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歌劇もミュージカルもオペラも同じようなものですか。違うのならどこが違うのか教えてくれませんか。また、パリのオペラ座はバレーばっかりやってるイメージあるのですが、オペラもやってるのでしょうか。オペラもやってるならミュージカルのオペラ座の怪人もやるかも知れないのでしょうか。

A 回答 (4件)

『歌劇』とは、本来『opera』を差します。


『musical』を日本語にすると『喜歌劇』です。
ミュージカルはコミックオペラが原型で、当初はほとんど喜劇だけだったため、
このように使い分けられていたのだとおもいます。

ですが、宝塚歌劇団のようにミュージカルでも『歌劇』と使うことがあります。
現在では『ミュージカル』の悲劇も多くなってきました。
そのため、『ミュージカル』を『歌劇』と訳したほうが適当と思われます。

 オペラとミュージカルの違い。
声の出し方が違います。
また、オペラはマイク使用不可なのに対して、ミュージカルは使用可能です。
オペラは歌が必須ですが、ミュージカルは歌がなくてもいいのです。
(『マッスルミュージカル』や『コンタクト』がその例です)

 パリのガルニエ・オペラ座ですが、一時期バレエのみが上演されていましたが、
再びオペラも上演されるようになりました。
ミュージカルを上演することはまずありえません。
イギリスを除いて、ヨーロッパは、ミュージカル見下す風潮があります。
ガルニエ・オペラ座は大変伝統を重んじるため上演を許可しないと思われます。

 作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェッバーが、
ガルニエ・オペラ座で『オペラ座の怪人』を上演するのを希望しているが、
断られたと聞いたことがあります。
あくまでうわさですので、本当かどうかは不明です。


(『オペラ座の怪人』をオペラ座で観られたら素敵でしょうねー。)
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この回答へのお礼

よくわかりました。でも、オペラ座の怪人の中の劇中劇で演じられているものは、オペラなのでしょうか、それともミュージカルなのでしょうか。
またオペラ座がバレーにのっとられたのはなぜなんでしょうね。名前と違うことに抵抗無いならミュージカルでも良いののじゃないかとかいろいろ思います。東京オペラシティーでオペラ座の怪人やらないのも同じ理由なんでしょうかね。

お礼日時:2006/01/29 09:51

訂正とおわび。



大変失礼しました。
東京オペラシティは新国立劇場がありましたね。
たしかに新国立劇場は、オペラの他に演劇等の上演も行われています。
ミュージカルの上演許可も降りると思われます。
新国立劇場でも、シャンデリアを吊ったりするのに、劇場の改修工事が必要です。
これはなかなか許可が下りないと思います。
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オペラ座の怪人の劇中オペラを『オペラ』といえるかについてですが。


残念ながらNoです。
理由は、マイクを使っている点。電子楽器が使われている点。
これらを無くせば、オペラと呼んでも差し支えないと思います。
これは私個人的見解ですので、
オペラ関係者やファンは「オペラとは言えない」と言うかも。


東京オペラシティで上演しない理由についてですが。
映画『オペラ座の怪人』のプレミア試写会を東京オペラシティで開催したことを考えると、
ガルニエ・オペラ座ほど、上演作品に厳しくないと思います。
申請すれば、上演許可を出してくれるかもしれませんね。

ただし、他の問題があります。
ご存知かと思いますが、東京オペラシティは、オペラ劇場ではなくコンサートホールです。
コンサートホールの形に問題があります。
まず舞台袖がありません。舞台奥には固定されたパイプオルガンがあります。
つまりセットを出したり、隠したりする場所がないのです。
また、奈落(怪人が消えたり、蝋燭が出てきたりするところ)もありません。
コンサートホールの形は、公式HPをご参照いただきますと分かりやすいです。
http://www.operacity.jp/concert/facilities/ch.php

東京オペラシティで上演するには、ホールを完全に作り変えるか、
演出・セットを大きく変えるしか方法ありません。
劇場作り変えるのは、東京オペラシティが許可を出さないでしょうし、採算が合わないでしょう。
演出、セットを変えるのは、劇団四季の契約上、基本的にできないことになっています。
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この回答へのお礼

実のところ、パリのオペラ座の複雑な構造や仕組みが特に興味があります。それを利用して怪人が活動することに特に興味ありました。オペラ座全体を立体的に使って(地下の水路とか最上階の練習場とかいろいろの仕掛けまで使って、動き回るところを観られれば、すごいのになと空想しています。

お礼日時:2006/01/29 21:15

歌劇についてはoperaの日本語訳です。


訳として現実と離れていると言うところは
No1さんの書かれているとおりだと思います。

オペラは、基本的にクラシック音楽をベースにしたものが多いです。
それに対しミュージカルはポピュラー音楽をベースにしたものが
多いです。(もちろん例外はありますが)

また、オペラは生オーケストラで肉声で歌うのに対し、
ミュージカルでは生オーケストラでない場合も多く、
マイクを使います。
このためオペラでは当然声量が要求されるため、
歌に専念しないといけないためダンス等までする余裕は
ないのでしょう
ミュージカルは、歌とダンスの比率が半々といった感じです。

パリのオペラ座については、ご存じだと思いますが
オペラ・ガルニエ(有名な方)とオペラ・バスティーユ(新オペラ座)
があり、オペラ・ガルニエはバレエ中心で、
オペラはオペラ・バスティーユで公演されています。
ただ、「オペラ・ガルニエでオペラを観ないと観たという気に
ならない」という意見が多く上がったため、
今はガルニエでもオペラの上演もあります(数は少ないです)

ミュージカルのオペラ座の怪人をパリオペラ座で、という可能性ですが
私も含めて、是非上演して欲しいのですが、
元々、オペラ座はオペラ上演のための施設で、
日本以上にオペラとミュージカルの格式の違いが浸透している
パリでは、難しいかと思います。
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この回答へのお礼

大体わかりました。でも前にニューヨークのBroadwayにてFootLooseというミュージカルを観た際はちゃんとオーケストラボックスがあって、生バンドでしたし、マイクも使っていなかった様に思います。きっとオペラという伝統守旧派が違う違うと言っていると理解すれば良いのかなと理解しました。

お礼日時:2006/01/29 09:43

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