
ある国の豊かさを表す指標の一つとして、GDPがありますよね?その一方で、「一人当たりGDP」や真の豊かさ指標として「GPI」という概念もあります。
新聞などで何年か後には、中国のGDPが日本のGDPを越えるなどと言っていますが、一人当たりGDPで言えば、まだまだなのになぁと思ってしまいます。
10億人の中国と1億人の日本のGDPを比べることは一体どんな意味があるのでしょうか?なぜ話題になっているのでしょう?
僕は、経済力や国民の金持ち度を測るには、一人当たりGDPが有効で、そこでGDPを持ち出す必要はないと思ってしまうんですが・・・。
もしよろしければご回答願います。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> マーケットの存在感が減退して、投資の対象にならず、世界
> から注目されなくなることは分かります。しかし、「活力」
> がなくなるということはどういうことかイメージが湧
> きません。取引が減る=景気が減速
> するということでしょうか?
活力が減るというのは、東京と地方都市の違いという感じでしょうか。前回に書いたアメリカンドリームという存在感もそうですし、マーケットが大きいからこそ多くの人が目を向け集まってくるのです。人気を一番呼ぶものは人気というところでしょうか。例えばハリウッド映画や日本の漫画は大きな土壌、すそのの中でよりよいものが生まれて来ます。ハリウッド映画では大作が目立ちがちですが、とんでもなくつまらないものから安っぽいものまである中で、いろんな意味で 一部よりよいものが生まれてくるわけです。多くの人が関わり多面的に考えられる事で、反面教師がいたり知恵の結集のような事が起こっていたりと、そういった大きな土壌が活力を生み、人を育てるという事ですね。
> 国の人口は減っても、FTAや
> EPAをアジア諸国と結び、海外に売って、海外から買
> うという今までのスタイルではやっていけないのでしょうか?
> また、できれば「国力が弱くなれば多くの場所で難しい問題
> が出てくる」のところをもう少し詳しく聞
> かせていただけたら幸いです!
やっていけないというか、少子化が進めば何とかやって行かなくてはいけないという事ですが、例えば円の価値が下がったら、極端ですが海外で今まで1,000個買えていたものが、500個しか買えないという事です。原油などもそうですが、それらのエネルギー関係が今まで以上のお金を出さないと買えないとすると、ハウス栽培の温度設定費用がかさみ商品に上乗せされるかたちとなったり、それらの食べ物の梱包の箱やパックも高騰します。また物や人の移動にも今まで以上のコストがかかります。今まで海外から安く輸入していたものが円の価値が下がる事で、高値を出さないと買えないという事になると、こういう事で最初に困る事になるのは低所得者層となります。そして少子高齢化の日本では労働が難しいお年寄りという事であり、同時にそれを支えるその子供たちでもあります。
あと、日本は輸出大国と言われますが、輸出のしめる割合は国内GDPの10%ほどだそうです。にも関わらず日本が輸出大国と言われるのは世界的にみて日本が経済大国であり、輸出によって得るその額がとても大きいために輸出大国と言われている様です。私もこのあたりは少し前に知った事でいまいち分かっていないのですが、輸出がGDPの1割であっても、もし仮にそこが弱るとそのことで他にどういう影響があるのか?など、どういう事なのかいまいち把握出来ていないので参考までに。
なるほど!僕も地方から出てきたから分かりますが、地方よりも都会のほうが、人や店が多いためか刺激を受けることが多いですし、面白いものも、都会から発信されていくことが多いですよね。活力ってそういうことか!また、国力が弱くなれば為替レートに影響して、そこから国民がダメージを受けるという説明も納得できました。
わざわざありがとうございました!
No.4
- 回答日時:
NO.1です。
人口が減ったら単純にGDPが経るとはかぎりません。
労働集約型の一次産業主体の時代であればそうなるでしょうが、日本の場合は簡単にはそうはならないででしょう。
一人当たりのGDPは国家の生産効率を見る指標でもあります。人口の減少以上に生産性(生産効率)を上げれば、GDPは減少しません。
また、軍事力というのも単にGDP比で表現する場合が多いだけで、直接的に人口やGDPと直接関係あるというものでもありません。
そうですよね。これからは日本も北欧のようにITをフルに活用して、コンピュータでできることはコンピュータに(どこかで聞いたことがあるようなフレーズですね)やらせるという効率化を図っていく必要が出てきますね。そういう意味では、人口減も結果的にIT活用型の経済を促進するという面では、まんざらデメリットだけではないような気もします!
どうもありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
資本力を持っている企業と資本力のあまり無い小さな企業。
新たに何かを行おうとした時、どちらが有利か、または将来性があるか?どう考えても同じマーケットに勝負をかければ前者が勝ちます。
&よくアメリカンドリームといいますが、なぜアメリカにアメリカンドリームがあるかといえば、豊かな国で人口が多いから何ですね。数千万人の国でヒット商品を出すより、3億人の国でヒット商品を作った方が圧倒的に大きな利益を得られるという事です。市場がグローバル化してきているとはいえ、100対10で勝負をすれば、やはり100が強いでしょう。たまには勝てるでしょうが。
少子化で、マーケットも縮こまり、国力が弱くなれば、多くの場所で難しい問題が出てくる事となってしまうでしょう。
ちなみに1人あたりGDPが一番高い国はルクセンブルクだったと思います。2年ぐらい前時点での話ですが。
ルクセンブルクはヨーロッパという土壌の中で、また
通貨統合、法的統合、とヨーロッパは一つになろうという方向です(いろいろ歪みがあり問題も当然抱えていますが、それでもユーロ通貨の様に具体的成果が出てきている状態)。
一方、日本はどうでしょうか。第二次大戦で恨みを買って、未だにそれが尾を引いている状態で、東アジアで孤立しています。
少子化がこのまま進んでゆけば、活力はなくなってしまうでしょうし、市場も小さくなり海外から投資も縮小する事となってしまうでしょう。
ご回答ありがとうございます!
アメリカンドリームの例は本当にわかりやすかったです!
少子化でGDPが減ると、活力、マーケットの存在感が減退するということですね。
マーケットの存在感が減退して、投資の対象にならず、世界から注目されなくなることは分かります。しかし、「活力」がなくなるということはどういうことかイメージが湧きません。取引が減る=景気が減速するということでしょうか?国の人口は減っても、FTAやEPAをアジア諸国と結び、海外に売って、海外から買うという今までのスタイルではやっていけないのでしょうか?
また、できれば「国力が弱くなれば多くの場所で難しい問題が出てくる」のところをもう少し詳しく聞かせていただけたら幸いです!
お時間があるようであればご回答お願いします!
No.1
- 回答日時:
数値を見る「目的」の問題でしょう。
「豊かさ」を国民が実感として感じる「感覚」と考える場合は「一人当たりのGDP」が妥当だと思いますが、
「豊かさ」を国力あるいは、世界経済に与える影響度で考える場合は、やはり「GDP」妥当です。
要は、数値を分析・評価に使う時の用い方の問題です。
早速ご回答ありがとうございます!
一人当たりGDPは、感じる豊かさ、GDPはマクロで見た国の国力や影響力ということですね。
非常にわかりやすかったです。すると、人口減により、GDPが減少するということは、(社会保障や財政面での問題はここでは考えないとすると)国民が「どうしよう?豊かじゃなくなる!!」と心配しなくてもいいものなのでしょうか?デメリットは国としての軍事力ぐらいのものでしょうか?
質問を被せてすみません。お時間があるようでしたらご回答おねがいします。
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