
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
赤→黒→白→青が正解です。
この順に読んだ方が解りやすいでしょうね。
■庄司薫
(1937― )小説家。本名・福田章二。東京に生まれる。日比谷(ひびや)高校を経て、東京大学文科二類に進学。在学中の1958年(昭和33)、『喪失』が第3回中央公論新人賞を受賞した。翌年に発表された『封印は花やかに』とともに、独自の構成力と筆致が評価され、大江健三郎、石原慎太郎、有吉佐和子らと並ぶ新進気鋭として注目されたが、以後10年間、文筆を離れる。65年、『赤頭巾ちゃん気をつけて』により、第61回芥川賞を受賞。荒々しいことばが飛び交い、不断に態度決定を迫られる政治の季節にあって、「やさしさ」に新たな価値をみいだし、等身大のナイーブさを失わず彷徨(ほうこう)する主人公「薫くん」の告白体で綴(つづ)られた自分探しの物語は、当時の若い読者に大きな反響をよんだ。以後、「薫くん」シリーズとして、『さよなら怪傑黒頭巾』(1969)、『白鳥の歌なんか聞こえない』(1970)、『ぼくの大好きな青髭(あおひげ)』(1977)が書き継がれることになった。そのほか、現実の社会に迎合せず、マイペースで「自分らしさ」を育てることを勧めた青春論『狼なんかこわくない』(1971)、身辺の小宇宙に眼(め)を凝らし、人の営みのかけがえのなさを綴ったエッセイ集『バクの飼主めざして』(1973)、『ぼくが猫語を話せるわけ』(1978)、『家族としての犬と猫』(1987)などがあり、マネーゲームと情報洪水に明け暮れる第二次世界大戦後の日本のありかたに対する批判の姿勢は一貫している。夫人はピアニストの中村紘子(ひろこ)(1944― )。〈金井景子〉
(C)小学館スーパーニッポニカ百科事典
この回答へのお礼
お礼日時:2006/01/10 08:02
発行順では赤→黒→白→青なんですね。
早速のご回答ありがとうございます。バイオグラフィまで引用していただいて、とても参考になりました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
オススメ本。
-
こんな本ありましたら教えてく...
-
オススメのライトノベルスはあ...
-
子供の頃読んでいた本のタイト...
-
妖怪などがでるおすすめの小説...
-
男性コンビが出てくる小説を教...
-
東野圭吾さんの「ゲームの名は...
-
三島由紀夫「金閣寺」の有為子...
-
「伊豆の踊子」の結末、なぜ「...
-
お薦めの歴史小説を教えて下さい。
-
最後になりましたが…の言葉の使...
-
ライトノベルでミステリーの新...
-
おすすめの本
-
もしも、小説を書いてもらえる...
-
江戸川乱歩の推理小説で「モロ...
-
本のタイトル
-
娘の友達に手を出す父親って
-
GOTHの主人公のような
-
意志を持ったマンション
-
『ユージニア』にハマった私に...
おすすめ情報