プロが教えるわが家の防犯対策術!

今の時代は何時、襲われるか分かりません。
ナイフなど刃物の事件が多いですが、
大人でも子供でもいざと言う時に役に立つ護身術は
ないでしょうか?
私は合気道の体を触れさせずに気で倒す、相手の動きを止める
のが憧れですが、しかし、誰でもあんなにすごくなるとは思いません。
でも、個人差はあると思いますが、どのくらいである程度、自分を守れる
くらいになるでしょうか?

もう一つはブラジリアン柔術です。
護身術としては有効なのでしょうか?

あまり、殴る、蹴るの打撃は好みませんので
もし、合気道やブラジリアン柔術をされている方があれば
詳しい話(どのくらいで護身術として身になるか、有効か)教えてください。

A 回答 (6件)

アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。

(私のプロフィールを見てください)

護身術は護身術としてひとつの科学ともいえるものです。 格闘技や武道がそのまま使えるものでは決してありません。 襲われる前、から襲われてからすべて自分を守るすべを教えるものです。 もちろんナイフや拳銃での襲撃に対しても護身術は使えなくてはなりません。

このカテで2年ほど前に日本の女性が私の弟子から大学で護身術を習ったことがありこのカテでもかなり詳しい質問をしてきました。 この指導員はナイフを持った3人ほどを相手にもう一人の人の命を指導とおりに救いましたが全治3ヶ月ほどの傷を負いました。

複数を相手にするときは切られる事を前提にしていますので仕方がありません。 しかし、3人以上では打撃なしには護身術は使えないと私は教えています。 体が密着しない打撃(顔へのけりなんて通用しませんが)を無視しては少なくとも30年以上の徹底的な実践的訓練が必要です。 兵役の場合であれば相手を殺すことも前提にしていますので相手が一人でも打撃を重要視します。

柔道のような体の密着はナイフ・拳銃を持った相手には危険きまわりないものです。 警官が殺される大きな理由がここにあります。 よって、私たちはこれを指導することさえさせません。 逮捕術の一部として最終段階での密着は当然必要とはなりますが。

いざと言うとき、と言うことは襲われたとき、と言う意味ですね。 (水準の高い)空手の流派の3段でも無理でしょう。 合気道・柔術でも無理でしょう。 護身術とはもっともっと幅の広いまたそこの深いものです。 逃げれば良い、護身グッズを持っていれば良いと言うのは実際に襲われたことがない、実際に護身術を体験したことがないとしかいえません。

簡単にその理由を言うと、子供が普通の大人より早く走れないのです。 早く走れないで早く走る訓練をしないで、どうやっては逃げればいいのかを教えられていなければ(たった一つの手段でしかない逃げること)逃げ切れないのです。

私の第3師範代は18にもうすぐなる女性で私とはもう11年の訓練が積み重ねられています。 護身術は6年目に入りました。 この5年は毎週コンスタントに週10時間近いトレーニングをしています。 それでもナイフを持った二人かそれ以上の相手が殺すつもりであれば彼女は殺されるでしょう。 一人であればよほどのことがなければ、相手を傷つけずに逮捕まで持っていくことができます。 もちろん、その相手と言うのは素人ではありません。

ブラジリアンジュウジュツですが、ナイフの攻撃に対しては使えません。 奪われていない片方の手にナイフを移して攻撃を仕掛けてきます。 それを防御するすべはまったくこのスタイルにはありません。

ナイフを持った相手を相手として実践的トレーニングをしなければどんな格闘技・武道でも無理なのです。 川釣りのプロでも海釣りはできませんね。 オートバイレースのプロでもF1レースは無理です。 バスケの大御所のマイケルジョーダンでもプロ野球では2軍がやっとなのです。

と言うことで、自分の命を守るのに殴る、蹴るの打撃を使いたくない、と言うのであれば、30年以上週少なくとも10時間は実践トレーニングしなくては無理と言うことなのです。

ちなみに上で書いた指導員はこの怪我のもとで一部の筋肉の動きを正常まで回復できず、そんなときに最近3人に襲われ殺されてしまいました。 私の全国の指導員の中で最初の犠牲者となりました。 しかし犯罪として起こった事件に巻き込まれたにもかかわらず、彼の指導で救われた人は100人を超します。 体を張って指導するのが護身術の指導なのです。 それだけ危険でもあるし無責任なことはいえないのです。 冥福を祈る日々が私には続いています。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

とても詳しく説明頂きましてありがとうございます。
本当に人を守る(自分を守る)事の危険・難しさがひしひしと
文章から伝わってきました。
どんな武術・格闘技でも護身術にならない事がわかりました。
そして、殴る、蹴るが嫌といっていた自分が恥ずかしく思います。

Ganbatteruyoさんの回答を何度も読み返し、今、自分に始められる事を
考え、頑張っていこうと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/12/03 23:02

合気道は護身術ではないですし、


力はいりませんが「氣」が必要です。
30年ほどの鍛錬でやっと人並みだと思われます。
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この回答へのお礼

30年ほどの鍛錬をして人並みなんですね。
奥が深いですし、人(自分)を守る事がどれだけ大変なものなのか
皆さんの意見で分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/03 23:06

#1回答者です。



「相手が同じ武道の経験者なら、太刀打ちできない」と
言い出したら、合気道もブラジリアン柔術も同じこと
ですよね?

他の方も言っているように、生兵法は怪我の元です。

この回答への補足

回答になっていないと思いますが?

補足日時:2005/12/03 17:45
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本気で自分の身を守りたいのであれば打撃はいやだなんて呑気なこと言ってられないでしょう。


子供の喧嘩ならまだしも、刃物やら武器をもった人を相手に殺されるかもしれないって意識の中でじゃ手段なんて選んでられませんよ。

あと柔道は相手を掴まなくては何も始まらないので、有効なのは取っ組み合いになった時くらいでしょう。
打撃でなら前蹴りと金的蹴りくらいは結構有効なのではないかと思います。


今は犯罪対策用のグッズがあれば、護身に役立つような簡単な技術の載ってる本も売ってます。そういったものを参考にするのも手でしょう。
知識をつけ「もしこうなった場合」どうすれば助かるかなんてことをいろんなシチュエーションの元、考えイメージして繰り返すと案外その場で冷静になれたりもできます。
それだけでもその場を乗り越えられる確率は全然違ってくるでしょう。

もちろん危険を回避することが一番賢いんですがw
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この回答へのお礼

確かにいざとなれば打撃が嫌だなんて言ってられないでしょうね。
ただ、子供やお年寄りでも出来る護身術を探していましたので、
合気道やブラジリアン柔術(ともに力などは必要ではない)のがいいのかな
と思いまして、質問しました。イメージトレーニングも必要ですね。

お礼日時:2005/12/03 17:51

生兵法は怪我の元です。


危ないところには近づかない、近づいてきたら走って逃げる、大声を上げることです。
携帯の警報ブザーを持ち歩きましょう。
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この回答へのお礼

今の時代に警報ブザーでどうにかなりますか?
子供やお年寄りでも持っていますよ。しかし、
事件がおこってしまっていますよ。
ブザーは何の意味もないともいます。

お礼日時:2005/12/15 20:45

柔道が候補に入らないのが、不思議なのですが?

この回答への補足

柔道も考えましたが、体の大きさ、力で変わってくると思ったからです。
もし柔道経験者が襲ってきた場合、柔道初心者では無理でしょ?

補足日時:2005/12/03 12:35
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