実際に植物が危機に瀕しているのではないので、恐縮ですが、手塚治氏の「陽だまりの樹」で出てくる中が腐りかけた樹なども治せるのかなと、疑問に思っています。

樹の中身も治せるのでしょうか?どうするのでしょうか?
ご存知の方がいらしたら、教えてください。

A 回答 (5件)

まず、腐り部分の除去です。



ノミを使って腐食部分を除去し、仕上げはウォーターガンできれいに除去。そのあとよく乾いたら、墨汁と木工ボンドを練り合わせて(てきとう)木質部に塗布。乾いたら下記の発泡ウレタンを注入して、木質部を完全復旧。すぐ固まりますから。固まったら、形成層より出ないよう、発泡ウレタンをノミ等で削ります。(年々形成層がウレタンを巻いてきます)で完成です。

樹幹が今にも折れそうな樹木は木質部に鉄筋などを組み込んで補強したあと発泡ウレタンを注入します。

コツは、腐り部分の完全除去・木質部の炭による殺菌・発泡ウレタンによる形成層の再生です。

一昔前は発泡ウレタンのかわりにモルタルでしたが、重量が重くなるのと、凝固したときに出来る木質部の隙間に水が入る といった不具合がありました。

発泡ウレタンが凝固したあとの加工が、カッターナイフで出来るのと、軽量・まあまあの強度・木質部への隙間の皆無・加工がしやすい・モルタルを練る等の手間の削減等、いいことずくめです。
この方法は大手の造園屋さんすら知りませんよ。

樹木医の施術方法です。ちなみに本当の樹木医さんは、試験・資格・経験年数等、難しく、各県数名しかいらっしゃいません。
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この回答へのお礼

うわぁ、すごい。ウォーターガンまで使うのですか。ますます樹木医さんのお仕事の奥深さを垣間見た気がします(って全然なのでしょうが)。

全く知らない世界。本を読んで、もうすこし知ることができたらと思います。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/21 15:59

木の幹の生きている部分って、実は外側のほうの数センチなんですよ。

つまり、中身(木の真ん中のほう)といっても、生きておらず、役割は樹体の支持なんです。
なので、中身が腐りかけていても、その部分を取り除き、これ以上広がらないように消毒する…などによって可能です。

木の中身は除去されただけなので「木の中身を治す」という表現は適さないと思います。
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この回答へのお礼

そうですか。中心部分って、年輪の始まるところですよね。

ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/21 15:57

樹木は、腐朽菌というものによって腐ります。


腐った部分が、樹木が生きる上で必要不可欠な部分(維管束という水や糖分の通り道)を侵していなければ、その後も生き続けることは可能です。
この場合の治療は、それ以上腐らないようにすることで、腐った部分を取り除き、また腐朽菌が入らないようシリコンやモルタルなどで保護します。
樹皮にキズがついた場合再生しますが、枝や幹の内部組織は再生することはありません。

腐った部分が大きいと、自身の体重を幹あるいは枝のみで支えられなくなるので支柱などで支えますが、それができない場合は、事故防止の観点から伐らざるを得ません。
先日も環境省が裁判(折れた枝によって負傷した管理責任を問うもの)で負けましたし、特に公共用地ではその辺りが厳しく考え、伐るケースが増えると予想されます。
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この回答へのお礼

シリコンも用いるのですか。木の治療、奥が深いのですね。

危ないからといってきってしまうのですか。悲しいですね。末期の木を集めて、木のホスピスのような物はできないのでしょうか。でも、お金もかかるし、日本は狭いですしね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/21 15:55

樹木医は基本的に漢方医学です。


 寿命で枯れてしまう以外でその生命を奪う原因は今の文明社会構造そのものです。
 それを断ち切ってしまえばすこぶる生命力のあるものですから長生きします。 質問にある腐りかけた木にしても患部を取り除いて外科的な治療を施しますが根本的な解決にはなりません。
 やはり環境の良いところへ移植するのが一番なんですね。 
 
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この回答へのお礼

移植ですか。

外科・・・今までそういうことが見たことないので、とても興味があります。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/21 15:53

こんにちは



この方が書かれている本を読まれてはどうでしょうか?
http://homepage3.nifty.com/nihonjumoku/sakusaku/ …

http://www.remake-flower-n.com/work/index.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/04/21 15:51

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