準・究極の選択

・夫婦でパナソニックFZ-30、キャノンPowerShotS2ISを使っています。
 レンズ交換時にホコリの問題や、超広角レンズを使用する事が無いので、レンズ交換式のデジカメには、あまり興味を持ちませんでした。
 理由は高倍率ズームレンズの明るさとコンパクトさ、寄れるマクロなど、現在のカメラで充分かとも思います。
 ボケ具合の差は雑誌で見て感じていますが、A4プリント程度では構図の工夫でかなり解消できます。画質の差もA4プリントでは特に感じられません。
 しかし世間では、作品作りとなるとレンズ交換式デジカメが人気のようです。
 RAWデータを取り扱えるかで大きな差が有るのでしょうか?

【質問】レンズ交換式デジカメが、俗に言うネオ一眼デジカメに対して、明らかに優れる点は何でしょうか?

A 回答 (8件)

 fallen_angelさん こんばんは



 あくまでも現行のデジカメと言う事でのお話として割り切って聞いて下さい。

 ご存知の通りFZ-30は1/1.8型センサーの800万画素機です。S2ISは1/2.5型センサーの530万画素機です。ところでレンズ交換式デジカメの例としてキャノンのイオス5Dを言えば、フルサイズセンサーに1280万画素という仕様です。簡単に纏めて言えば、fallen_angelさん曰くのネオ一眼レフは小さなセンサーに高画素数をのせた機種、レンズ交換式のデジカメは大きなセンサーにそれに似合った画素数と言う事になります。この違いは1画素の大きさと言う事が出来ます。つまり1画素の大きさはネオ一眼レフ<<レンズ交換式のデジカメとなります。
 1画素の大きさの違いは何を意味しているのでしょうか???1画素の大きさが大きいと言う事は1画素が拾う光情報の量の違いを意味します。1画素の拾う光情報が多いと言うことは、ズバリ画質に影響する事を意味します。そして出来上がり画像の色合いにも影響を与えることを意味します。それは例えば同じ画素数でセンサーサイズだけが違う機種が有ったとして、A1やA0等の大伸ばしした時の色ボケ具合の違いと言う事で差が解ります。
 これをフィルムカメラに当てはめた場合、同じ性能のフィルムを使い方や35mmフィルム・方やブローニーフィルムで同じ物を撮影した場合、A1やそれ以上にプリントした場合高画質さ(または色ボケの少なさ)はブローニーフィルムの方が上なのと同じです。

 ではA4にプリントした時に差を感じるかですが、感じない方が殆どでしょう。それを科学的に細かく調べたらどうか??それは差が有ります。その事をどう考えるかはfallen_angelさん次第です。A4にプリントした段階でネオ一眼レフとレンズ交換式のデジカメとの出来上がり画質や色合い等の差を感じないのであれば、それはfallen_angelさんにとって使えるカメラと考えて良いと思います。ただしプロとして仕事で写真を撮っている者は、見た目では判断できない科学的に調べた時に解る微々たる差を大きなな差と考え、より高画質を求めますからセンサーサイズの大きいデジカメ(言ってしまえば1画素の大きいデジカメ)を使うわけです。
 fallen_angelも学生時代にクラス全体の集合写真を撮られた経験が有ると思います。その時のカメラマンは中版以上の大型フォーマットのフィルムを使うカメラで撮影されたと思います。レンズの選択さえきちんとすれば35mm版フィルムでも撮影可能なのに大型フォーマットのフィルムを使うカメラで撮影するわけです。例え出来上がりプリントが六つ切りや四つ切等の35mm版フィルムでもプリント可能なプリントサイズでも大型フォーマットのフィルムを使うカメラで撮影します。それは上記の理由と同じでより高画質を求める為なんです。

 色々長々と書きましたが、現時点ではネオ一眼レフとレンズ交換可能なデジカメではセンサーサイズが違いすぎる位違い、従って1画素の大きさが違うと言う事が一番の違いだと考えます。

 冒頭にも書いた通り、今回記載した内容は現時点でのお話です。将来、センサーの値段が今以上に安くなりネオ一眼レフにも35mm版フルサイズセンサーを搭載出来るようになった場合は、どちらも同じと言う事になります。
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レンズ交換式デジカメ(デジカメに限らず、ですが)の最大のメリットは


「レンズが選べる」事だろうと思います。
似ていますが「レンズが交換できる」事とは違います。

気に入ったレンズを使う、そのために交換式があるのだと思います。
ですから、選んだ一本を使い続けるつもりであれば
複数のレンズを持つ必要はないし、当然交換する必要もありません。

私もフィルムカメラの時代には
FD85ミリF1.2を使いたいだけでキヤノンF-1を、
ビオゴン21ミリを使いたいだけでコンタックスG1を持ちました。

レンズ交換を義務的に捉えると焦点がボケてしまいますが
レンズのラインナップは交換するためにあるのじゃなく、選ぶためにあります。
その膨大な種類の中から自分にあった一本を選べるのが
レンズ交換式カメラの最大のメリットだろうと思います。

中には「レンズ交換」という行為を楽しみたい人もいるのでしょうが
少なくとも私の考えるレンズ交換式のメリットはそれです。

それともう一つは「カメラボディを選べる」事とも言えます。
気に入った一本のレンズを自分のシステムの中心に置けば
それが使えるカメラボディを性能や用途や
時には時代や記録媒体に合わせて選ぶ、ということができます。



例えば、もしS9000で仕上がりに満足できるのなら
その人にとっては他のカメラは一眼レフも含めて
選ぶ必要のないものになって、それでいいんだろうと思います。
実際に普通の用途では大きな差はありません。
比較が趣味の人にとっては「小さな差」も無視出来ないのでしょうが
他人や雑誌の評価に惑わされることなく、同時に
自分の評価を信じられる人には
それが最高のカメラであっていいと思います。
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やはり、「レンズ交換ができる」という点が一番でしょう。


単焦点レンズのほうが、
・ズームレンズより明るいレンズが比較的容易に作れる
・同じ明るさなら単焦点のほうがコンパクト
・ズームレンズより写りのよい(歪みが少ない、周辺で像が流れない、など)レンズが作りやすい
・目的を絞ったレンズ(例えば、マクロレンズといった)を出しやすい。(もっとも、世の中には、ズームマクロレンズというものもありますが)
というメリットがあります。
で、目的に応じたレンズを使おうとすると、やはりレンズ交換できるほうが便利、となったりします。

(私は35mmや50mmF2位での撮影は結構することが多いです。だもんで、開放でF1.4やF2のレンズはありがたいですね)
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 単焦点レンズをご使用ですか、、かなりお好きな方のようですね。
 タムロン90mmマクロ、ミノルタ85mmGレンズ(F2位だったかな)に好きなレンズがありました。ミノルタ85mmはポートレートに良いレンズですね。
レンズが決まれば一眼の利点が出ますね。
 キャノンの50mmF1.0は、CAPAで使用例の見ただけですが、、とんでもない代物ですね。
 デジタル一眼に18~200mm(35mm換算28~300mm)1本では、利点が見出せずにいます。

お礼日時:2006/03/24 21:59

ズームレンズで暗いf値の暗いレンズ+コンデジなどの広角系の性格を持つレンズでは表現に限界があります。



コンデジが素子サイズにもよりますが小さい事で8mm程度のレンズで35mmフィルム換算で50mmレンズとかに相当する場合があり、装着レンズは8mmと広角レンズの性格の深い被写界深度の性格からボカシ効果は35mmフィルム用の85mm~135mmのレンズのように表現できません。また、絞り値とか、ピント距離でもボケ味は大きく変わります。

コンデジでの撮影ミス(ピンボケ)が少ないのは上記の広角の性格を持つレンズと暗いf値でピント合う範囲がかなり深いのでボカシは苦手でも写す事は得意とも言えます。ネオ1眼でも素子サイズは小さいので1眼の大きい素子のような効果はだしきれません。

多分?1眼でピントの合う範囲が狭いレンズでまともな撮影は難しいと思います。綺麗に撮れると思って1眼デジに買い換えて失敗する例も多いです。+高倍率のズームレンズはf値もかなり暗い事にもシャッター速度を確保できずに手ぶれ撮影も増加します。

1眼デジユーザーは何をどのように撮影するかで多くあるレンズの中から選んで購入して使う事になります。
逆に目的の外れたレンズを購入してレンズ地獄に陥る場合もあります。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
  レンジによるボケ味の差のご説明は大変分かり易く助かります。
 しかしA4未満のプリントで感じられますか?雑誌でもズームアップして比較しているにので大きなサイズのプリントでないと分からないのかなと思っています。
 おっしゃる通り、一眼でF1.4以下のレンズを使いこなせる方は少ないでしょうね。伝説的なキャノンのF1.0の50mmは、プロでも難しいと言われていましたから。現在はズームレンズがもてはやされるので明るいといってもF2.8ですからね。
 なるほど、レンズ選びから入れば一眼の選択に無駄や失敗は少なくなりそうですね。

お礼日時:2006/03/24 20:46

“俗に言うネオ一眼デジカメ”というのが、FZ-30やPowerShotS2ISを指すのであれば、レンズ交換式一眼レフカメラのほうが、明らかにセンサーサイズは大きいですね。


他の方もおっしゃっているとおり、この差は大きいです。RAWを扱えるかどうか、という以前の問題です。
(FZ-30はRAWやTIFFで記録できますね)
どれだけの光を受けることが出来るか、というと、基本的に面積が大きい方がいい、ということです。

もうひとつ、最大の利点はやはり、レンズを交換できること、だと思います。
fallen_angelさんには、高倍率ズーム一本で十分でも、必要とする人にとっては、他の(自分が使いたい)レンズが使える、ということは大きな利点です。

キヤノン:一眼レフ用交換レンズ
http://www.canon-sales.co.jp/ef/index.html

なぜ、交換レンズにこんなに膨大なラインナップがあるのか?
自分の表現にそれを必要とする人がいるからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
実際にA4サイズプリントでも差が出るものでしょうか?
高倍率ズーム一本で明るいレンズは魅力だと思っています。
おっしゃる通り20mm以下の超広角レンズや500mmを超えるはレンズ交換式でなければ利用できませんね。
交換レンズの膨大なラインナップも無駄に感じるのですが、考え方がおかしいでしょうか?

お礼日時:2006/03/24 20:30

画質ですね。

SonyのR1は、レンズ一体型にしては大きなセンサーを搭載していますが、一般的な機種には小さいセンサーを搭載しているので、ノイズ等が出やすくあまり綺麗には撮影できません。

高倍率ズームレンズは、あまり画質がよくなく、収差が目立ちます。画質云々を考えるなら高倍率ズームレンズは不利になります。

RAWのメリットは、センサーの情報を劣化無く保存できるという事ですね。こだわりたい場合は、現像時にいろいろと追い込めるので有利かもしれませんが、データ量が大きくなってしまうデメリットもあります。

やはり一番大きなメリットは、レンズが交換できるという事でしょう。画質の大半はレンズの性能で決まりますし、用途に合わせていろんなレンズを付け替えて撮影ができます。
レンズ内にホコリが入るから、高倍率ズームレンズ一つ付けて交換しない人もいるようですが、ホコリを恐れる必要は無いと思います。もしホコリが入っても、ブロアで飛ばせますし、ホコリが付いたまま撮影してしまっても、グラフィックソフトなどで簡単に消す事ができます。
レンズが交換できる事によって、違う画角の絵、違う画質の絵が楽しめて、レンズを交換して撮影する楽しみも生まれると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
 RAWのメリットは、センサーの情報を劣化無く保存できるという事なのですね、ありがとうございます。
 画質の面ですが、みなさんは、どれくらいのサイズまでプリントしているのでしょうか? 父親に買ってあげたフジファインピクスS9000をA3でプリントした事があります。画質で大きく劣る面は感じられませんでした。画質については父親の趣味で銀塩に中版・大版の作品を見た経験での感想です。
 レンズの差は出るけど、レンズの個性を意識している方が、どれ程いらっしゃるのでしょうか?まあ個人の好みですけど、カールツァイスのレンズを使った作品でも、使ったと言われなければ気付かない方が多いのでは無いでしょうか?タムロンの90mmマクロには関心がありますけど。
 グラフィックソフトは、有効なのですね。銀塩からの癖でグラフィックやトリミングに抵抗があって、グラフィックソフトによる補正は全く使用していません。
 ほこり対策として良い情報を頂きありがとうございます。

お礼日時:2006/03/24 20:37

ネオ一眼デジカメの定義がよくわからないのですが、レンズ交換式デジカメの大多数、及び一部のネオ一眼デジカメ(DSC-R1など)はAPS-C程度の大きな撮像素子を採用しています。

そのため天体や夜景、室内でのスポーツ撮影など絶対的な明るさの不足する状況でも高画質です。
1/2.5~2/3型の撮像素子の採用が一般的なネオ一眼デジカメは光量の不足する悪条件下では画像にノイズが盛大に乗るため、ノイズリダクションを強烈にかけてぼかしてごまかすか、高感度撮影モード自体を用意しない機種がほとんどです。反面、晴天・順光などの良条件だと等倍で比較してもレンズ交換タイプとの画質の違いを指摘できないことも多いと思います。

参考に↓ 極小画素CCDには弊害がある
http://www.pit-japan.com/ws30/small_ccd.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ネオ一眼は富士フィルムが使う言葉でTTLファインダーのカメラという感じですね。
書籍では小さなサイズのセンサーでの画素数UPによるノイズの弊害は聞いています。
実際、1/2.5~2/3型の撮像素子でノイズが気になるほど目立ちますか?夜景は撮影していないので断言できませんが、室内での撮影程度ならA4サイズで印刷してしますが、ノイズは感じませんけど、、

お礼日時:2006/03/24 20:27

デジタル一眼が人気があるというのは、


フィルム一眼カメラのユーザーがそれまで使ってきたレンズシステムをそのまま使えることが大きいのです。

レンズを処分することなく、今まで使ってきたレンズをそのまま使えるのであれば、ボディだけを買えばすむのですから。
その分の投資も少なくてすみますし、望遠系レンズや広角系レンズを持っていれば、そのまま使えるというのは大きいです。

また、カメラによっては描写がフィルムカメラに近いデジカメが多くなってきたということもあります。
そのときに、一体型のデジカメでは、そのカメラを買い換える必要があるのに
レンズ交換式ではボディの交換だけで済むのが大きいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
銀塩カメラは処分したので、レンズも今はありません。
EOS5Dを除くと焦点距離が約1.4倍になりますが、不都合は感じませんか?
タムロンの90mmマクロレンズには今でも興味がありますけど。

お礼日時:2006/03/24 20:22

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