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村上春樹・古川日出男・飯嶋和一が好きな作家御三家です。圧倒的な筆力と内容を兼ね備えた作家及び作品を教えていただけませんか?文庫・単行本・国内・海外は問いません。宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

近代文学で良いですか?


三島由紀夫 特に「金閣寺」です。

文学には全く興味が無かった自分が一瞬で虜になったほどです。逆に流行の小説などは稚拙に見えて仕方がなかったのを覚えています。
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この回答へのお礼

「金閣寺」は今年初めに読んだのですが、あの主人公の狂気ともいうべき心理描写には私も一瞬で引き込まれました。そういえば、三島作品は「サド公爵夫人」と「若きサムライのために」を読んだだけで、他の作家の作品に移ってしまいました。また他の三島作品を読んでみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/25 01:59

村上春樹さんが好きならドストエフスキーをお読みになってみては?



春樹さんの作中にも『カラマーゾフの兄弟』が登場しますし、彼の尊敬する作家です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1858747
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この回答へのお礼

URLを見ましたが、圧倒的な支持ですね。僕も村上春樹好きということもありますし、いつかは読まなければとも思い、「カラマーゾフの兄弟」や「罪と罰」は“積ん読”したままなので、これを機に一念発起して夏までには読んでみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/25 22:44

こんにちは。


日本人作家では私のお薦めは遠藤周作氏です。
「海と毒薬」は比較的入り易い作品だと思います。文調は淡々としていますが、人間の持つ業、良心の呵責などの心理の複雑さを鋭く描いた読み応えのある内容です。
その他の作品も人間の心の奥深い所を探った作品が多いのですが、宗教色の濃いものが多いので好き嫌いの分かれる所だと思います。もしご興味があれば「沈黙」が一番お薦めです。

次は五木寛之氏の「青春の門」です。こちらは全篇6部構成の長編です。まずは第1部 筑豊篇から順に読まれる事をお薦めします。
この作品はそのタイトルの通り九州出身の一人の青年の1960年代激動の青春時代の物語。誰しも完璧ではなく、失敗や試行錯誤しながら生きているんだと実感させてくれます。臭い表現をすれば人間の生命の息吹が感じられる作品です。

あとはアメリカ人作家のアーネスト・ヘミングウェイです。ヘミングウェイの作品は文体はダンディでありながら、生きていく中での疲労感や荒廃など人間臭さが飾り気無く描かれている所が私は好きです。
有名な所では「老人と海」「武器よさらば」など。
これらはかなりスタンダードですが、その他戦争を題材にしたたものなどの短編もお薦めです。中でもヘミングウェイの初期作品を集めた短編集「われらの時代・男だけの世界」は優れた作品が多いと思います。

質問者様の参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

こんばんは。遠藤周作さんは「深い河」を5年くらい前に読んだことがあります。とても面白かったのですが、なぜか他の作品を読むことがなくここまできてしまいました。「深い河」は宗教色の濃い作品でしたので、「沈黙」も楽しめそうです。早速購入しようと思います。五木寛之さんの作品は未読ですので、これもチャレンジしてみます。ヘミングウェイは大学生の頃(もう10年くらい前です)に短編集「キリマンジャロの雪」を読みましたが、当時はあまり楽しめませんでした。今なら良さが分かるかもしれませんね。まずは「われらの時代・男だけの世界」を読んでみます。何冊も興味深い作家・作品を紹介してくださいましてありがとうございました。

お礼日時:2006/05/28 23:37

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