A 回答 (11件中1~10件)
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No.11
- 回答日時:
会社のトラックは自社で回収してきた廃てんぷら油を精製したBDFで走っております、10万キロぐらいは走っていると思います。
初めのころにBDFに含まれる水分が多すぎて、エンジンが止まるトラブルと
燃料ホースが、溶けた?と言うのが良いか分かりませんが、ホースの周りと
中がドロドロになったことがありました。
ホースは材質を変えて無くなりました。
BDF内の水分は、廃油に雨水が大量に入り込んだ原料を使ったために
BDF内の水分が多くなってしまったみたいです。
こんなトラブルがありましたが、それ以後は今の所トラブルはありません。
No.10
- 回答日時:
↓NO.9です。
お礼に対しての補足。暫定とはいえ、京都スタンダードなどのような目標値がある場合には、その目標値に達していない間は、企業価値が下がる可能性がありますので、公表しないようにおもわれます。
また、各工場独自の成分分析、出荷基準、検査方法に関しては、技術的なことでもありますので、一般的にはあまり公開はしないかとおもいます。
ただ、実際にBDFを製造する機械を購入する場合やBDFをお使いになる場合は、ある程度は教えてくれるとおもいますが・・・・。
工場内の施設や安全管理は、法律に従って適正に行われているのではないかとおもいます。
ただ、工場内の事故が起きないかを心配されているのなら、事故というものは、起きないように努力していても起き得るものですので、起きる可能性はあるということになりそうです。
ご回答頂きましてありがとうございます。
tokoteku様以外の方にもお伺いしたい件があります。またこれから書く点において誤りがございましたらご指摘下さい。
1、京都スタンダードに関して
2002年3月に決定しています。
当然目標数値ですが、BDFの成分を知るためには、分析機器の導入が必要ですし、規格が決まれば測定は義務付けられるはずです。それが明らかなわけですから、BDF装置販売会社は、少なくとも京都スタンダードが決まった2002年3月以降、BDF装置を販売する際、分析装置の導入に関しては当然説明義務があり、出荷基準の中に内容を明記しているはずです。
2、水分の除去に関して
水洗浄無しで大きな問題を残したBDFは、今の技術では水洗浄を必要とされていると聞きますが、装置により水分除去の方法が大きく異なるはずです。結果水分含有量も異なってきます。
どういう方法が採られているのでしょうか。
3、安全性に関して
先にも書きましたが、BDF製造装置は化学薬品工場以外でも、知的障害者を持つ施設でも設置されています。
廃油へのアルコールの添加率は高く、アルコール自体爆発限界があり、常温でも引火します。密閉装置の場合はもちろんですが、アルコールを加え、フタを閉めるだけの装置に関しては、引火の危険性のないところに装置を設置するよう指導がなされ、責任者を置くような説明がされているのか。
工業薬品を扱ったことのない化学知識のない先に関しては、販売して良い先かどうか審査し、もしそういった先で製造する場合、アルコール貯蔵施設(400L以下でも)の設置が必要だと説明しなければなりません。
環境が整わないでBDF製造にかかると爆発事故の可能性もあります。
現状それがなされ、健全な体制でBDFが製造されているのか。
人命に関わることだけに、出荷基準を含め明らかにすべきだと考えます。
No.9
- 回答日時:
↓NO.8です。
お礼に対しての補足。廃油BDF使用での不具合は、パワーが無くなるやエンジンが動かなくなるといった症状のようですので、事故が仮に起こったとしても燃料の責任というよりも使用者又は事故の相手方に原因がある場合が大きいかと思われます。
たとえ燃料がおかしかったとしても燃料購入後の保管責任は購入者になりますので、購入時にすでに燃料がおかしかったことを証明することはかなり難しいとおもいます。
燃料が原因であることが立証できて、なおかつ購入時に燃料に関しての説明などが無ければ、製造者に責任を取ってもらえる可能性がでてきますが、裁判をする覚悟はしておいたほうがよいかもしれません。
保険に関しては、事前に保険会社へ「廃油BDFを使用しても保険が有効か?」確認することが必要だとおもいます。
出荷基準の公表に関しては、公表できる数値ではない(たとえば京都スタンダードと比べて)と推測することはできそうです。
解りやすいご回答を頂きましてありがとうございます。
今までに書きましたことやこれから書くことで間違っている点や誤解があればご指摘下さい。
どうしても払拭できない疑問あるのでお伺いします。
>公表できる数値ではないと推測することができそうです。
BDF製造工場は果たして成分分析自体を行っているのでしょうか?
京都スタンダードに沿わなくても、最低の出荷基準は存在するはずです。ロット毎に成分分析するのであればクロマトグラフ等の検査機器の導入が必須となりますし、廃食油が原料ですからばらつきがあるのは当然ですから1度検査機関に出して済む問題ではないはずです。
BDFを製造されている工場の中には化学専門工場ではない先や知的障害者の施設等が含まれており、検査機器を導入しているのか、それ以前に化学的な専門知識や危険物取り扱い主任者を置いて製造しているのかさえ明らかになっていません。
触媒には目に入れば失明する恐れのある薬品も存在します。
装置の販売先はBDF製造を製造する会社の基準をどこに置いて、どういう指導をしているのかも明らかにして、出荷基準をどこに置いているか明らかにしない限り、市場の信頼を得られないと思います。
長文にて失礼致します。
No.8
- 回答日時:
↓NO.6です。
お礼に対しての補足です。現在では、まだBDFの出荷基準といいますか品質の具体的な法規がないようですので、使用者責任で使用されているようです。
その為、廃油BDFのみ(100%)で使用されている場合は、燃料会社と連携しているような場合が多いようにおもわれます。
一般的には、通常のディーゼルエンジンでは問題が出ない(エンジンのタイプによっては問題あり)といわれている程度の比率(20%以下)を軽油に対して混ぜた使い方をされているようです。
リサイクルとしてはすばらしいですが、ディーゼル燃料としては始まったばかりですので、不安はあるかとおもいます。
日本の場合、自動車メーカーも保障の対象外としているようですので、あくまでも使う場合は使用者の自己責任ということのようです。
ご回答頂きましてありがとうございます。
リサイクルは素晴らしいと思います。ただ公道で事故を起こした場合、使用者の自己責任には終わらず、必ず製造者責任であるPL法の適用となると思います。JIS規格のない廃油原料のBDFに保険が適用されるのでしょうか。
先日アースディにBDF製造プラントのブースがありましたので見学に行きました。生産能力20Lにも関わらず大きな装置で、丈夫なボルトで締めたクローズドシステムでした。密閉の理由については2つありました。
1つはアルコールを加温した状態で使用しており引火すれば大事故につながる可能性が高いため密閉性でなければならないとのこと
1つは水分除去を充分行うため。という理由でした。
分析に関してはサンプルを調査機関に出しているとのことでしたが、ロット毎の確認は出来ないということでした。
小規模のパイロットプラントで自家消費だけということでしたが、多くの量を生産されている工場での出荷基準は公表しなければ信頼は得られないと思うのですが。
燃料会社と連携しているのならばその会社の信頼を保つためにも、なおさら明らかにしたほうが得策ではないでしょうか。
No.7
- 回答日時:
>魚の油を燃料にとは、もったいない話ですが
当時は逆です。石油が高価な物で低価格な魚油を照明燃料に使ったのです。
欧米各国の捕鯨が鯨油を取ることが目的でした。
No.6
- 回答日時:
↓NO.5です。
お礼に対しての補足。流通しているBDFの規格に関しては地方によって違うようです。
京都がEUに近くてかなり厳しい規格になっていますが暫定の規格のようです。
実際にこの規格にすると、現在製造されている日本の廃油BDFの中には、規格を通らない可能性の高い物が多いということですので、まだまだこれからの燃料だと言えそうです。
事故の可能性と言いますか・・・
規格が全国で統一されていないので、品質にバラつきがあり、故障する可能性はEUなどのBDFよりは高そうです。
また、ディーゼルエンジンのタイプによっては使用できない物もあるので注意が必要です。
↓URL参照。
燃料品質の暫定規格(京都スタンダード)
参考URL:http://www.city.kyoto.jp/kankyo/shisetsubu/shise …
tokoteku様
ご回答頂きましてありがとうございます。
京都スタンダードに沿った検査をするだけでも大変な労力が必要だと感じられます。(ロット毎のスペック検査に関して、ロットが小さいのに比例して)
もちろんBDF製造メーカーは厳しい管理をされて出荷されていると思いますが、今製造されているBDFは出荷基準をどのレベルにおいているのか公表されないのが不思議です。
その燃料により公道を走るわけですから当然、国の認定を受け、検査機器の整った工場が生産していると思いますが、表面に出てこない部分もあるため、廃食油を使ったBDFに対する不安は拭えません。
No.5
- 回答日時:
もうすでに、廃油どころかプラスチックごみから燃料を作ることに成功しているようです。
↓URL参照。
参考URL:http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/ren/ …
ご回答頂きましてありがとうございます。
原油が高騰しているなか、廃プラスティックを60万トン以上も輸出するのはもったいないですね。
ガソリンや軽油に比べてBDFに関しては、引火点の高さなどに加え廃油から作っていることから商品に関する不安はぬぐえません(他の国で何年もの実績があるのであれば、多少払拭されるかもしれませんが)
流通しているBDFは、どのような規格で出荷されているのか。事故の可能性はないのか。
それが一番知りたいところです。
No.2
- 回答日時:
生合成油脂類の廃棄物を使って「燃料」として燃やしている例としては.
日本産魚粉廃棄物としての魚油は当時ヨーロッパに輸出され灯り用油として使用されていました。内臓等は日本では売れないので油を搾り取って魚油に.乾かして魚粉として肥料にというつかいかたでした。
昭和のなかば以前ですと魚の研究をする国は日本ぐらいしかなく.独壇場だったのですが。
戦争中はゼロ銭を飛ばす燃料がなくて.変なことを色々やっていました。
ご回答頂きましてありがとうございました。
魚の油を燃料にとは、もったいない話ですが、EPAやDHAなど魚の油エキスがタブレットで売られているほど重宝がられ、薬効が認められたのも、そういう歴史の上に成り立っていることが解りました。
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