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鉄道にお詳しい方、教えてください。

先日私鉄の京成線で最後部に乗りあわせたのでなんとなく車掌室を見ていました。
すると車掌スイッチ(と言うのでしょうか?ドアの開閉をするスイッチのことです)に鍵穴があり、キーを抜き差ししているのを見ました。

普段乗っている電車(山手線など)では見た記憶がないのですが、あれは何のためにあるのでしょうか?セキュリティでしょうか?京成線だけでしょうか?
なんとなく煩わしそうに見えたのですが・・・。

お詳しい方教えてください。

A 回答 (7件)

仕事で京成車の車掌スイッチを操作します。



車掌スイッチは、中の棒にドーナツ状の接点が付いており、その接点が電気回路を接するか、断するかによって回路を構成します。
その回路の構成によってドアシリンダーを動かし、ドアの開け閉めをしております。

車掌(私も含みますが、、、)が鍵を入れているのは、その棒をロックする為です。

電車のドアは、DSCという安全装置があり、京成車の場合は発車時は時速7キロ以上、到着時は時速5キロ以下でドアスイッチを誤操作してもドアは開かない様になっております。

しかしながら、ドア故障時などに電車を動かす際に、このスイッチがあると逆に電車を動かす事が出来なくなります。
その為、その機能をカットするスイッチがあります。

普段は封印してあり運転士が乗務前に必ず確認しているものですが、運転業務に「絶対~」といった言葉は無く、誤ってカットされている可能性も無い訳ではありません。

万が一カットされていても、鎖錠しておけばドアスイッチのシリンダーを誤操作してもロックが掛かるので開きません。

二重の安全対策と考えて頂ければと思います。

京成線や相互乗り入れしている各社の車両、取り決めがあり皆ドア鍵を必要としております。
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この回答へのお礼

車掌さんから回答をいただけるとは思いませんでした。
大変よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:50

質問者様こんにちは


鉄道車両の車掌スイッチは、鍵の抜き差しするタイプが本来の形です。
鍵穴に鍵を挿して、回すと上下を貫いている棒状のスイッチが操作できる様になります。
これは、♯1さんのおっしゃっている通り、走行中誤ってスイッチを触ってしまっても、ドアが開いたりしない様にするためのものです。
また、昔は先頭車同士(もしくは先頭車と中間車)が連結するときがあり、車掌側(運転台とは反対側)は運転室の様に仕切れなかったため、(一般客室と同様の空間になってしまう)セキュリティーの意味もあります。
また、電車によっては、運転席と客室が明確に仕切られていない(路面電車の様な車両をイメージしてください。)車両もありますので、車掌が都度鍵を抜き差し、持ち歩きしてます。

最近のJRの車両は見ていると、ある程度の速度が出ると車掌スイッチのそばにある「走行中」という表示が点灯します。たぶん、速度と連動して、「走行中」が点灯しているときは、押しボタンを押してもドアは開かない様になっているのかな?と思います。(新型車両は詳しくないです。すみません。)

余談ですが、昔、私が学生時代、京成電車で中間に入っている先頭車の車掌室側に陣取り、車掌の雰囲気を味わったことがあります。
ドアの窓も下に開き、夏の暑い日でしたが、風が気持ちよかったのを覚えています。駅に到着したときは、動かない車掌スイッチに手をかけてみて、ドアを閉めるタイミングでスイッチを触りました。(当然スイッチは機械的にロックされていて動きませんが・・)もう気分は車掌さんでした。楽しかった思い出です。
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この回答へのお礼

昔の経験談も楽しく拝見しました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:49

ドアを開けるときにキーを差し込んでロックを解除しないとスイッチが動作しません。


JR山手線の車両ではキーを使用しませんが、ドアスイッチの開ける方には棒状の物が出ていて(ドアスイッチの下側に出ています)それを回して押し上げるという操作をします。単純に押し上げても上がりません。ガスコンロに火を付けるときにそのまま回してもダメで、押して回すと火がつくのと同じ原理です。(ちなみに、閉めるときは上側にある閉スイッチを押すだけで閉まります。)
キー方式は京成以外でも使っています。キーのない方式でも上記山手線の例のように 1.回して 2.押す などのダブルアクションが必要になっています。

なお、時速10km程度(会社によって違うようです)を越えると自動的に完全ドアロックがかかります。従って、この速度を超えるとキーを差す(山手線などは回して押し上げる)といったことをしてもドアは開きませんから、走行中に開く心配はありません。

走行中あるいはホームのない場所でドアが開くという現象は、乗客が転落する危険性が非常に高いので、このようなことが起こらないようにしている安全対策だと理解するといいでしょう。
例えば高架線で停止信号によって電車が停止しました。乗務員室では車掌さんがかがんで作業をしています。この時車掌のおしりがドアスイッチに当たってドアが開いてしまいました。止まっている電車のドアが開き、お客さんが次々と転落・・・なんて言うのも考えるだけでぞっとしますね。
煩わしくても安全のための配慮でそのようになっています。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明でよくわかりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:49

3番ですが追伸



阪急電車は時速20Kになると、ドアロック(クルマみたい?)が働き、走行中に誤って車掌が「開」操作を行ってもドアは開かない構造になっています。
それでそのつどキーを抜き差ししないのでしょう。

「ドアロック」JRや他私鉄のことについては装備されているかどうか、よくは存じません。
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この回答へのお礼

再度どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:48

大阪市交通局の地下鉄でも、一駅ごとにキーを抜いたり差し込んだりしています。



JR(W)では差し込んだままにしていますが、反対側のドアを開く時は反対側の操作ボックスに差し替えています。

一方、阪急電車ではキーを抜いた状態で左右両側のドアを開閉しています。
阪急電車は鍵穴がON・OFFとちらの状態に位置していても抜き差し可能になっていますが、前述の交通局やJRでは必ずOFFの状態でないと抜き差し出来ない鍵穴形状です。

ドアスイッチのセキュリティーに対する各社の考え方の相違だと思います。
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この回答へのお礼

関西の情報を
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:47

京浜急行でも一駅ごとに鍵を挿してはプシューってドアを開けてましたよ。

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この回答へのお礼

京急線にもあったのですか。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:46

 JRでもありますよ。


 セキュリティの意味もありますが、走行中に誤ってボタンを押し
ドアが開くと大変なことになりますからね。安全上の
配慮の意味が大きいと思います。
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この回答へのお礼

セキュリティの意味もあったのですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/07 21:45

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