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 微生物の分類試験の論文で、カルボキシメチルセルロース(CMC)を分解するか否かでセルラーゼ活性の有無を問うものをいくつか見かけました。しかし、CMCはセルロースに親水性の官能基を付加して水溶性にしたものであったと記憶しています。
 従って、天然にない、しかも水に容易に溶けるような基質を使ってセルラーゼ活性の有無を論じるのは無意味なような気がするのですが、いかがでしょうか。さらに、CMCを分解できても、結晶性のセルロースを分解できない場合が結構多いのではと思うのですが、いかがでしょうか(逆の場合はあり得るかも知れませんが)。そこらへんについて教えていただければ幸いです。

A 回答 (1件)

こんにちは



セルラーゼは3つの活性を総合して評価されていたように思います。
CMCアーゼ活性、βーグルコシダーゼ活性、アビセラーゼ活性です。
CMCが用いられるのは基質として使いやすいからだと思います。
詳しくは下記のリンクのPDFをご覧になってください。
5ページ目より後ろがセルラーゼに関する記述になっています。
http://www.gene.affrc.go.jp/micro/pdf/manual/man …
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この回答へのお礼

ご教示有難うございます。リンクのマニュアルには非常にわかりやすく書かれており、助かりました。読んで勉強しようと思います。
有難うございました。

お礼日時:2006/10/18 16:37

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