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今はプロテスタントは男女平等で、女性を独立した人格として認めていますが、16世紀当時はどういった教えを説いていたのでしょうか?
エリザベス1世はプロテスタントでしたが、当時のイギリス社会は父権制でとても男女平等という感じではなかったし、プロテスタントの生みの親であるルターも女性に対する差別的な考えを持っていました。
実際のところプロテスタントはいつから男女平等を説いているのでしょうか?

またもしそれがエリザベス1世の頃からそうなら、何故エリザベス女王は父権制や男性優位社会を放置していたのでしょうか?

A 回答 (1件)

プロテスタントが成立した当時は、カトリックち差が無い状況でした。


ルターにしましても、カトリックからの離脱は考えておらず、カトリックの改革としての行動が、領邦君主の対立の中で、カトリックとの決別をせざるを得ない状況になってゆきます。

イギリス国教会においては、改革の意図すらなく、突発的に生まれ、カトリックとほとんど変わらない教義でした。

イギリスなおいての国教会の教義の変化は、ピューリタン革命、名誉革命により起こります。
この両革命により、イギリス国教会は、国教会、長老派、会衆派、バプテストに分裂し、後国教会からメソジストが分裂し、現在に至っています。
各派は、これらの分裂後、教義を整えてゆきます。

エリザベス女王の時代では、彼女が、自分を抹殺しようとしたカトリックを徹底的に忌避していただけで、社会的、宗教的改革を行う事を望んでいたわけではありません。

ルター派にしましても、現在の教義が整えられるのは、17世紀末から18世紀にかけての話しです。
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