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狂牛病は英国で発症して、英国から輸入された肉骨粉を欧州やアメリカその他の国が使用して害が広まったわけですよね。英国は国際的な非難を浴びなかったのでしょうか?私は知らなかったんならしょうがないと思いますが、英国が嫌いな国や抜け目ない人は謝罪と賠償を求めたりしてないんでしょうか?
狂牛病が公になっても、英国は骨粉を売り続けていましたが、使い続けた国のほうが悪いのでしょうか?
よく中国で日本の昔の兵器が環境に悪影響を及ぼしているから賠償しろとか聞くと、ふと狂牛病はどうなんだろうと考えてしまいました。

あと英国で狂牛病で死亡した人は、アメリカでテロで死亡した人のように特別な補償金とかは受けられたのでしょうか?

A 回答 (5件)

再度No.3です。

実は、私自身、1996年の英国政府の「狂牛病は、人間にうつるらしい」という衝撃発言の前後数年間、英国で生活していたのですが、「肉骨粉の輸出を禁止しなかった」事でそんなに非難されていたとは気づきませんでした。話題は専ら「今迄、人間にはうつらないって言ってたのに、なんだよぉ」って事だったと記憶しています。すんません。(それとも、非難されたのは時期が違うのかな?)

でも、元住人として英国政府を『弁護』してしまうと、1988年7月に肉骨粉を反芻動物に与える事を禁止したのとほとんど同時期に、英国はEUに対してその事実を報告し、EUでこの問題が討議されています。しかし、その際に何の対策もとられなかった為に、英国国内での需要が減った肉骨粉は、翌年から大量にEUに輸出されるようになりました。1990年迄にヨーロッパ諸国が個別に肉骨粉の使用を制限すると、今度はEU向けが激減し、今度は、日本を含むアジアやアフリカ、東ヨーロッパなどに輸出されています。
日本政府が、1988年の時点で英国が反芻動物へ肉骨粉を与える事を禁止した事を気付かなかったとは到底思えないのですが、仮にそうだとしても、翌年のOIE(国際獣疫事務局)の総会でこの問題は討議されており、日本もメンバーなので、「長期間、肉骨粉の危険性を隠して英国が輸出していた」訳ではありません。また、その時点の英国の措置も、あくまで反芻動物に与える事を禁止しただけで、例えば鶏用の飼料や肥料としては禁止されておらず、国内と海外に対してダブルスタンダードを使い分けた訳でもありません。1991年より前は、英国からEU以外への肉骨粉の輸出は、非常に少なかったので、1988年や89年に日本政府がちゃんとした対応をとっていれば、狂牛病発生のリスクは相当少なくなっていたと思います。(1988年以前は、英国自体が知らなかったので、どうにもなりません。)

などと言うのは、献血できなくなってしまった私にしては、『自虐的』ですかね。

>よく中国の野菜についた残留農薬は日本から買った農薬だみたいなことを聞きましたが、買ったほうに正しく使う責任があるのですね。
その農薬が日本では禁止されているものであれば、ダブルスタンダードという非難は当たるでしょう。また、その農薬の危険性を隠していたりすれば、それも非難の対象になるでしょう。だけど、そういう問題もなく、単に中国で農薬をたくさん使いすぎているだけであれば、そこまで日本が責任を負う必要なんて、まるでないと思います。
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この回答へのお礼

お返事どうもありがとうございます。

>「長期間、肉骨粉の危険性を隠して英国が輸出していた」訳ではありません。

なるほど。やっぱりそうですよね。

でも世の中にはタバコ会社を訴えたり、ファーストフード店を訴えたりする人もいるから、危険な物を他国に売るなんてと言い出す人は、いなかったのかな~と思ってしまいました。もし日本発の病気があったら、めちゃめちゃ叩かれるんだろうな~と考えてしまいました。

お礼日時:2006/01/12 16:06

狂牛病は、英国で初めて発見された病気ということであって、英国が意図的に作ったわけではないので、賠償問題は、発生しません。

しかし、病気の発生を承知で、肉骨粉を輸出していた(禁止しなかった)問題は、近隣の各国から厳しく非難されました。英国は、国内のほとんどの牛を焼却処分するなど、対策を採り始めてからは徹底した対策をとり、それなりに信頼を回復しています。した牛の数は、百万頭単位だったと記憶しています。

>中国で日本の昔の兵器が環境に悪影響を及ぼしているから賠償
中国遺棄化学兵器は、化学兵器禁止条約により、生産した日本が、廃棄処理する義務を負うことになっています。当然、処理費用や、遺棄化学兵器による被害者への賠償問題もこの条約にもとずいて日本が負担する義務があります。中国から言われたから賠償すると言う性質のものではありません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>病気の発生を承知で、肉骨粉を輸出していた(禁止しなかった)問題は、近隣の各国から厳しく非難されました。

やっぱり非難されたんですね。でもニュースで欧州で英国大使館の前でデモとか国旗が焼かれるみたいのはみたことがないなと思って。

確か台湾人の医者がSARSにかかったまま日本に入国したとき、台湾(政府?)が謝罪して、台湾でも日本に謝る必要なんかないとかもめてたような記憶があります。

ペルー人が日本を幼女を殺害した時も、一応ペルー政府が追悼の意みたいのを表明してました。

そういえば中国もロシアに公害問題で謝ってましたね。

いろいろ勉強になりました。

お礼日時:2006/01/09 11:32

肉骨粉は、牛の飼料としてだけでなく、豚や鶏のえさ、更には肥料の原料としても使われていました。

買う人がいなければ、英国も売れないし、輸入した肉骨粉を何に使うかは、買った人の勝手ですから、「知りながら肉骨粉を売りつけただろう」と言うのは、残念ながら無理があります。
肉骨粉の用途が、家畜用の飼料だけでない、という事を理解されれば、これが「相手が強いとか弱いとかいう」類の話ではない事がわかると思います。

「狂牛病は人間にうつる事がある」という事をなんでもっと早く見つけられなかったんだ、という点について、英国政府に対して道義的な責任を追及する事は『理論的』には可能で、かつ、そこに重大な落ち度があれば、賠償を求める裁判を起こす事も、『理論的には』可能だとは思いますけど。(『理論的には』と書いたのは、医学知識として、それぐらいわかって当然なのかどうかが、私にはわからない為です。)
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この回答へのお礼

お返事どうもありがとうございます。

>輸入した肉骨粉を何に使うかは、買った人の勝手ですから、

なるほど。よく中国の野菜についた残留農薬は日本から買った農薬だみたいなことを聞きましたが、買ったほうに正しく使う責任があるのですね。よくわかりました。正しい取り扱い説明書ぐらいついていてもよさそうですが(笑)。

お礼日時:2006/01/09 07:01

英国が、他の国に売ったわけじゃなくて、英国の企業が他の企業に売っただけでしょう?


英国には責任はないです。
日本では、三菱商事と農協が買いました。
日本で蔓延する狂牛病は農協ルートです。
しかし農協は一切責任を取らないばかりか、汚染肉を国に掻いとらせた金で、雪印を買収し、メグミルクをつくりましたね。

英国を責める前に、責任を取るべき人がいるのではないかと思いますが。
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この回答へのお礼

お返事どうもありがとうございます。

>英国が、他の国に売ったわけじゃなくて、英国の企業が他の企業に売っただけでしょう?

なるほど。企業ですか。半官半民のようなものをイメージしてました。偽造構造計算書も企業の責任ですが、日本政府は補償というか援助していますね。

>英国を責める前に、責任を取るべき人がいるのではないかと思いますが。

別に英国を責めたかったわけではないのですが、英国人に鯨を採るなとか、日本の不法滞在外国人は日本のやくざが連れてきているから日本政府が補償すべきとか言われて、個人や特定の団体が問題を起こした場合、どこまで国が責任を負うのだろうかと疑問に思ったので。

あと問題が起こっても、自分自身に厳しいのは日本の美徳というか、でも世の中には何でも他人のせいにする人が多いいじゃないかと思って。

お礼日時:2006/01/09 07:20

 「強い国は何をやっても責められない。



 これは、歴史上、世界史で共通する法則ですね。

 「一度謝ると、ケツの毛までむしられる。」

 これも、法則ですね。

 あと、補償の方は、他の方の知識にゆだねたく存じます。
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