
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
陳舜臣さんが執筆した「中国の歴史」をお勧めします。
ジャンル的には小説ではなくノンフィクションになるし、全10巻くらいで半端じゃないボリュームなんだけど、語り口が実にうまいので小説十八史略からでもさほどギャップなく入れるはずです。歴史観に変なイデオロギーが入ってなくて、対立する各民族・陣営の扱いが極めてフェアで公正な目で見ている点にも好感を感じます。これを読むと、歴史の教科書が如何に無味乾燥でわかりにくい記述になっているかが良くわかります。(勉強は難行苦行してやるものだと言う価値観が教科書の執筆者にあるのだろうか?)回答ありがとうございます。
10巻くらいかぁ…でも中国史を全部まとめるとそれ位になっちゃうんでしょうね。
小説十八史略はあまり苦にならず読めたので、早速探してみます。
No.2
- 回答日時:
私も陳舜臣氏の書き物はよいかと思います。
私は、チンギスハーンの一族しかまだ読んだことはないのですが(時間がない・・・)・・・歴史小説の中では非常に歴史書に近く、かつあくまで歴史小説であるという面を保っているため、内容的には好感が持てます。
この書き方が他にも共通しているとすれば、お勧めできますね。
元代以降の中国史についてあまり書き物は多くありません。これについて陳舜臣氏はこう書いています
中国の通史を囲うとするとき「元」のところで足踏みするのが普通である。チンギスハーンが登場するあたりから、歴史はもはや「中国史」を越えてしまうからなのだ。
これは実際にそのとおりで、その続きに書かれているように、これらの記録はペルシア語でかかれ、それまでの漢字記録とは大きく異なっているため、東方の史家がここで足踏みをするのは当然である、と続いています。
その後中国は鄭和の遠征や外部民族である清の流入、そして欧州列強との領地争いと、明らかに中国史で片付けられない世界にいきます。
その大きな転換点が、元なのですね。
こういったことをしっかりとらえて、かつ向き合っている陳舜臣氏の書き物は、おそらく歴史を大まかに捉える上でも、よいかと思います。
ただ、「中国の歴史」は読んだことがないため・・・回答の自身は「なし」としておきます
回答ありがとうございます。
確かに元より前と後では雰囲気が違いますねぇ。
元以前に出てくる中国人以外の人間って匈奴くらいですし。
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