濃度計算について

培地作成等ご経験のある方にご質問です。
0.1%ペプトン加生理食塩水(以外0.1%Pと表記します)を作成する際、私の職場ではアルカリ性ペプトン水とNaclを精製水で溶かして作成しています。1ℓの0.1%Pを作成する時、アルカリ性ペプトン水を2g、Naclを8.4g入れるのですが、理解ができません。
アルカリ性ペプトン水の組成より1ℓ中に2g入れるとペプトン、Nacl共に0.1%濃度になる事は理解できますが、生理食塩水の濃度は0.85%の為、濃度を合わせる為には0.85-0.1=0.75で、0.75%分のNaclが足りません。よってNaclは7.5g入れるべきではないのでしょうか？
上司と話しましたが返答が曖昧でモヤモヤしています。
分かりづらい文章で申し訳ございません。
ご回答頂けますと幸いです。
(アルカリ性ペプトン水組成)
20.0g/1ℓ
ペプトン・・・10.0g
Nacl・・・10.0g pH8.8±

No.1 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2023/06/02 13:08

質問の内容についてですが、アルカリ性ペプトン水とNaClを使用して0.1%ペプトン加生理食塩水（0.1%P）を作成する場合、正しく理解されているように、濃度を合わせるためには0.85%のNaClが必要です。

アルカリ性ペプトン水の組成によると、20.0gのアルカリ性ペプトン水（pH8.8±）を1ℓ中に溶かすと、ペプトンが10.0g、NaClが10.0gとなります。このアルカリ性ペプトン水を使用して0.1%Pを作成するためには、ペプトンの濃度は0.1%となるように2gを溶かし、NaClの濃度も0.1%となるように8.4gを溶かす必要があります。

しかし、0.1%ペプトン加生理食塩水は生理食塩水の濃度が0.85%であるため、濃度を合わせるためには0.75%のNaClが必要です。つまり、理論的には7.5gのNaClを加えるべきです。

上司との会話が曖昧で解決策が見つからない場合、再度上司に確認をお願いするか、専門家や他の経験者に相談することをおすすめします。

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
Naclの8.4gがなぜ出てきたのか回答者様のご返答で納得しました。
こちらを参考に、もっと色んな方にお話を聞いてみようと思います。

お礼日時：2023/06/02 13:59