初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

私は社会人になってから宮本輝の「青が散る」と「春の夢」を読み、
これらの本は学生時代に読んでおくべきだったと大変後悔しました。
読んでいれば、きっと、もっと充実した学生時代を過ごせたと思います。

皆さんにとって、学生時代に読んでおくべきだった、
または、読んでおいて良かった、
と思えるような本はありますか?
小説に限らず、どんな本でも構いませんので、
ぜひ教えて下さい。

A 回答 (4件)

「枕草子~桃尻語訳~」橋本治


上中下と3巻にわたる本です。
あの中学校か高校で必ず目にするであろう、「現代語」に訳した作品です。
現代語と言っても、90年代前半くらいに女性が使っていた話言葉ですので、今読むと少し古く感じるかもしれませんが、堅苦しさは全然ありません。
これを読んでおくと、「枕草子」の原文とか授業で出てきてもなんだか面白いです。
イメージみたいなのが湧きやすいですからね。
平安時代の朝廷の制度や雰囲気みたいなものも、加筆されているので平安時代の背景とか文化とか全然わからんって人でもOKだと思います。
これを読むと古文とかでも、あんまり難しく考えなくていいんだなって思えました。
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R.P.ファインマン著「御冗談でしょう、ファインマンさん」がお勧めです。



ノーベル賞物理学者「リチャード・ファインマン」の自伝なんですが、
難しい話は殆どありません。

少年時代からのエピソードを面白おかしく書いていますが、
物を学ぶ楽しさ、自然科学の美しさを教えてくれる一冊です。

参考URL:http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0284.html
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ヘルマン・ヘッセ 「デーミアン」



三島由紀夫 「潮騒」

福永武彦 「草の花」

中 勘助 「銀の匙」

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

これらに限らず、切ない、胸がきゅんとなるような、主人公が痛々しいまでに若く、けなげなものは、世の中の垢がつく前の学生時代に読んでおいた方が感動が大きいように思われます。
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お薦め:萬葉集 巻一、巻二




名 著:実践論、矛盾論・・・これを読んだ世代がオカシナ政治経済をして今日のようになったとしたら困るけど?、でも面白い。

気晴らし:我が猫、坊ちゃん!...これほど古くて新しい小説はない。。。

駄目な本:直ぐに役立つ~~。
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