が国際法を無視したあと、になにか罰をうけるとかいったことは一切ないのでしょうか?
本来ならそうすべきですが、連合軍の中国とアメリカの強い圧力がありそのような処分は出来なかったと思われます。なにより違反件数がこの二カ国がダントツで多かったですから。
ただ、もしこの時きちんとした処分が行われていれば現在のような勝てば官軍のような状態にならずにすんだとも言われています。
そして、国際法が無力だといえばかならずしもそうではない例がアメリカ自身で出しています。イラク戦争の「戦闘終結宣言」という言葉のすり替えがこの事実を物語っています。(もちろん意味は分かりますよね?)もし、アメリカがこれ以上勝手なことを行った場合は当然周りの国が黙っていないだろうし皮肉にもアメリカがもっとも進めているグローバルゼーションのおかげでアメリカの無法行為が世界中に監視される状況を作ってしまい国際法を守らざるを得ない状況をつくってしまったのもアメリカであるというのも一つの事実です。
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 国際法とは多くの国家が参加する条約と、慣例法があります。

その慣例を作るのは慣例を破ることができる強国だけです。国家よりも上位にある組織はありません。主権とはそれ以上に上位にあるものがなく全ての決定を自由に下せる存在と言うことです。主権国家に命令できるのは、もはやその主権国家よりも強い国家だけなのです。
 国際法とは、標準的にそれを守っておけば他国から非難されることはないという基準であり、それでもなお国際法を破り強行した場合に、それを止められる国家がなかったとしたら、その行為は新たに国際法として認められたと言うことです。
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前に回答した方、「勝てば官軍」とありますが私もそう思います。

戦争は人と人の殺し合いです。国と国の殺し合いとも言えるでしょう。スポーツとは違います。戦いは「先に殺さなければ自分が殺されるのです」このような状況で「法」など考えられないでしょう。とにかく相手を倒す(戦争に勝つ)のが先です。勝てば官軍ですから賊軍をいろいろ理屈を付けて処分(東京裁判のように)すればそれで良いのです。他の中立国は自分の国に大きな不利等がなければ「われ関せず」で沈黙です。下手に口を出せば内政干渉と言われるのが「おち」です。
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国の中では、国家が権力を独占し、法に反する行為を行えば、警察が捜査をして、検察が訴追し、裁判所が判決を下して、何らかの刑を受けることになります。



国際社会でも、国家が権力を持っています。ただ、国の中と違って、国際社会では国家は200近くあり、これの上に立って権力を持つ者は存在しません。それでは、国家が違法行為をしても、何も刑罰を受けないのでしょうか?

これは、「国家責任」あるいは「国際責任」という国際法学の重要な一分野を構成する問題で、簡単にいうことはできないのですが(興味がおありなら、国際法の概説書などで調べてみてください)、一般に、他国を侵略したり(何を侵略とするかについては議論があります)、ジェノサイドなどの大規模な人権侵害をしたり、ということについては、重大な違法行為として対応すべきだろう、とされています。

具体的には、国際的に非難をするとか、各国が外交関係を絶つとか、禁輸措置を取るとか、場合によっては武力で制裁するといったことです。なお、武力の行使は、国際連合の決議なしに行うことはできないとされています。

また、第2次大戦後には、国家の指導者や違法行為を行った責任者自身を、国際的に処罰する流れができています。ニュルンベルグ裁判・東京裁判(日本の侵略について裁いたものです)がその始まりですが、最近では、ユーゴスラビアでの虐殺などに関しても、国際裁判が行われています。これらはいずれも臨時の裁判所でしたが、最近、国際刑事裁判所という常設の裁判所ができました。

以上は、重大な違法行為の場合ですが、そこまで至らない約束違反の場合にも、たとえば原状回復を求めるなどの措置を取ることができます。

繰り返しになりますが、国際社会では、権力を集中している組織がありませんから、国内以上に違法行為の発見と追及にムラができやすい状況はあります。弱い国家の違法行為は比較的追及されやすいが、強い国家の違法行為には追及の手が及びにくいというようなことです。

しかし、強い国家も、「俺は強いから何をしてもいいんだ」とは決して言いません。「俺はちゃんと国際法にのっとってやってるんだ」と弁明をします(または「そんな事実はない」といいます)。無法地帯だとしたら、こんな弁明をわざわざする必要があるでしょうか? 弁明ができないような行動は、どんな国家でもさすがに行いません。この点で、国際法の機能は確かに認められるのです。

そもそも、国際法というのは何か。
一つには条約というものがあります。これは、国と国が明文で約束を取り交わすものです。二つの国の間で行われるものと、多数の国の間で行われるものがあります。これは、国家の同意がなければ成り立ちません。
もう一つには国際慣習法というものがあります。これは明文にはなっていませんが、それまでの国家の行為などから、「当然これはこうだろう」「いや、そりゃまずいだろう」といったことが積み重ねられて、法として認められるものです。
「国際法」というひとつの法律があるわけではありません。

そのうえで、国際社会は国内社会に比べて法の執行という点では大幅に劣ること、また国家間の力の差から国際法の制定・執行において、どうしても大国に有利になりがちなこと(しかし場合によっては例外も見られること)は、付け加えておきたいと思います。
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No.2の者です。


No.2でイラク戦争が国際法違反であるという資料を提示し忘れていたのでここに。
http://homepage2.nifty.com/mekkie/peace/bunken/b …
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No.1さんの言うとおり「勝てば官軍」なのです。


国際法は先の大戦での罪と罰だけでなく、それ以降の未来への罪と罰も変質させているのです。

原爆投下やイラク戦争も国際法違反だという主張があります。
http://www.nipponkaigi.org/gennbaku.htm

パール判事の意見を読むと、質問者の言うとおり、国際法は機能していなかった、今も機能していないことがわかります。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_1/j …

国際法は先の大戦での勝者が占拠している国連でできたものですよ。
勝者であり、その中でも地域主義からくる「世界の警察官」というアメリカが罰せられることはないのです。
日本の真珠湾攻撃が違反であったとしても、この法では裁けません。

これからの日本は国連での発言力を増加させ、悪質な国連の体制の変化=国際法を良好なものに変化させる必要があると考えます。
しかし勝者たる国々は拒否権で、日本の発言権増加を認めません。
日本が常任理事国に入ることを反対というものです。
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勝てば官軍ですから。


非難を受けることはあっても強制的に罪を償わせることは無理でしょうね。
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